カテゴリ:音楽( 58 )
個人的2007年上半期ベストミュージック
人一倍湿気にメンタル面を左右されることを知ったここ1ヶ月(あまりの湿気に何かの瀬戸際まで行った気がする)、気付けば今年も半分が終了し、一旦振り返ってみたほうがいいのかどうなのかという時期が来ました。

前世紀末くらいから情報化社会がどうたらということをよく耳にするようになっていたけれど、ここ2,3年はそれがほんとに普通の生活レベルにまで定着した感じが凄くします。
音楽もいろんな付加価値を付けつつソフトとしてデジタルな情報と化して、それはもう多岐に渡るかたちで生活に張り巡らされるようになったし、そのいつでもどこでも同様の最新情報(音楽)が手に入る状況が、新たな可能性を産んでいい方向にも悪い方向にも発展していっていると思う。

とかいう僕は、音楽をダウンロードで購入したことはないし、テレビは地上波しか観られないし、その他もろもろの新しいメディアなんてパッと思い浮かびもしないわけですが。
それでも日本の片隅でこつこつといい音楽を作っているミュージシャンを、その人が毎日の生活にも困るほどの収入しかなかったとしても、知ることができ、その音楽を楽しむことができるわけだ(特定のミュージシャンのことを言ってるわけではありません)。

さて、そんな台風のような(←タイムリーな時事ネタ)音楽情報の嵐の中で、それが流れていく情報で終わらず、なにかしら自分のなかに留まって作用を起こす何かがあったものを選んでみたいと思う。
今年前半に自分が新たに聴いた作品から、まずは去年と同じ方法でベストソングを。

ギミギミック/RAD WIMPS
めちゃくちゃ新鮮だった。自分が思う究極のポップ・ソングにとても近い。楽しすぎ。

オイ!/RHYMESTER
なんでもうちょっと早くこのグループの素晴らしさに気付かなかったのかと。この曲を聴くと悔しい。

アンセム/クラムボン
問答無用に楽しい最強ポップチューン。ポップ・ソングの万能感が満ち満ちている。

指先/GRAPEVINE
狂おしくもどこか冷めた情感と、煮え切らなくもポップなメロディ。バインの真骨頂。

希望/100s
虹色の光が降り注ぐような眩い世界観がバンドの新しい扉を開いた。

Flavor Of Life/宇多田ヒカル
なんでこの人のラブソングだけは、何のフィルターもなしに心に入り込んできてしまうんだろう。

How Crazy/YUI
とにかく凄まじく「今」を切り裂く。まだまだ巨大な才能の片鱗なのだろうと思わせる。

ももとせ/100s
こんなに力強くて優しい曲を他に知らない。夕暮れと夜明けの情感、両方が感じられる大きな1曲。

泥棒/マボロシ
もの凄くIQが高いのに、それを下世話なくらいポップに炸裂させているのがお見事。

マボロシのほし(Earth-go-round)/マボロシ
ちょっと先進的なのにめちゃくちゃポップ!しかもアイロニーたっぷり。

まんまる/100s
このバンドのはっちゃけきった曲にはどうにも抗えない。もう祭りだ。

もしこのまま/100s
切実で純粋な願いをそのまま結晶化したような、そんな優しさに胸を締め付けられる。

jubilee/くるり
音楽と真摯に向き合い続けてきたバンドに、また大切なものを教えてもらったような。

HARDCORE HIP HOP STAR pt2/マボロシ
サウンドの構築感。人を食ったようなあいうえお作文的自己紹介リリック。最高。


といった具合です。
ここに「未完成ライオット」か「紅色ver.2」を加えたくなりますが、彼らには7月1日に出会ったので、ぎりぎり対象外。

そしてベストアルバム。結構豊作だったといえる気がします。


RADWIMPS 4 ~おかずのごはん~/RADWIMPS
MADE IN JAPAN~THE BEST OF RHYMESTER~/RHYMESTER
てん、/クラムボン
記念ライダー1号~奥田民生シングルコレクション~/奥田民生
記念ライダー2号~オクダタミオシングルコレクション~/奥田民生
ワルダクミ/マボロシ
ALL!!!!!!/100s
ワルツを踊れ/くるり

と書き出してみて、半分以上がベストアルバムやこの半年間以前の作品であることに気がつきました。
しかしRADWIMPS4は最近もちょくちょく聴いてますが、本当に名盤。何年後かに振り返ったときに時代のロック盤となっていそうな完成度と独自性がある。

今年後半の注目は、何と言っても、さすがにそろそろ、いいかげんに、待望のオリジナルアルバムを届けてくれるであろう奥田民生氏です、個人的には。というか、出してもらわなくては困ります。
そして、近年ペースが上がりに上がっているもう一方の雄、吉井和哉氏の新作は9月に確定してますが、こちらも楽しみすぎる。

