GOING UNDER GROUND tour"h.o.p.s"静岡SUNASH
今、シングル「アゲハ」を聴きながらライブのことを思い出そうとしているのだけど、困った。
あんまり内容を覚えていない。
原因としては狭くて天井低いライブハウスだったためライブ前半からずっと酸欠気味だったことがあげられる。ライブ自体は熱く盛り上がって最高だったのだけど。

静岡SUNASHは16時半の時点ですでに人が集っていた。17時過ぎに物販でTシャツとブックカバーを購入し、17時半の開場直前にTシャツ1枚になり入場。

ちなみに前回ツアーのthanks giving黒Tシャツをインナーに着て名古屋を出発したのだけど、春の陽気で汗ばんでくると胸の大きなプリント部分がまったく吸湿・通気能力を発揮せずべたっと体にはりついて、一部ラッピングダイエットみたいになってしまった。あんまり気持ち悪いので、一応連れとTシャツが被ったもしくは汗かきすぎたときの替えとして持ってきていた’SONG OF FREE’Tシャツに着替えた。GOINGライブに100SのTシャツもどうかとは思ったけど。

そんなこんなでの入場後、かなり密度が高いのにさらに1歩進んでくれとのお願いがありググッと密着した状態に。

※この先、絶賛ツアー中のライブについて曲などネタバレ満載ですのでご注意ください。(ツアー終わったのでMore機能外しました)

※冒頭のとおりあまり記憶がはっきりしませんので事実と一致している保障はありません。ご注意ください。

fire growのSEでメンバーが登場!

ここでさらにググッと前に詰める観客。頭から凄い歓声に包まれる。初ワンマンを観た昨年3月の長野CLUB JUNK BOXでもお客さんはもっと少なかったけれど、全然歓声の熱さに違いはなかった。状況の大きさやハコの入りは関係ない。お客さん一人一人のこのバンドへの熱量が高いのだ。

ロール アンド ロール
アルバムh.o.p.sの曲順どおり旅立ちの不安と期待と覚悟を歌ったこの曲でスタート。いきなり飛び上がって盛り上がる人、大きな声で「いつだって旅立つのは少し怖いけど」と一緒になって歌う人、それぞれに爆発する感情。ああこれがGOINGのライブだ、と思った。不安や弱さや純粋さを否定せず、センチメントを馬鹿にせず、いつだってみんなと同じ目線で歌われる曲たちは、聴いて楽しむという領域に満足しないでリスナーの心のテーマソングとなろうとする。
それはアルバム「ハートビート」からより直接的な表現を選ぶようになったけれど、ずっと前からこのバンドの核をなしていたんだろう、と思う。

アゲハ  グラフティー
さらに最新シングル曲、「かよわきエナジー」からの名曲と熱く盛り上げる。どの曲でも観客の誰かが一緒になって歌っている。素生の歌声も凄く安定していていい感じだ。

簡単なMCをはさんで、少しテンポを緩めて3人ボーカルのこの曲。
サイドカー
さらに今回はお決まりの前口上もなしにいきなりイントロが鳴らされたセンチメント・エキスプレスさらにステップ
ここまででもうフロアは熱気に溢れかえっていて、演奏が一息つくとみなの息切れが・・・。

「熱いね!前回の静岡で俺、初めて酸欠ってのを味わって、今回もやばいかな、と思ってたんだけど。だから明日もライブ(の予定を)入れないようにしてもらって。でもまだまだいけるよ」
と、素生のMC。心なしか疲れ気味の観客の拍手に「倒れそうな人は挙手して、うちのナカザが責任もって助けるから」と優しい対応を。振られた中澤も「俺に言ってくれ」と。

あすなろ
静かなイントロから「夢の果てに 今日が昇る」と素生が歌いだすと静まり返る客席。曲の持つ力を実感する瞬間だ。生活に寄り添うヘッドフォンミュージックとして高性能なこのバンドの音楽は、実は生で体感するとその何倍も威力を発揮する。けして演奏のスキルも歌唱の技術もあるわけではないのに、届ける意志が凌駕している。
「使ってない勇気がまだ半分もあるんだろう?」

TENDER
個人的にh.o.p.sの中で特別に好きな2曲の連続にグッときた。キーボードの静謐なイントロにカツカツとドラムが刻みベースが絡む展開で感情のメーターは一杯になる。
この曲と「東京」という曲は音楽好きの気持ちを代弁するような曲になっていて、ある種GOINGというバンドの到達点といえるような気がする。
「ヘッドフォンステレオ 繰り返すリズム 気付いたよ 僕らが歌うべき今を」

