ROCK IN JAPAN FES.2006 1日目
10時20分、多少のアクシデントもありLAKE STAGEの開演直前になってようやく翼のゲートから入場。
天気は快晴。どこまでも突き抜けるような青空と肌を差す強い陽射し、日中涼しく夕方は冷え込んでいたという数日前の現地レポートのときとは180度違う、超真夏日だ。

3日間着け続ける水色のリストバンドを装着し、LAKE STAGEに急ぐとすでに開演前の主催者挨拶が始まっていた。すでにかなり埋まっているスタンディングゾーンの後方まで向かう。

ROCKIN'ON JAPAN編集長の山崎洋一郎氏が注意事項等を伝えていた。
無理をせず水分補給を十分に行うこと、場所取り・モッシュ・ダイブの禁止、ゴミは分別してゴミ箱へ、他人の自由を奪わない、等々、毎年の参加者には耳タコかもしれない注意事項を懇切丁寧に紹介していく。
会場からはその言葉・思想・理念に対して温かい拍手が何度も起こっていた。この3日間だけは、フェスという名の有りえない理想をフェスに関わる全ての人が共有して、夢のような、でも確実に現実の、楽園は創造される。

10時30分、RHYMESTER
山崎氏の「キング・オブ・ステージ!ライムスター!!」という呼び込みからDJ JINが登場し、JIN-TROでこれから始まるライブへの期待感が高まっていく。そしてライムスターマイクロフォンNO.1の宇多丸、同じくマイクロフォンNO.2のMummy-Dがそれぞれ黒と赤のアロハで登場し、HEAT ISLANDで一気にアゲていく。凄い熱気。
けしからんの高速ライムも飛びきりの切れ味で盛り上がる。
このへんでMC。
「最初っからベストアクトでごめんねー!」
「他の人たちはほのぼのとね、ほのぼのレイク♪って感じだろうけど、俺たちは違うからね。お前らをレイクしてやる!って感じ」
などなど冴え渡る宇多丸のマイク。
さらに「HIP HOPって最高だろ!」というようなMCのあとでWE LOVE HIP HOP
「We love Hip Hop! Do you like Hip Hop!」とこれだけのキャリアにして軽やかに自分達の音楽ジャンルへの愛情を歌い上げる姿が粋だ。
「ここで超ビッグなゲストを呼ぶぜ!ビッグすぎてびっくりするぞ!」
との宇多丸の言葉で登場するはScoobie Do!のうちのコヤマシュウ以外の3人が登場。そして生演奏と打ち込みトラックの絡み合う最高の演奏が繰り広げられ、ここでコヤマシュウが登場!いきなり全速力で走ってきてステージ中央で煽る煽る。
そしてこの2組が揃えば当然音楽は素晴らしい。ファンキーなリズムがフェスにぴったり。コヤマシュウの歌も最高に気持ちいい。
もし「WE LOVE HIP HOP」のHIP HOP賛美に少し引き気味の意固地なロックファンがいたとしても、「音楽は素晴らしい」というフレーズにはこの場にいる誰もが賛成せずにはいられないだろう。そしてそんなフレーズをロック・バンド「Scoobie Do」の生演奏と共にこのうえなく楽しそうに歌い上げつつ、自分たちのジャンルに対する熱き想いと深い愛情も合わせ持つrhymesterのバランスの良さと圧倒的なスキルの高さは、この場にもしかしてあったかもしれないつまらない壁やこだわりをあっけなく粉砕して、大熱狂の享楽のパーティーへ全員を誘い込んでいく。
最後にはThis Y'all That Y'allもScoobie Doとのスペシャルセッションで披露し、熱狂のパーティーが終了。

いきなりの熱狂ライブに息つく暇なくGRASS STAGEへ。
エリアの入り口に着くころにはすでにバンザイが演奏されている。ステージはまだ全く見えない位置だけれど、そこここで多くの人が合唱し、バンザイをしている。ステージへ向かって駆け出す人も多数。フェスならではの光景。

