スネオヘアー フォーク"まんざらでもない"名古屋ダイアモンドホール
いつもながらダイアモンドホールは入場に時間がかかる。690番あたり(忘)だったのだけど18時15分くらいにやっと会場に入ることができた。18時30分開演だぞ。

ツアーグッズ売り場をちらっとのぞく。壁に見本としてかかっているTシャツの胸にでかでかと書かれているのは満 更の2文字。まんざらでもない。

そそくさとホールに入る。会場は7,8割の入りで客層は8:2くらいで女性がかなり多め。なぜかシャープなフォルムの眼鏡をした人が異様に目に付いた。4人に1人くらいいた。あと親子連れも多数(子といっても10代後半か20代)。

段の下の中央の最後方に位置づけSEがかかっていないホールで待つこと数分、バンドが登場した。

※この先、公演内容について記述があります。といっても僕は曲名もおぼつかないスネオ初心者なので、詳細な記述はありません。中途半端ですみません。(でもMCはわりと覚えててすみません)(ツアー終わったのでMore機能外しました)

※あとこれはアーティスト本人のせいですが下ネタもあります。あしからず。
とりあえずスネオ含めバンド全員のTシャツの胸に満 更の文字が。
4人が白ベースに黒字で、キーボードの方のみ黒ベースに白だったのを後半にスネオに突っ込まれていた。

登場で全体的に前のめったので少し前進。なんとかちらちらステージが観られる位置に。
1曲目がいきなり分からず戸惑うものの続く「ストライク」「アイボリー」で一気に盛り上がる。落ち着いたアンサンブルに丁寧な歌唱が乗って心地のいい空気感が広がっていた。

最初のMCで昨日コメ兵に行ってきたと語る。
「(店員の)こいつ万引きすんじゃねーか? という厳しい目をくぐりぬけてですね」
閉店間際まで7本もギターを弾き比べ
「このまま帰ったらほんと、弾き逃げですよ」
と20万のグレッチを買い、25,6万ほどポンと置いてきたそう(多分嘘)。
その後、ホテルに帰りグレッチを弾きまくってさっそく壊れ、飲みに出かけ
「(店員の)こいつ金持ってなさそーだな、という厳しい目をくぐりぬけてですね」
腕時計を見る仕草をしたり、携帯かかってきたふりをしてちゃんとした人間であることをアピールしたそう。

その後、曲順は「LIST」「会話」等、ほぼアルバム「フォーク」のとおりに演奏されていく。安定したボーカルが凄い。音はかなりソフトで、リズムはどの曲も淡々としているけれどポップなメロディーと歌声が高揚させていく。激しい盛り上がりはないけれど会場の温度は異常に上がっていたように感じた。

MCで、風邪かなにかで名古屋で病院に行ったそうで
「オ○ニーのしすぎですとか言われるかと思ったよ」
の言葉に客席から「最低!」との声があがるとすかさず
「おお!いいねー。その反応をネタに・・・(以下自粛)」
と、楽しそうに語っていた。ノーコメント。
というかその後のMCの文脈からしてこのネタ、スネオ的には定番ネタだそうで。

中盤、「フォーク」以前の曲も披露。

ファンクラブができたそうでその名前が「スネオヘアー有志会」。お堅い。
「みんなでお茶してみたり、おケーキをいただいたり……。みんなでスネオヘアーを売っていこう、応援していこう、オ○ニーダイエットをしようって会です」
の言葉に客席から「最低!」との声があがるとすかさず
「そうだろう、最低だろう(得意げ)。ミスターチルドレンとかはいわねえもんな。・・・言うのはサンボマスターぐらいだ」
と豪語。さらに
「といってもですね。俺も曲の中では言ってないですよ(当たり前)。いっそ作ってみます?」
と即興で曲披露してました。くそ、いいメロディだ。

スペ中終了の話が出て(バタードッグ兼100Sの)池ちゃんのことを
「あの、知ってるでしょ、あの・・・・・・細身の人」
とのMCがとてもツボでした。

そして一転してまじめにアルバムに込められた思いを語った後にフォークを演奏。

とにかく歌声とメロディーの上質なポップさに打ちのめされる。この曲の空虚な毎日へのさめた反抗を、僕はかなりひねくれた目線だと思っていたけれど、少し違った。ひねくれているのは他者や社会のほうで、その中でもまっすぐに生きようとして疲弊している人へのまっすぐなものだったのだと感じた。スネオのフォークが心に突き刺さってぬけなくなった感じがした。

そして怒涛のラストは「ヒコウ」のぐんぐんと上げていく展開からさらに「ウグイス」そして「セイコウトウテイ」とポップでアップテンポな曲の連続で熱かった。
ロックなめんなよ、といいながらもとてもポップな魅力で支配されたライブだったと思う。

観客のノリは前方以外はわりとおとなしかったように感じたけれど、曲間の拍手で熱さは伝わってきた。ロックなノリの曲ばかりではないのでこれが自然な盛り上がりだと感じた。

曲によってはスネオがぐらんぐらんと左右によろけながら煽ったり、客に向けて水を撒いたり、パフォーマンスもよかった。

アンコールでは新曲「ワルツ」の話からハチミツとクローバーの話に
「(客席からの『ハチクロ!』との声に)うん、ハチクロっていうらしいね。よく分からなかったですけど」
とタイアップしているハチクロになぜか冷たい。
「(客席からの『読んだ?』との声に)うん、ろ、6巻まで。よく分からなかったですけど」
ちゃんとあとでフォローはしていた。
そして、「ワルツ」を披露!
骨太なサウンドではじまるサビが優しい雰囲気のスネオ節全開な曲だった。
これからはまっすぐな曲を作っていきたいというようなことを言っていたような。
そして「テノヒラ」で合唱し、「The end of despair」でじっくり聴かせてライブは終了。

とにかくMCがおもしろかった。すさまじいエンターテイナーぶりに圧倒された。下ネタの多さには閉口だけど。
しかし、真摯だった。俳優もやっているらしいし、いろいろ表現のアウトプットが多い人なので音楽もその一つ、という感じかな、と思っていたけれど。歌に演奏にほんとに神経細やかに大切にしている姿がステージにあった。

ライブ中、目を細めて歌っているときずっと目が合っている気がしたのは、スネオマジックでしょうか。
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by kngordinaries | 2005-03-27 02:07 | ライブ


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