STAN、アナログフィッシュにも新譜のリリースを大期待したいし、ここのところとてもハマっているマボロシの新作には本当に期待しています。
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by kngordinaries | 2007-07-18 01:15 | 音楽
Jubilee、こんなくるりの音楽が聴ける歓び
Jubilee

歓びとは 誰かが去るかなしみを
胸に抱きながらあふれた
一粒の雫なんだろう

なんで僕は 戻らないんだろう

雨の日も風の日も


「NIKKI」、そしてベスト盤をリリース後の久々のくるりのニューシングル「Jubilee」にもう骨の髄まで蕩かされてしまっている。

最初に聴いたときにはそうでもなかった。
前評判どおりクラシック音楽の要素が多分に配されつつも自然なアレンジと、思わず息を飲むほどの美しいメロディに感じ入りつつも、素晴らしい名曲を生み出し続けてきたこのバンドの中で突出した1曲ではないような気がしていた。
ただ、なにか違和感があった。

特に気になったのは、アレンジの中でのリズムの比重だった。
昨今のダンスミュージックとかで使われるクラシックはどちらかというとゆったりと流麗な要素となり、そこにビートを入れるのはあくまで打ち込み、というのが基本形だと思う。しかしこの「Jubilee」のなかでのリズム隊は、メインで主張する弦や鍵盤に対してあまりにも静かに寄り添うだけなのだ。
いまどきビートを感じさせないポップミュージックはない。じゃ「Jubilee」はポップじゃないかというとそんなことはないと誰もが断言できる作品になっている。

メロディの中に、ハーモニーの中に、言葉にはできない音の移り行く時間の経過の中に、そういったものに内包されたビートを丁寧に掬い上げている、といえばいいだろうか。
とにかくメロディやハーモニーをどこまでも大事に、それに添ってリズムを組み立てた結果、とてもポップな音楽がここには生まれている。

くるりといえばリズムにはどこまでも気を使うバンドだ。
いつかのときには停滞する邦楽ロックにリズムの重要性とそこにこそ革新性が込められると知らしめたうちの一組でもある。ビートに新しい耳障りがあることが重要なことであることを啓蒙した一組でもある。
そんなバンドがこんなふうに表現のベクトルを切り替えたことが、なんだか違和感を感じた一因だったんだろう。

聴けば聴くほどにこの曲はたまらなく耳に優しい。もうここのところ口をつく鼻歌は95%越えでこの曲のサビのメロディ。とにかく病みつきなのだ。
この曲を聴いているときに、くるりというバンドやそのメンバーのビジュアルやこのシングルのオリコンランキングや、もっと言えば時代も目の前の風景も頭の中にない。音の世界以外の要素は関係なく音楽に浸って聴ける感じが強くある。
うどんでいえば素うどんである。(←微妙なたとえ)

そして思い返してみるとくるりといえばそういう作品を作ってきたバンドだった。
純粋な音楽的探究心のなかで、リズムやビートに寄り添った時期もあったけれど、本当の軸はとにかく広い意味での音楽対自分。それがくるりだった。
だからこの作品はそんなこのバンドの道程の先を示すものとしてなんら矛盾しないし、むしろ大納得な進化なんだ。結構何回も聴き倒して、やっと思い至った。

個人的な文脈で語らせてもらえば、メロディを塗りたくる世相の中で、リズムとグルーヴだけでいいだろと作品で示した奥田民生の「マシマロ」と同じくらい衝撃的に、「Jubilee」は今のポップ・ミュージックに対してカウンターを放てていると思う。
そして「マシマロ」と同様に「Jubilee」もパッと聴き全く持って最高のポップミュージックであるところが大変に素晴らしい。


ともすれば音楽以外の様々な要素に目を奪われがちな音楽シーンの中で、まっすぐに音楽を追求するくるり。
それはとても素晴らしいことであると同時にとても困難なことでもあるし、実際彼ら自身も軸がブレたことはあったように思う。
そんな中で届いたこの作品は、このバンドの未来だけでなく大げさに言えば音楽シーンの未来をも照らす一筋の光になるんじゃないだろうか。

というか、くるりといえばそういうバンドだったんだった。
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by kngordinaries | 2007-06-24 14:51 | 音楽
ALL!!!!!! 100s
で、朝は決まって、築地でいつもの洋食で。
あと何年かで、ここもさよなら?