11時30分ごろ、ウルフルズ
ステージが見える位置まできたころにはええねんが始まっていた。トータスの衣装が凄い。白の全身タイツのような衣装に赤い縁取りのハートマークがちりばめられている。
さらにバカサバイバーでスタンディング・ゾーンはもの凄い盛り上がり。
動きまわっているトータスの後姿がビジョンに映る。唖然とした。衣装の腰の下の辺りがハート型に切り取られトータスのお尻が半分露出しているではないか。とてもファンキー。
ラストはいい女。おなじみの「トータス松本!カムバーック!」ではその衣装が最大限の威力を発揮し、お尻からステージに戻ってくるトータスの姿が、会場中を笑いに包んでいた。
しかし歌になると圧倒的に男前なロックスターになるトータス。そしてライブを終え、ステージを去る後姿は半ケツを露出していらっしゃるのだ。痛快。

ウルフルズが終了して、しばらくGRASS後方の木陰を中心にまったり。COUNTDOWN JAPANの第一弾発表を見て100sが!!と盛り上がったり。
麦トロご飯に舌鼓を打ったりしながらDJ OZMAのライブの音を漏れ聞く。「そんなんじゃKREVA観られねえぞ!くるりなんて一生無理だぞ!」というMCはどこかの團長にそっくりだなーと思いながら。
ブログ仲間の方ともお会いしていろいろとお話したりする。

13時40分、KREVA
厳かな重低音が鳴り響き、黒い旗を振る男が数名ステージへ。左右の大型ビジョンからは「Who is "Hip Hop"?」「What is "Track make"?」といった言葉が次々と映し出され、異様な期待感を煽る。
そしてKREVAが登場!
いきなり新曲を披露し国民的行事Have a nice day!とアンセムを連発し、会場の熱を挙げていく。
最新シングル「Have a nice day!」は本当に凄い。何が凄いって、タイトルがサビが「Have a nice day!」であることだ。ロックやヒップホップのようなエッジが効いた表現が命なジャンルにあって、こんな平熱で爽やかなメッセージを表現できる輩がどれだけいることか。「愛・自分博」もそういうアルバムだけれど、このシングルでさらにKREVAは平凡な日常を肯定するポップの黄金率へ近づいていると思う。
「さっきのは8月2日に出た新曲、そんで今からやるのがカップリング!こんな曲歌っちゃってまーす」
というMCから今夜はブギー・バック。前のツアーでも披露されたところどころの歌詞を原曲から変え、ラップはなし、歌のみのメロウチューン。最高だった。
さらに
「(ステージ上が)男ばっかで男臭い!」
とSONOMIが登場し、涙とまれよ一人じゃないのよを披露。涼しげな歌声が真夏の青空に響いて気持ちがいい。
さらにキューゼロとのDANDADANで盛り上がりは最高潮へ。しかしなぜか浮かない顔のKEREVA。ステージ前方へ進み出て大歓声を浴びても今ひとつのよう。
「足りねえか」
とキューゼロ。
「惜しいけど足りねえ。全然足りねえ。しょうがねえ・・・・・・こうなったらあの人呼ぶか!Mummy-D!!」
とのKREVAの紹介で登場するMummy-D!一気に会場の熱気が爆発!そして曲は当然ファンキーグラマラス。もうアガるしかない。
そしてゲスト陣はステージを去り、語りだすKREVA。
「今日、楽屋でこのROCK IN JAPANのパンフレット読んでたら書いてあったんだけど、俺の初めてのライブはROCK IN JAPANのこのステージだったんだよね。それからまた夏がきて、いまこのステージに立てていることを嬉しく思います」
そして始まったのはなんと音色!珠玉のポップチューンに会場は笑顔。さらに超名曲スタート
そして最後はイッサイガッサイ。今回も緩急自在なステージングで、場を掌握し、踊らせる圧巻のライブだった。
しかし、登場時の意味深な演出はいまいちよくわからなかったなー。なんだったんだろう。


まだまだまだまだ続きますが、つづきはまた近々。
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by kngordinaries | 2006-08-08 23:26 | ライブ


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