曲が終わりハットを刻むドラムのみがフロアに響く。しばらくして優しいキーボードの音が重なる。
サンキュー
あすなろからここまでの展開が全てある少年の物語のように感じられる構成。もちろんその少年はノスタルジックなものではなくて、実は現在進行形のバンドでありリスナーひとりひとりだ。ここまでの後悔や反省と今告げようとする感謝の言葉、後半に向かうにしたがい熱さをぐんぐんと増していく展開は前2曲の静けさもあいまってとてもドラマチックだった。
同じ月を見てた
さらに熱さと勢いを増してこの曲。演奏の疾走感も歌唱もばっちりで大きな物語ができあがっていた。

MCをはさんで
ハートビート
大合唱が巻き起こる。いつもよういっさんがマイクを観客側に向けてくれるのだけど、あれほんとに拾えてるのだろうか。どちらでもいいけど。
「うちの王子中澤はちゃんと盛り上げないと歌ってくれないよ」
との素生の言葉から学園天国のようなコール&レスポンスが行われる。「HEY!」のやりとりがテンポを上げていき、そしてついに王子の美声が炸裂!
恋のナビゲーション
王子の声もすこぶる快調に放たれ、フロアは前半戦の息切れも忘れてまた最高潮に盛り上がる。
「愛してるぜ、静岡!」
キメもばっちりに王子タイム終了。僕はこのとき、もしかしてショートバケーションをアンコールに持ってきてたりして、とひそかに期待していた。
なんとなく演奏が始まりなんの曲だったかと思っていると素生が叫ぶ。
「ボ――イズライフ!!」
ボーイズライフ
グワッとさらに盛り上がる。初期の楽曲も今の楽曲も隔てなく愛されているのがGOING。
「けがれないココロで全てをながめた 宇宙の果てまで届いちゃう口笛」
と恥ずかしいくらい純粋な気持ちを歌うこの曲は、今のGOINGからは生まれないものだ。バンドは成長を続け大きな変化もした。そこに一貫したものがあるし、ずっと大切にしているものがあるから転がっていける。そんなバンドの方法論をこのバンドを観ることでいつも学んでるような気も。
東京
本編ラストは音楽と日々についてのこの曲で優しい盛り上がりをみせる。手拍子が巻き起こった。

ちょっと疲れ気味ながらの熱いアンコールでバンドが再び登場!
トワイライト
イントロで歓声が上がる。この曲の持つ強い力に引っ張られてここにいる人も多いと思う。けして日常を忘れさせる夢物語ではない世界感のなかで、ありったけの希望を歌ってくれることがとても心強い。
MCはツアーグッズのパンフレットに収録のGO辞苑について。バンド内でのみ通用するような身内言葉が網羅されている辞典で
「これを熟読すれば俺らの飲み会で意味が通じないことはないよ」(by中澤)
とのこと。そこから「~のっけ」という言葉を例にして説明。
「例えば曲を作っていて(ここでギターのコードを鳴らす)・・・。うーん、ここなんか足りないな~。よし、ここよういっさんのっけ、よういっさんのっけで。という感じね。よういっさんのっけ」(by素生)
「なんで3回も言うんだよ」(by洋一)
という風に使うらしい。
サムネイル
丈さん作の優しさに満ちた爽やかな旅立ちの曲。h.o.p.sの最後を飾るこの曲でステージは終わった。

あすなろ~同じ月を見てたまでの流れがやっぱりポイントだった。ギターロック然としていた指向性は消え、ポップスと正面から向き合うスタンスを明確にしつつある気がする。

楽曲は変わってもライブ全体の雰囲気はいつも変わらなくて、そこが実は凄いことなんだと思う。

最後にメンバーがステージを降りたあと一人残った丈さんのMCを。
「みんなありがとう。最後に松健サンバの振り付けを一部やります。・・・・・・・・スパニッシュ!!(振り付きで)」



追記:この記事を更新してしばらくの間、下のほうにメモ書きの消し忘れが残っていて、僕以外よく分からない文が載ってしまっていたことをお詫びします。申し訳!
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by kngordinaries | 2005-04-11 00:28 | ライブ


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