中村一義のハイトーンボイスがいきなり耳を直撃して、すぐさま爽快なギターのカッティングからバンドサウンドがあふれ出すオープニング「そうさ世界は」から、現在の100sというバンドの明確な意志と澄み切った心情がはっきりくっきりと音のすみずみに感じられる。
上に引用したのは、そのアルバムの出だしの歌詞なのだけど、「で、」という冒頭の前置きは前作の「OZ」を踏まえて、という意味合いを感じるし、そのあとの築地や鬼子母のくだりなんて、生粋の下町っ子である中村一義独特の言葉と描写が素晴らしく、いきなり心掴まれてしまう。

そして立て続けに「希望」。
万能感すら感じられるパワフルに聴き手の背中を押す、強さと優しさが溢れた爽快なこのポップチューンに、なぜか涙腺が緩む。シンプルで簡潔な言葉の奥に、聴きようによって多様な想いを汲み取ることが出来る懐の深い一曲だ。

さらに勢い止らず、100s音頭とも100s流盆踊りソングとも言えそうなお祭ソング「まんまる」の音色とリズムの心地よさといったら!

等々、全11曲で時間にして40分ちょっとのいまどき珍しくコンパクトな作品なので、勢いで全曲感想を連ねていきたくなる。というか、全曲ポップソングとして恐ろしく出来がよく、あっという間に1周聴き終えてしまう。100sの2ndアルバム「ALL!!!!!!」はそんな会心の作品だ。

とにかくエネルギッシュで透明感に溢れている。メッセージも明確なら、音もざっくりとした味わいで明快。
音響的おもしろさのあった以前の中村一義の構築されたサウンドの流れからすると、大きな変化を感じられるサウンドは、聴き始めは多少違和感があった。けれど、聴けば聴くほどに心地いい。中村一義の音源だというフィルターを通さずに聴けば、このダイナミックなバンドサウンドは今のロックシーンのど真ん中に位置するものだと言えると思う。

中村独特なメロディはそのサウンドの中で伸び伸びとポップに羽ばたき、ライブ会場ではどの曲もシンガロングされるんじゃないかと思うほどとっつきやすい。そして、どこか切ない。
そう、パワフルで爽快な音やエモーショナルなボーカルでコーティングされたそれぞれの曲のメロディ、そして言葉はどこか悲しみや弱さや終焉というものを感じさせて聴き手の心を震わせる。それこそが、この「ALL!!!!!!」の核なのだと思う。

誰もが人だよ。そう、誰もが自然の一部で。
全ては変わるよ、もう。それでも人だよ。

若い理想や夢、散々な粉。かけらに。
まだ咲くぞ。まだ、咲くぞ。
この樹、ももとせ。

このままいたいのは、僕らでなくて心でいい。
痛いのは、心じゃなく僕らでいい。
いたいから、僕らはまた別れ、
もう一度、出逢うんだよ。

その表現の根っこには、中村くんとそのおじいさんとの別れがあるのかもしれない。それは分からない。
ただ、この作品の全体にはどこか虚無感にも近い空っぽの絶望のようなものがあり、そこから無理やりにでも自分や周囲の他者を鼓舞して奮い立たせ、その涙を止めようとする確固とした意志があるのは間違いない。それがこの楽曲とサウンドを呼んでいるんだと思う。

そしてその気分や雰囲気はわりと生々しく時代の感覚と共鳴しているような気もする。

ノー。ただ、あまのじゃくなだけっス。

イェス!デカイまんまる。満月だ、まんまる。


始まりはいつもここからだ。Do The バカ To The World.
騒ぎはいつもここからだ。Do The バカっつうか、
始まりはいつもここからだ。Do The バカ To The World.
騒ぎはいつもここからだ。Do The バカ To The World.

なーんもない。まぁ、過渡期とはいえ、なーんもない。

なーんもない。が、限りなく広い。なーんもない。

ユニークな歌詞がいつも以上に満載なのが今作の特徴の一つだと思うのだけど、そこにユーモアとシリアスが混ぜ合わさったカラッとドライな達観が感じられるのが、とても興味深い。こういう感覚の言葉を産み出せる人は本当に少ないと思う。


まあとにかく「ALL!!!!!!」は、ぜひとも多くの幅広い音楽好きに聴いてみてほしい素晴らしいポップアルバムになっている。
100sとしての結束感はこのサウンドを聴けば、もうなんの不安もない強固なものだと分かるし、そろそろ始まろうとしている久しぶりのライブツアーへの期待も高まる。この「ALL!!!!!!」に込められた感情が、会場で爆発する光景をこの目で観られるのが本当に楽しみだ。
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by kngordinaries | 2007-06-06 01:38 | 音楽
この希望、ももとせ。
あと1週間足らずで、100sの2年半ぶりのアルバム「ALL!!!!!!」がリリースされる。そしてそれに伴った2年ぶりとなるツアーもスタートする。
昨年表立った活動がとても少なかったことからしても、今年は100sイヤーと言える。(←あくまで主観)

まず2月に約2年ぶりの音源リリースであるシングル「希望」がリリースされた。
「希望」はシンプルで疾走感のあるバンドサウンドと、キラキラとした音色で果てしなく飛翔するキーボードが印象的な、超ポップなロックチューンだ。爽やかに吹き抜ける風のように、雨上がりの虹のように、ただただ優しくまっすぐに今日の大切さを訴えるメッセージが胸を打つ素晴らしい曲だ。
カップリングの「シンガロング」は、ステージから観客全員に向けて放つイメージを想起させる1曲。ミディアムテンポのどっしりとしたバンドサウンドが力強い。

