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奥田民生 ひとり股旅スペシャル DVD発売決定!!
来たー!
奥田民生 ひとり股旅スペシャル@広島市民球場 DVD発売が決定!!

去る10月30日、OTの出身地広島の市民球場で3万人を動員して行われたステージにひとりきりでの弾き語りライブ、ひとり股旅スペシャル@広島市民球場の映像を収録したDVDの発売が決定しました。詳細はリンクを訪れてほしいのですが、2枚組みで全曲収録!+αを収録予定!初回版特典にはほとり股旅スペシャルデジパック仕様(予定)!ほとりの意味が分からないですが、とても楽しみな内容になっています。

10.30ROCKSに行かれた方、OTを見守りながら年を重ねている方、OT興味なしだけど弾き語りライブは観てみたい方、ロックなライブアクトを見たい方、広島が好きな方、カープが好きな方、そして冬ソナが好きな方、あとそのほか音楽好きな方、ぜひおすすめのアイテムです。

前回のライブDVD「GOLDBLEND」がライブから半年後の発売だったし、どでかいライブだったので発売はまだまだ先だと思ってました。あのライブの雰囲気がリアルに映されていることを期待して待ちたいと思います。

当ブログのライブレポは↓からどうぞ。

開演前
ライブレポート
ライブレポート2
ライブレポート3

※Hit&Run(OTのオフィシャルサイト)からのアナウンスはまだないので、絶対確実な情報ではありません。
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by kngordinaries | 2004-11-28 23:29 | 音楽ニュース
トヨタ モータースポーツ フェスティバル@鈴鹿サーキット
日曜日の起床時間記録を、ひさびさに更新し、鈴鹿サーキットに出かけることになった。

自動車好きな友人から前夜に誘われて、一日のんびりするというとっても大事な予定をキャンセルして、僕は、トヨタモータースポーツフェスティバル2004というイベントに連れて行かれた。
お年頃の男には珍しく、僕は車に興味が薄い。基本的にかわいいもの好きなので、車の話題が出ると、ミニとかビートルとかプジョーのちっちゃいやつとかが好きかなー、くらいしか言うことがない。サスペンションがどういうものか、頭文字DのDがなんなのか、説明されてもすぐに忘れてしまう。

9時45分からのVitzRace決勝が観たい、という友人の希望で出発は朝8時半を予定。強大な睡魔の誘惑を振り切り、なんとか身支度を整えたのに、友人が大遅刻して結局9時過ぎにVitzTurboで出発した。助手席で寝続けてごめん。

10時45分、鈴鹿サーキット到着。まずはトヨタモータースポーツパビリオンというトヨタの歴代のレーシングカーを展示してあるゾーンを観てまわる。トヨタ7やセリカ、Vitzがレーシング用に思いっきり改造された姿で置いてあった。ラリー用のものは泥だらけのままだ。誰か洗ってやってほしい。
さらに色々なカー用品のスポンサー、ショップが出展してあるブースを回る。なんだか分からない金具を何分も見つめる友人を待つのが退屈で、コンパニオンの人を目で追ったりして過ごす。たまに質問すると友人はのりのりで色々説明してくれる。好きなことについて話す人を見ているのは好きなので、半分以上分からないままふんふんとうなづいてみた。
レーサーっぽい格好をした人が目の前を通り過ぎた。よく見るとどこかで見た顔だと思ったら片山右京さんだった。誰にも気付かれないのか、さっさとイベントスペース裏に入っていった。

11時30分、いよいよサーキットに移動。トヨタモータースポーツの歴代の名車のデモンストレーション走行をやっていた。すでに観客席はいっぱいだったので、立ったまま観覧。
トヨタ2000GTという、かなり古くて「幻の名車」と呼ばれる車が、10台以上揃って走行をしていた。まず、そのエンジン音のでかさに驚いた。ライブのアンプ前顔負け。最前だと何dbになっちゃうのか。2000GTという車は見た目がもの凄くモダンで美しかった。今の最新モデルといってもとおりそうなフォルムで、素人ながらこれは「幻の名車」と呼ばれるだけあるなー、とため息をついた。しばらく見ていたかったけれど、2周くらい走るとはけてしまった。
年代を追って古いものから新しいものへ走行車が変わるたびにさらにエンジン音がでかく高い音になっていく。自分の前を通り過ぎる一瞬に空気の震えがぶるっとくる感じが、なかなか刺激的でレース好きの人の気持ちが分かった。結構飽きない。

