アナログフィッシュ タワレコ名古屋パルコ店インストアライブ
4月からFM AICHIでアナログフィッシュがDJをしているラジオ番組「ROCKS」の公開録音&アナログフィッシュ初のアコースティックライブを観にタワレコ名古屋パルコ店に行ってきました。

10分前にイベントスペース(普段はエレクトロニカやJ-JAZZのあるコーナーを一つ二つ退かして作られた小さな空きスペース)に着くと、どうやらサウンドチェックで3人がすでに出ていたもよう。すでに100人前後の人だかりがあったんですが、いちおうアンセム購入時の優先券の効力で5列目くらいに入れてもらいました。その時点で一旦STAFF ROOMに去っていく佐々木の後姿とまだギターをチェックしていた下岡を確認。

イベントはROCKSのスタッフの方々が進行。爽やかで憎めない感じの方々で、進行とかはなれてないせいか多少ラフではありましたが、これだからあの番組はいい空気なんだなと思った。

しかしとにかく異様なまでに3人が近い。
もともとかなり小さいライブハウスやフェスの小さいステージで、何度も近距離で観てるバンドなわけですが、5列目でもステージ(階段1段分の段差もないけども)まで3m弱、ライブハウスよりも断然明るいし、普通にそこにいる人物として観えました。リアル。けして妖精(フェアリー)ではなかった。(←もともと思ってもいなかったけど)
下岡氏は長袖の紺のカットソーの下にTシャツを着ていて、暑くないのかと気になる。ニットキャップは紫。斉藤は短パンにキャップ。佐々木は髪が長い。全盛期の江口洋介を超えている(←気に入ってる言い回し)。

前半は今年リリースした音源のことを中心にスタッフ進行によるインタビュー。
曲の方法論がわりと固まってきていたので、今年のシングルあたりからは、意識的に変えている、とか、明るく楽しい感じの音楽をやりたかった、とか、アルバムの曲はもうできている、とかいろいろと。
とにかく次のアルバムへの下岡氏の自信の凄いこと凄いこと。レコーディングした曲を全部入れると60分を越え、どの曲も濃いため聴きづらいので、収録する曲数をちょっと絞る方向で一番聴きやすい曲順を練る作業をしているとのこと。
とにかく凄くいいんだそうで、めちゃくちゃ期待。 時期はまだ年内だろう、という以上のことは聴けず。

中盤はラジオ番組「ROCKS」のコーナーの収録。前情報なしに曲をかけ、感想を言い、感じた一言をスケッチブックに書く、というもの。
このコーナーでは基本的に下岡がよく話していた。斉藤も合いの手を入れる感じで参加していたけど、佐々木がほぼ黙り込み。振られてもどもりにどもった結果「・・・でもこれいい曲ですね」くらいしか言わない。
下岡は各楽器の音色の好き嫌いを即座に判断しつつ、音の感じから年代をすぐに割り出す。とはいえたまに間違えることもあり。
「このドラムの感じ、俺好き。タムのドタドタした感じとかいいよね。州のドラムと似てる」とか、ちょっといい発言だと思った。
そして「恋は桃色」(中村一義ver.)がかかると、下岡が大いに反応。
「これ、俺らの青春だよ!」と興奮気味に佐々木に言う。「この歌ってる人だよ、分からない?」「え・・・うーん、あ・・・」「え?ほんとに?声、声」ともどかしそうな下岡。だいぶ曲が進んだあたりで佐々木もようやく気づく。
そこから2人の思い出話へ。(おそらく長野の)実家の佐々木の部屋は壁にびっしり格言みたいなものが書かれていて、それが「みみなしほういちみたい」で「怨念部屋」と呼ばれていたそう。そこで、2人で音楽を聴きつつ、当時「天才」と各方面から絶賛されていた中村一義の話題から、「天才とは」という話へ。佐々木は天才と自分を比べて「俺は天才じゃない!」と言うが、下岡は「お前は天才だよ!」と反論。結果、何時間にもおよぶ討論のすえ、喧嘩になったという。会場爆笑。

そして最後はバンドにとって初めての試みだというアコースティックライブ。
セッティングの最中に下岡が名古屋に車で向かうときに渋滞に出くわしてしまい、到着が遅れた事実を明かす。
立ち位置はいつものライブと同じ並び。サイドの2人は向かい合うように椅子に座りアコギ、斉藤は立って、片手にタンバリン、片手にゴーヤ型のマラカスという編成。
ライブ直前、「緊張する」と言って発声練習をする斉藤。
曲はLiving in the city、ガールフレンド、アンセム、歌の4曲を披露。
この地方ではガールフレンドと歌は初披露だったと思われ、とてもお得な気分だった。
アコースティックだとより歌がサウンドより前に出てきて、その素晴らしさが伝わってきた。それぞれの声の重なりや組み立ての骨までクリアに見えるようで、かなりおもしろい。
アレンジはバンドバージョンを素直にアコースティックに変換したような感じで、原曲と大きく印象が変わるような曲はなかった。
佐々木は前々からライブでも弾き語りをしていたし、今回も安心して聞ける感じだったけれど、下岡の独特の歌いまわしは、アコースティックと合っていないのか、佐々木に比べて声量がないのか、なんだか隙間の多いちょっと変わった感触を感じる部分があった。バンドサウンドでこその曲&歌い方というか、前からなんとなくOTと近い印象だったのを今回は特に強く感じた。だからこそOTの弾き語りは普通の弾き語りと違ってグルーヴやリズムが最重視されてるわけで。
とにかく今までのアナログライブにない新鮮な発見と、このバンドのハーモニーとメロディのよさの再認識ができた素晴らしいライブだった。

といった感じでトータルで70分くらい。無料イベントとしては大満足ではないかと。最後には3人の直筆サイン入りROCKSステッカーをもらいました。

本人達も緊張すると言いまくっていたけれど、最後には斉藤がアコースティックまたやりたいとも発言して、楽しんでたもよう。

明日はOTODAMAとも繰り返し言っていた。
もうほんとOTODAMAに参加する方々が、羨ましすぎる。


Re:mixまであと2週間かー。ジョントポールまではあと2ヶ月。先過ぎる…。
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by kngordinaries | 2006-08-12 03:31 | ライブ


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