続いて4月に発売された第2弾シングルは「ももとせ」。
「ひゃくねん。ひゃくさい。転じて、多くの年。長い年月。」を意味するタイトルからも分かるとおり、万感の想いが詰め込まれたエモーショナルなミディアムバラッド。「なぜ泣くの? なぜ泣くの? ただ、なんとなく、ね。」と言いながら「だから、泣くな ただ笑え。」と鼓舞し、「この熱、ももとせ」と願う、優しさと強さが心に深く染みこむ切ない名曲だ。
カップリングの「なぁ、未来。」はド迫力で疾走するギターロックチューン。力強いメロディーラインとシンプルだけど6人の音ががっちりとまとまったアレンジがかっこいい。

そしてそれらに連なって、ついに来週リリースされるアルバム「ALL!!!!!!」は、もちろんまだ未聴なのだけど、全11曲約40分と前作「OZ」の大作っぷりとは真逆のコンパクトな作品になるようだ。

音源として今のところ届いている4曲から共通して最初に感じらたのは、驚くほどシンプルな音構造で作られていることだった。どの曲にも変に引っかかる部分や戸惑うような新鮮な驚きはなく、初めて聴いたときからすんなりと体に染みこむようだった。
純度が高い、という言い方がいいのか分からないけれど、それぞれが明快なフォルムを持っていて、それがシンプルな表現に落とし込まれていて、リスナーに妙な媒介を抜きにして直に届く。そんな音楽だ。

コンパクトでシンプルで分かりやすい。「ALL!!!!!!」はそんな作品になるんだろうか。タイトルからもその雰囲気は感じられるけれど。
どこまでも爽快で力強い「希望」、切なる願いの感情が胸を熱くする「ももとせ」、この楽曲たちがアルバムの中でどう輝くのか、今から期待が高まってしょうがない。

そして、中村一義の音楽に対してはいつも思っていることだけど、今回のように間口の広いフォルムでリリースされる作品は特に、多くの人に耳にしてほしいと強く思う。

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by kngordinaries | 2007-05-11 16:00 | 音楽
MADE IN JAPAN  RHYMESTER
初めてちゃんと聴いたのは2001年、彼らのメジャーデビューのときだった。

EAST ENDやスチャダラパーよりは少々ギャングスタ感はあるけれど、ZEEBRAみたいなコテコテでもない、といった印象で振りきれた感じがないものの、そのスキルの高さや心地いいトラックが気に入って、とりあえずそのあとのアルバムは全てチェックしてきた。

「ウワサの真相」「ウワサの伴奏」に比べ「グレイゾーン」はその名のとおりにどこか曖昧模糊とした匂いと内省的なライムが多く、ちょっと自分にはしっくりこない印象があった。
続く昨年春にリリースされた最新作「HEAT ISLAND」。日本という国の変な熱にのぼせているような、逆にこの袋小路な状況だからこそなにかが生まれそうな混沌としたエネルギーの胎動のような、そんなフィーリングをフィーチャーしたこの作品に妙に心を捉えられた。

昨年の夏フェスでのステージのまさに「音楽は素晴らしい」を体現する「キングオブステージ」を観て以降、「HEAT ISLAND」および過去作品のリピートがいつのまにか増えていった。

そしてグループ結成17年(!)、インディーデビューから14年の集大成というベストアルバムその名も「MADE IN JAPAN」が2007年1月に届いた。
日本のヒップホップの黎明期からそのジャンルの定義を作り上げてこねくりまわして広げてそして広めたグループなんだという自負と、クラブカルチャーとショービズの現場の証人とこの国の生活者という2つが混然一体となった視点からのこの国への愛ある批評と提言を表現に盛り込んできた軌跡を、素晴らしく表したタイトルだと思う。

いやほんとにこのベストアルバム全26曲は凄い。
今の耳からすると吹き出してしまうくらいつたない楽曲もあるけれど、そのつたなさこそが彼らが手探りで細部から一つ一つトライアルをして、今のヒップホップシーンの土壌を作ったうちの一組であることがよく分かる。
さらに、90年代までの作品のB-BOYアンセム的な作品群と、メジャーデビューあたりからのライムの社会性とサウンドのジャンルレスな音楽性が飛躍的に増し自分達のなかでほんとにリアルならもう何でもあり的になった作品群の振り幅が凄まじい。
決して譲れないぜこの美学 ナニモノにも媚びず己を磨く
素晴らしきロクデナシたちだけに 届く 轟く ベースの果てに
見た 揺るぎない俺の美学 ナニモノにも媚びず己を磨く
素晴らしきロクデナシたちだけに 届く 轟く ベースの如く
                                      /B-BOYイズム