12時、昼食をとる。遊園地にありがちな大味な焼きそばを食した。
その後またショップめぐり。友人があるショップのカレンダーを買ったときに何人かレーサーがサインを書きに来ていて、
「サイン入れましょうか?」
と、店員に聞かれ、はいと答えたところ
「誰のがいいですか?」
と当然の質問をされたのだけれど、友人はその辺のレーサーを知らなかったらしく困った末、素直にこう答えたという。
「誰でもいいです」
・・・なかなかのチャレンジャー。結局彼のカレンダーには飯田さんという人のサインが書かれていた。何者だろう。

13時20分、FORMULA TOYOTAの決勝を観るためにふたたびサーキットへ。ちょうどスタート直前で、ずらっとレーシングカーが並んでいた。スタート前に1周ならしがあってもう一度位置についてレースがスタート!爆発的なエンジン音とともに16台くらいが走り出す。相当なスピードで接近して走る車たちは、命懸けという言葉がぴったりなほど、スリリングな世界で勝負していた。それを証明するようにクラッシュやコースから外れてしまうマシンが続出。20周勝負だったのだけど、7周目でコース上で1台が止まってしまい、しきりなおしのようなことになってしまった。スタート直後の大きいカーブとラストの直線前のカーブが勝負ポイントのようで、そこで抜きつ抜かれつの競り合いが何度も観られ、おもしろかった。

14時半、デモンストレーション走行でF1マシンが登場!これまでになく甲高いエンジン音(解説の人の言葉でいうとエキゾーストノート)とその鋭い走りに驚く。「ピリオドのむこう」を見た気がした。

帰ろうとして駐車場をでたところでトヨタ2000GTに遭遇!普通に公道を走っていた。友人と2人で大騒ぎ。

帰り道、ジャズドリーム長島で買い物をする。ガラスのコップ3つと靴下2足とセーターを購入。短時間でいい成果だった。

人の誘いに導かれて、自分の知らないものを見に行くことはいろいろ発見が多くて楽しい。
買い物も楽しい。

そんな一日でした。
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by kngordinaries | 2004-11-28 22:04 | 生活
レミオロメン!TRICERATOPS!スピッツ!新譜情報&more
レミオロメン、3ヶ月連続リリース決定!!
レミオロメン、シングル「アカシア」から8ヶ月ぶりのシングル「モラトリアム」リリース決定!その後も2月に「南風」、3月にアルバムと連続リリース。去年春のミニアルバム「フェスタ」リリース以降、外資系レコード店を始めとして多くのメディアで大プッシュされ、怒涛のリリースを続けていたバンドなのでずいぶん待たされた感がある。特に前作「アカシア」がバンドにとって新しい世界観を持っている名曲だっただけに、次作へのリスナーの期待は大きい。
年末のCOUNT DOWN JAPANでは初日のトリで登場。この目で観てきます!

TRICERATOPS、シングル「THE CAPTAIN c/w エベレスト」リリース!!
TRICERATOPSの新曲リリースが正式発表!!ライブでも本人が言っていたとおり(しかもレコーディング前から!)シングルのリリースが決定!曲は”jewel”ツアーのアンコールで鳴らされた爆音のロックチューン。また、これも本人の口から情報だけれど、年末はレコーディングに費やしてシングルの次はアルバムを出す!とのこと。
ライブレポはこちらから。

スピッツ、11th ALBUM「スーベニア」リリース!!
スピッツが2年4ヶ月ぶりのオリジナルアルバム「スーベニア」をリリース。今年も「スターゲイザー」「正夢」と、名曲連発中のスピッツ。リリースペースはゆったりしているけれど、あまりに孤高で独特な神がかったような作品群は、褪せない。
僕としてはなによりマサムネの歌声、その声がだ、だ、大好物だ!!

奥村愛子、筒見京平との共作シングルリリース
昭和歌謡の雰囲気を持つスウィングジャズをビッグバンドで鳴らす、なんだか気になる歌手奥村愛子の新曲は、なんと筒見京平との共同作品!
HMVでインストアライブを見てから気になっていたけど、筒見京平と共作とはびっくり!

