ROCK IN JAPAN FES.2005 1日目
家に帰るまでが遠足です、とは校長先生がよくいうセリフだけれど、会場に向かう道中から夏フェスは始まっていた。

ひたちなかI.Cにある料金所は、ひたちなかI.Cで降りる車もひたち海浜公園I.Cで降りる車も通過するので、最初の渋滞ポイントとなる。
去年も一昨年もここで30分や1時間は足止めされていた。今回はさらにキャパを増やしたということでさらなる混雑も予想していたのだけど、意外なことに料金所手前の渋滞はほとんどなし。前に10台くらい並んでいて、数分待つ程度。
料金所の目の前で異変に気付く。昨年までより料金所の窓口が1車線増えている。
なんと反対車線の窓口をこちら車線のものにしていて、炎天下に会議机みたいなものを置いておじさんたちが手作業で応対している。フェス会場の外の、しかも公共の場である高速道路でこんな特別措置をしていることに感動。1車線窓口が増えることで、どれだけフェス渋滞と参加者のストレスが緩和されたことか。

9時30分ごろ、予想外にスムーズにひたちなか海浜公園に到着。
会場入り口に達するまでにチケットを求める人たちを多数目撃。今年のこのイベントの人気の過熱ぶりを物語っていた。
水色のリストバンドを装着し、さっそくGRASS STAGEへ移動開始。入り口から会場を見渡し、その光景にまずは一感動。
とにかく暑い。ひたすらに照りつける陽射しが痛いくらいだ。LAKE STAGEからGRASS STAGEに行く途中の道すがらにもオフィシャルグッズの販売やロッキンオンのブースが今年は出来ていた。
オフィシャルグッズ売り場は異常に混雑していたのでとりあえずスルー。100sグッズの行列に並び、直前まで悩みつつ、RING TとDOT LINE T、さらに事前に準備し忘れていたスポーツタオルも購入。

10時過ぎ、GRASS STAGE後方のハングリーフィールドに近い木陰にシートを広げる。暑すぎるのでACIDMAN待ちの前に軽く休憩を取る。
開演20分くらい前にスタンディングゾーン前方へ。ちなみにこの時点の服装は博愛堂の今年の特典Tシャツにカーキの裾絞りのカーゴパンツ。開演前のSEでミドリカワ書房が流れていたりして、ちょっと嬉しかった。GRASSステージはCOUNT DOWN JAPAN0405のEARTH STAGE同様、ステージ後方に小さな電光モニターがいくつかあり、文字が走っていた。
開演直前に恒例のROCK IN JAPAN FES.プロデューサー渋谷陽一氏の挨拶。料金所を増やしたり、公園の共有スペースへブースを置くことなどを行うための1年がかりの努力や、あとはいつもどおりマナーについてしっかりとオペレーション。一言一言に対する観客の暖かい拍手が、すでにしてピースフル。
そして「日本のロックの骨」との言葉で最初のバンドが紹介された。

11時、ACIDMAN
登場SEはやはりO=ALL。ロックのきらめきと疾走感を詰め込んだサウンドが期待感を煽るなか、3人が登場。3日間に渡るフェスの幕開けだ。
そして鳴らされたのは当然のごとくFREAK OUT。サビで爆発するサウンドにもうペース配分なんてお構いなしに飛び跳ねる観客。暑いし熱い、フェスの始まりの高揚感もブレンドされてぞくぞくさせられる。
なんとなく周囲が上を見上げているので見てみると、空にPOCALI SWEATのスカイメッセージが。なかなか素敵。
続いて聞き覚えありすぎなベースのイントロから必殺ロックチューン、造花が笑う。さらに熱気が上昇しサビのコール&レスポンスは大合唱。ちょっとギターの音のトラブルがあったようだけれど、一悟のMC等のあいだに手早く解決したっぽい。サトマは珍しく曲中、客席を煽りまくり。
穏やかなイントロとサビでの切なる想いがいつも胸を熱くする赤橙。深遠なメッセージをコーティングせずに生々しく届けるリピート。ACIDMANというバンドにしか表現できない珠玉の名曲たちは、確実にロックリスナーのアンセムとなっていて、大きな共感の波を作り出していたように思う。アゲアゲのパーティーチューンも、気の利いたマイクパフォーマンスもないこの無骨なバンドは、ほんとに頑固一徹に自分たちのやり方を貫きながら、こんなにみんなが熱狂するステージを作りあげた。それが彼らの正しさの証明だと思う。
開放感あふれる軽やかな最新曲、ある証明。そして最高のハードチューン、飛光で一番手にして最高潮の熱気を作り出し、ACIDMANのステージは終わった。
equalの次のビジョンはまだ提示されていないけれど、バンドのいい状態が伝わってきて、次の音源リリースに期待がつのるライブだった。

大量の汗に負けないように一旦GRASS STAGEを離れ、水分補給のためPOCALIを購入。スタンディングゾーンに戻るとターンテーブルのチェックに加え、ギターのチェックも行われている。てことは・・・。