きっと オレが温暖化の元凶 湯気とまんねぇスキンヘッド
ニッポン! 狂った桃源郷 ウォッチング中の望遠鏡
不眠不休で猛勉強 食生活? ホルモンの影響?
言わば人体への挑戦状 平成女子の異常成長
どうしてくれよう? この現象、 今の感情こう表現しよう
「けしからん!」(宇多丸)

Yes,Yes y'all to da beat y'all Mr.Dタマに空しーの
端から見りゃ相当C調なオマエらなんでそう調子いーの?
デビューしたばっかでその完成度 アラ探したって見つかんねーの
プラス人間出来てるんだからアンタもうやってらんねーよ
オマエが連れてるデルモちゃんと交換しようぜオレのアダモちゃん
「けしからん!」(Mummy-D)
                                      /けしからん

現場感覚が抜きん出て秀でているグループだけに、とにかくパーティーチューンは掛け値なしに最高だし、ライムの語彙の豊富さや表現方法の豊かさやリズムへの乗せ方はほんとにどこまでもハイセンス。頑張ってヒップホップ用語を使っていうと、ハーコーでドープでイルでリアルで・・・ってな感じである。

そんなこの作品を聴きまくっていて、今特に心奪われているのがリリース当時はあまりピンとこなかった「グレイゾーン」の曲たちだというのが自分的におもしろい。
全ての価値観がはっきりしないグレーな世の中であること、もしくはリリースされた2004年当時の不況と国際情勢への世間全体の漠然とした不安感、それらをちっぽけな自分の部屋での内省と世界の現状の対比、というテーマでアウトプットした楽曲がいくつかおさめられたこのアルバムは、例えばそれから2年あとにリリースされたASIAN KUNG-FU GENERATION「ファンクラブ」で表現されたそれと同様のことを表現していたと思う。
どこか遠い国で起こった大惨事 TVで眺める幸せな午後3時
所詮万事 他人事なのにホントイヤな感じ
まるでガンジーよりも逆卍 旗に掲げる野蛮人たちの勝ち
みたいな不吉な時代の暗示 感じながら食べるまずいブランチ(宇多丸)

テロに対するビッグ・テロ 映し出す夜中のチャンネル・ゼロ
じっと眺めながら待つバッド・ニュース 傍らにはポテトスナックとジュース
それも喉元過ぎりゃ知らんぷり 報道打ち切ったニュース番組
見てりゃ誰もが思うぜ War is over 全世界に広がれ 青い空 だけど(Mummy-D)

911エブリデイ 驚くようなことたぁ別にねぇ
ミサイル 弾丸 雨降りで ただしカメラ回ってねぇ国で
911エブリデイ 驚くようなことは別にねぇ
ミサイル 弾丸 雨降りで もうできりゃ目ぇつぶりてぇ

ハウマッチ? 人の命の価値 気持ちは確かに等しく同じ
はずだが飢えて死んだ子の体重 よりもずっとズッシリ重たい銃
それは高値を更新中 そして世界を土足で行進中
そのオコボレを拾うチャンス来るさ ってな調子の黄色いアンクルサム(宇多丸)

また憎しみの連鎖 自爆テロ 子供達まで巻き込まなくてもと思うが
それを殉教と呼ぶらしい 本当虚しいが 今持って処置ナシ
民族 国家 主義 主張 宗派 自由もたらすのはその銃か?
ユナイテッドネイション メディアのアジテーション
越えろ オレらのイマジネーション(Mummy-D)
                                     /911エブリデイ

そこで連想する/議会でしょっちゅう寝てますよねえ
公務の全然途中/で、なぜか余裕で豪邸所有
料亭通うヤツらを「せんせい」と言う/世界一大人しい納税者
別名「いいカモ」さえも騒然としちゃう/この事態招いた張本人 戦犯ども
裁かれて当然とちゃうの?(宇多丸)

Y,E,N (Money) 日本銀行券 (Cash Money)
Y,E,N それが無きゃ始まらねえ
Y,E,N (Money) 日本銀行券 (Cash Money)
Y,E,N そのためにさぁ働け

(それが無きゃ始まらねえ) のは百も承知/達してみたい 成金の境地
金バラ撒いて飽きるまで放蕩し/まだ余るなら社会にご奉仕
なのにオレのオヤジは失業し/片や隣のダンナさんは過労死
これじゃ希望失って子供は自暴自棄/見逃せるならオマエらは非常識(Mummy-D)
                                     /続・現金に体を張れ

WELCOME2MYROOM ガラクタ詰まったオレの小宇宙
WELCOME2MYROOM
                               /WELCOME2MYROOM

MCというまずパフォーマンスありきのヒップホップ独特の職業は、1曲に詰め込める言葉数が多いし、なによりサウンドが変にシリアスにならずカジュアルに言葉を音に乗せられることからも、より素早く生々しく時代を描写することができるアートフォームなのかもしれない、とRHYMESTERを聴いていると思う。
ロックは50年前に生まれている。それはその時代の必然で産まれたのだろうけど、それより大分歴史の浅いヒップホップはより今の時代に距離の近い構造を要している。それはどんなカルチャーでも当たり前の真実なんだけど、それを体現するアーティストがいないと、そのカルチャーはなかったことになって消えていくわけで。
だから日本のヒップホップにとってRHYMESTERは「最も重要なグループ」という言葉で表されているのだということがよく分かった。

新レコーディングも数曲入り、「オイ!」という完全新曲の超痛快で最高の新ヒップホップアンセムもあり、大充実のこの作品以降の一連のリリースラッシュと3・31武道館公演を最後に、しばらくリリースを休憩(ライブ活動は続行)するらしいRHYMESTER。
ヒップホップを背負ってシーンを切り開いていた当時の作品も素晴らしいけれど、最近のバンドとのセッションなどジャンルレスな音楽性とどんなことでもライムしまくった結果今の時代を鋭く抉った豊かな批評性を持った作品が大好きな僕としては、また早い段階でのリリースを期待したい。

Hey,オレらもいいトシなのに いつまでたってもこの調子
Yeah,And You Don't Stop 騒ぎ続けるのさ いつも夜通し

生きてくだけでも ひと苦労 それでも上を向いて歩こう
目標は きっとあの丘向こう Yeah,And You Don't Stop
                               /And You Don't Stop

上手 (かみて) サイド 下手 (しもて) サイド MC'sの背後も照らせライト
しかと見ときなこのアイランド 飲み込んだ魔のトライアングル
Can you see that?/(オイ!オイ!オイ!オイ!・・・)
Nah,Nah, そいつぁマボロシじゃないぜ
Yo,これがキングオブステージ レジェンドの現在進行形 Like this
                                      /オイ!

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by kngordinaries | 2007-03-18 16:59 | 音楽
iTunes的我音楽生活2
GRAPEVINEの新譜が予想以上にいい!とか、クラムボン「best」を聴いて、あのどこかでよく耳にしてたあの曲が「サラウンド」だったのか、名曲すぎるなーとか、あいもかわらず音楽漬けな毎日を過ごしております。

ここのところ、なかなか部屋のコンポの前にいられる時間も少なく、iTunesおよびiPod nanoの稼働率が非常に高くなっていて、それはちょっと残念なことであると同時に自分のリスニング履歴が分かりやすく管理されてなんとなく得した気分になったりもします。

そんな自分のiTunesの中の曲たちの再生履歴をダーッと公開したのが思い返せばちょうど1年くらい前だったので、個人的にちょっとまたここ1年の再生具合を整理してみようと思い立ちました。

iTunesへの追加日が2006年3月以降のものに絞って、それを再生回数順に並べなおしてみました。

多分今回も無駄に大量に曲を羅列していくのでお暇なひとだけどうぞ。

ぶっちぎりの1位はもちろん・・・
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by kngordinaries | 2007-03-14 02:03 | 音楽
私的MUSIC OF THE YEAR 2006 このアルバム 編
あーしくじったしくじった。ついに年が明けて1ヶ月も過ぎてしまいましたが、やるべきことはやるべきだということでやるしかないかと思います。

ここ数年の世の音楽のたしなみ方の劇的な変化に反して、基本的にはミニコンポでCDを聴くスタイルの僕には、いまだにアルバム単位での評価というのはなかなか大事なものだったりする。
iPod nanoでもわりと律儀にアルバム単位で聴くのだけれど、それだと曲間の秒数とか変わってしまうところがどうしてもね、などと細かなところもちょっと気にするくらい。

今回選出した結果をみて、比較のために一昨年の記事を見てみたところ、やっぱり昨年は僕にとっては多少不作気味の年だったのかも、と思われます。特に前半は少なめな印象で、後半で盛り返したかなと。
基準は自分が去年1年間で新たに耳にしたアルバムで全体を通して好きだ、といえるもの。10枚くらいにまとめようとしてみました。

では例によってひっそりと公開。

意外と意外な結果かも
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by kngordinaries | 2007-02-04 14:26 | 音楽
私的MUSIC OF THE YEAR 2006 この1曲 編
2006年は、「音楽」という言葉でここで書くときは表現しているいわゆるJ-POPやロックとは、アートなのかエンタテインメントなのか、という問いがなんとなく頭の中にあった1年でした。