12時20分、KREVA
金紙で作ったっぽい張りぼての王冠にグラサン、キャンパスグリーンのポロシャツと、さりげなく歌舞いた服装でKREVA登場!
1曲目KRAZY BOY,KRAZY GIRLはまさに1曲目にふさわしい誓いを宣言するパーティーチューン。
「ハイ! 選手宣誓 我々パーティーピーポー一同は
要はハジケたい精神に則り 大いに今日は盛り上がると誓います
明日デート、明日バイト、明日学校、変な格好、変な顔、
おまけにほかのアーティスト目当てでも別に!」
というフェスのこの場にあまりにジャストなフローに
「関係ねえ!関係ねえ!」
と観客がレスポンスし、もう息はぴったり。GRASS STAGEは完全にKREVAのフィールドと化した。
新曲、いまさら2STEPも飛び出しコール&レスポンスをラップでレクチャー!名曲、ひとりじゃないのよからはCUEZEROとSONOMIのくレーベル仲間も登場しさらにアゲアゲ。
ここでくレーベルのライブ会場限定CDの宣伝。
「ただで買えとはいーません。今から1曲やるから、それがよかったらお買い上げください」
その自信も凄いけどさらに凄い即効性抜群のトラックが初めて聴く曲だろうが体を躍らせる。
さらにラッパーのゲストとの紹介でSuper Butter Dog竹内朋康が登場し、ラップを披露!SONOMIのラップも披露され極めつけはライムスターMummy-Dが登場してのファンキーグラマラスPart 2 、さらにファンキーグラマラス。掲げられる腕、沸き起こる合唱、そして笑顔、パーフェクトなパーティータイム。
ここでゲストは全員退場。やっと落ち着いたモードに移るかと思ったら全然違った。
どでかい赤いうちわが登場し、盆踊りの要素を取り入れた最高のお祭りチューン、お祭りクレバが炸裂!かなり恥ずかしく難易度の高い振り付けを丁寧に教え込まれ、失笑まじりに盆踊る大観衆。ビジョンに映し出された自分たちをみて大爆笑しつつ、大盛り上がり。
KREVA、マジではんぱない。
ここで今夏最高のメロウチューン、イッサイガッサイ。とことん楽しいパーティータイムのあとのこの優しいトラックとKREVAの歌声が心に染み入る。とことんテクニシャン。
そしてソロのラッパーとして1曲でその決意とその革新性とそのオリジナリティを音楽ファンに浸透させたポップチューン、音色が鳴らされる。その音楽への絶大な愛情と信頼はフェスの場でよりいっそう眩しく輝いていた。
そして大団円のなか、ステージを去るKREVA。・・・と思いきや。
「もう1曲やっちゃおうかな。盛り上がったら戻ってこようと思ってたの」
湧き上がる大歓声。
「去年のこのステージが俺の初めてのステージで、ほとんどみんな知らない曲だったのに盛り上がってくれたのが、すげー嬉しかった。だから今回も初めて披露する曲をやらせてください。9月8日、908(くれば)の日リリース。別れの歌です。スタート!」
80年代のポップスのような懐かしさのあるミディアムテンポのトラックに切ないリリックを乗せたメロウチューン、スタート。これがほんとのラストチューン。
こちらの感情をダイナミックに揺さぶる、エンタテインメントなショーとパーソナルな歌を紡ぎだす今のKREVAは最高にポップだと思う。
だって、真夏の野外の真昼間のステージで、暑いとかしんどいとか一瞬たりとも思わせないライブなんてこのKREVAのステージ観るまでありえないと思っていたわけで。

木陰に戻って一休み。
ステージから聴こえてくるYUKIの伸びやかで楽しそうな歌声が心地いい。たまにビジョンを見やるとくるくると踊っている姿も見受けられた。長い夢のドリーミーなトラックが大音量で鳴り響くなか、目を閉じて軽やかで芯の強い歌声を聴いていると、ここが現実の世界じゃないような気になってしまう。
KREVAの会場限定CDを買いにいくもすでに売り切れ。あんだけ宣伝しといて。残念すぎ。
オフィシャルグッズ売り場が開場時が嘘のように空いていたので白ベースに青のグラデーションロゴTとベビーピンクのスポーツタオル、パンフレットを購入。
ちらっと聞こえてきた感じではYUKI終演後、お笑いの次長課長、品庄らがGRASS STAGEでDJブースでのお笑いライブの宣伝をしていたもよう。庄司の筋肉ネタが最前で待つお客さんたちに涼を感じさせてくれたのではないでしょうか(毒)。
そして、100sを前に食事と着替えをすませ(RING T)、まんをじしてGRASS STAGEへ。



な、長い。まだ2日半あるのに。いつ書き終わるんだろ。また続きは近々。
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by kngordinaries | 2005-08-09 20:09 | ライブ


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