で、その答えもなんとなく自分の中で出たのですが、それは「かぎりなくエンタテインメント、でもまあアートな部分もある」でした。真実はいつだって曖昧なものさ。

ポップ・ソングは時代を映す鏡である、とはよく言われるもので、サビのフレーズ一つ、楽器の音色一つ、リズムパターン一つ、ボーカルの歌唱法一つがその年を象徴するような存在として、後々整理されていくことが多いように思う。
それはまるでニュースのようだし、ポートレイトのようだし、CMのようだし、新製品のようだし、政治のようだし、ライブのようだ。
凄い1曲にはそれだけの情報量と時代性があって、でもそれは実際は5分くらいの空気の振動であるのだ。で、なにが言いたい。

はい。それではもう年明けて3週間が過ぎて、年末はおろか新年な空気なんて微塵もなくなった今、これをやる勇気を持つ自分に自分から賛辞を送りつつ、私的MUSIC OF THE YEAR 2006年版をひっそりと(←いまさら恥ずかしいから) 開催します。

去年は一昨年に引き続き、かなり音楽を聴きまくった1年だったと思う。特にライブに行く回数の増加が少々凄いことになっていたような。
音源的には一昨年ほど大豊作ではなかったような気もするのだけどはたして。

選ぶ曲の基準は自分が2006年に聴いて特別に気に入った曲。

ひっそりなんで隠します
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by kngordinaries | 2007-01-22 02:17 | 音楽
GOING UNDER GROUND TOUR TUTTI at 武道館
それなりにキャリアのあるバンドに対してこんな言い方は逆に失礼かもしれないけれど、この春から夏にかけて行われたTOUR TUTTIは、間違いなくGOING UNDER GROUND史上最高のツアーだった。
そのツアーファイナルの場所が、バンドにとってワンマンでは最高のキャパシティである武道館だったことは、本当に清々しいくらいに出来すぎたタイミングだったと思う。

本当に蒼すぎて切なすぎる青春ど真ん中のその光も闇も鮮烈に描き出した奇跡的な「かよわきエナジー」「HOME」の季節をとおり過ぎて、「トワイライト」や「ハートビート」を掲げて確かなコミュニケーションとステイトメントを模索し、豊かなメロディーを開放していく過程でついにはバンドサウンドの枠も壊してたどり着いた「TUTTI」というアルバムと「VISTA/ハミングライフ」という2曲。
特にハミングライフという曲は、どんな素晴らしいバンドでもそんなに何曲も持っていない、マジカルな力を持った1曲だと思う。このバンドはこの曲を生みだし、そして多くのライブ会場で歌い続けるために産まれたのかもしれない、などと思わせるような。


まあ、なにはさておきこのバンドはライブが素晴らしいわけで、メジャーデビュー以降、それはそれは相当な数のライブをこなしてきているにもかかわらず、ちゃんと1回のワンマンライブをパッケージしたライブDVDが出ていなかったことは、まことにいかんともしがたい事態だったわけだけど、この作品が出たことでもうオールOKだと思えた。

僕はTUTTIは長野と名古屋で都合2回観ていて、とくに名古屋はもう筆舌に尽くしがたい素晴らしいライブだったので、武道館もきっと素晴らしかっただろう、という確信はあったけれど、大規模な会場というところにほんの少しの不安もあった。
観てびっくりした。普段のライブハウスでのライブとまったく変わらない熱さ、空気感。映像で観てそう思うのだから現場で観た人たちはさぞかし嬉しかっただろうと思う。
2曲目「Happy Birthday」のイントロの会場全体でのシンガロングから、3曲目にしてずっと長年このバンドのライブアンセムとして君臨する名曲「グラフィティー」でフロアの拳が突き上げられてしまうと、もう止らない。怒涛の勢いでライブは展開していく。

ノラの妙に上達してしまっていて痛快な自己紹介ラップも、「シグナル」「南十字」の静謐な美しさも、「ステップ」からナカザボーカルの「ショートバケイション」へのダンスタイムも、後半の怒涛の名曲群も、普段どおりの、つまり最高に楽しく、胸の奥が熱くなる、このバンドのライブそのものだった。
松本素生のメガネは前半から曇りまくり、汗が滝のようだ。
他のメンバーも、それぞれのパフォーマンスが映像になることで、くっきりと見えて、このバンドのライブの緻密な構造がよりクリアに観ることができた気がした。


GOING UNDER GROUNDが体現するのは、若者たちの運命共同体としての悲喜こもごもの日常のリアルだと思う。
たとえばSMAPが「夜空ノムコウ」を歌っているときのあの感じ、RIP SLYMEが「One」を歌っているときのあの感じ、それを人生そのものでやっている5人であり、それをまんま音楽に、バンド活動にしてパフォーマンスしてる集団なのだ、という気がちょっとした。
だからダサいしむさいし、ときに脂っこく、ときに女々しく、ときにひ弱で、嘘がない。

だから初めての武道館でもライブハウスと全く変わらぬ熱さと完成度でやり遂げるくせに、アンコールの最後でぐしゃぐしゃに泣きじゃくるのだ(ボーカルのみ)。
だからいろんなバンドが苦心する会場全体の一体感なんてものを軽々飛び越した熱狂がライブの度に産み出されるのだ、と思った。

ほんとに全ての要素が絶妙なタイミングで重なり合った奇跡的な作品になっていると思う。このバンドがいてくれることに感謝。
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by kngordinaries | 2006-11-13 00:30 | 音楽
I Know STAN
ついにSTANの全貌がおぼろげながら見え始めた、そんな感慨を受ける素晴らしい作品が届いた。

まず正直な感想を言うと、まさかここまでとは思わなかった。いや、正確にいうと、まさかもうここまで到達しているとは思わなかった。
STANの感じさせる巨大な才能とその秘めた可能性で、いつかはこんな作品が聴けるんじゃないか、と思っていたその作品が、まさに今作だった。
しかもそれは成長スピードがとんでもなく早い、というだけでなく、「あゆ」「AUSCHWITZ」といったメジャーデビュー以前からライブで披露されていた楽曲からすでに持っていたものでもあったという事実に、もう平身低頭の極みである。

今作は個人的な評価で言わせてもらえば、今年のベストポップアルバムに輝くべき作品だ。
そう、高性能なロックを鳴らすバンドSTANによる「I Know」は、結果として素晴らしいポップアルバムになっている。

「愛に逆らうな」の優しいメッセージ、「あゆ」の破壊力抜群のユーモアとアイデア、「考えすぎな男」「broken」で見せる絶望と崩壊のリアルすぎる心象風景、「アメリ」のモダンでアダルトなリズム、どれもこれも前作までにはなかった新たなアプローチで心を揺さぶる。
その音楽的なレンジの広さ、ドラムを中心としたグルーヴの探求、などなど、とにかく1曲1曲に新しいアイデアが詰まっていて、聴き心地がいちいち新鮮で生々しく、結果的にキラキラと輝くようなポップ感が感じられる作品になっている。

前作までと異なる点でまず思ったのは、とぐろを巻くグルーヴかスカスカか、極端だったアンサンブルの中間をいくアレンジが多いことだ。
「shuffle off」「Not Rock,But Roll」といったポップチューンの優しい音使いと複雑で刺激的なリズムの構成は、恐ろしく中毒性が高く、そのメロディーは聴いたそばから歌い出せそうな即効性で心を鷲づかむ。

そして重要なのはそんなポップチューンを歌うKYGの歌声がとても平熱であることだ。もともとどんなにヒリヒリするようなロックチューンでもファンクチューンでも、その演奏の熱に比べると温度低く批評的なスタンスで歌っていたわけだけど、そこには世界や自分や聴き手に対する強張った態度があったように思う。しかし、ここでのKYGの歌声はとてもフラットだ。

「I Know」というタイトルからも象徴的なように、これはKYGがSTANという攻撃的なファクターを一旦緩めて、西井鏡悟としての内省的な部分を出してきているからじゃないかと思う。
それは、攻撃的に突き進んだ「Ⅱ」リリース後も、劇的に変化することもないバンドの現状を批評的に分析している部分あるのだろうけれど、バンド内での表現のバランス装置が真っ当に機能しているということでもあるんだろう。

別にSTANは極端に攻撃的なバンドとして異端でいたいわけではないだろうし、首謀者KYGも極端な人間ではないだろう。ただ、誰もが気付いていないけど気付きたいこと、知らないけど知りたいこと、人から言われたいけど言われないこと、そういうメッセージを持っていてしかもそれをエッジの効いた表現に変換できる才能があるだけだ。

全9曲31分24秒。相変わらず1曲1曲がビートルズみたいにコンパクトなのでつるっと聴けてしまう。そして何回も再生ボタンに手が伸びる。

この高性能なロックバンドによる最高のポップアルバムが、多くの人に届くといいと思う。



確かなことなど 何一つないよ コワがってるのかい?
大分前から 大分前から 俺は知ってるよ
                                  /shuffle off

僕が悪いんだ 僕が悪いんだ
僕の罪さ 僕の罪さ
僕が悪いんだ 僕が悪いんだ
僕の罪さ オレのせい!

誰も彼も 誰も彼も
同じ罪さ 同じ罪さ
誰も彼も 誰も彼も
同じ罪さ 同じ罪でGo!!
                                  /考えすぎな男

雨にうたれ
川にのまれ
雷にうたれても
この世界を愛している
ああ わっと溢れる涙 雨と混じるよ

あふれるマグマのようだ
割れてく大地のようだ
壊れたダムのようだ
壊れた僕のようだ
                                  /broken

そこでムリをしないで休めよ
忙しい世の中を 全て忘れて休めよ
背のびして 深呼吸        
                                 /愛に逆らうな


You are STAN
                                 /I know

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by kngordinaries | 2006-11-03 23:14 | 音楽