木村カエラ、インタビュー
本人コメント動画もあります。「happiness!!!」はほんとに超名曲だと思う。きらきらに輝いたポップさがあるのに、かなりロックとしてもかっこいい!というかインタビュー読んで思った。木村カエラかわいい!
こちらではライブも観れます。生歌でもこんなにジャストなタイム感で歌えるとは。歌い方やパフォーマンスもロック大好きな感じがとてもいい。

あとつい数日前からきになってるバンドFREENOTEを紹介。初めは「Re:チャンネル」のジャケを見てZARDの新譜かと間違えそうになったのがきっかけ。このシングルはいい。なんとなく前のシングル「キライチューン」も聴き覚えがあるのは多分深夜の音楽番組のCMでかかっていたんだと思う。FACTの鹿野淳さんも宣伝原稿で絶賛してます(この人相変わらずおおげさ)。
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by kngordinaries | 2004-11-26 01:57 | 音楽ニュース
笑の大学
一人は笑を愛した

一人は笑を憎んだ

二人の友情が完璧なコメディを創り上げた


映画「笑の大学」は、喜劇脚本家の三谷幸喜の最高傑作といわれる作品を映画化したものだ。僕は舞台版「笑の大学」をテレビで観て、さんざん笑って、涙がこらえられないくらい感動した人間なので、映画も楽しみにしていた。
ただ、若干の不安もあった。理由は2つ。その一つは舞台版が完璧な作品だったことで、あれ以上のものは絶対無理であること。もう一つは密室劇で2人芝居の舞台がもとになっていること。場面転換が少ないと映画としては退屈だったり、生の舞台での1対1の役者のぶつかりあいの熱のようなものには勝ち目がない。

舞台は昭和15年の東京、第2次世界大戦に世界が向かっていて、その渦中に日本もいた時代。話の中心となる2人は喜劇劇団の座付き作家椿一(稲垣吾郎)と警視庁の検閲官向坂睦男(役所広司)。国の緊迫した時期に不謹慎な喜劇(笑い)を弾圧しようとする検閲官と、喜劇を上演させ人々を笑わせるために懸命に闘う喜劇作家の7日間に渡る取調室での攻防がストーリーの全てだ。

「笑いはそんなに大事なものだろうか」
「・・・大事だと思います」

前半部はとにかくおもしろく、笑いが満載。細かなニュアンスのものも多いけれど主演2人がとてもはまっていておもしろかった。まわりの客席も笑いが絶えなかった。何回かの笑いのピークがありつつ、向坂がどんどん「笑」に惹かれていき、椿の筆はいよいよ勢いにのり、2人にかすかな友情が芽生え、おもしろい脚本が出来上がっていく様子は、笑えるのにとても感動的な光景だ。
しかし、その間にもラストに向けていくつもの伏線が、さりげなく張られていく。6日目についに脚本に上演許可がおり、2人が完全に打ち解け、お互いの本音を語り始めるところから物語は急速にトーンを変え、予測のつかないラスト7日目に向かって進んでいく・・・。

「どういうことなんです?この脚本は完璧だ!」

映画版で初めて観ていたら、舞台版を初めて観たときのような衝撃的なくらいの感動があったと思う。ただ、舞台版を観ているのでストーリーは最後まで分かってしまっている。
結論からいうと、とてもすばらしかった。椿一のヒロイックで神々しいまでの生き様は、やっぱり心の奥底にずっしり感じられたし、向坂の急激なラストでの変化もとても自然で、ラストのちょっとした舞台版との終わり方の違いはちゃんと映画のよさを感じられるものだった。

「お肉のため」

悲劇と喜劇は紙一重。そんな当たり前のことをはっきり提示したコメディは、とっても笑って笑って泣かされるとんでもない映画になってしまった。
舞台版を超えたとは思わない。違いはあるもののその本質は変わらない。

「私は笑いのない喜劇を作れと言っている。そんなことは不可能だ」
「やってみなきゃわからないじゃないか!」
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by kngordinaries | 2004-11-25 02:01 | 映画、ドラマ
ACIDMAN "Tour equal"名古屋ダイアモンドホール レポート
他に似たバンドがいない、という意味では最近のバンドの中では群を抜いてユニークなバンドACIDMAN。それはこのバンドの伝えたいことが独特であることと大きく関係している。メジャーファーストアルバムで「太陽と空を抱いた 世界にほんの少しの 明かりを灯せるだろうか」と歌ったバンドは、最新アルバム「equal」で、「あらゆる色の生命を イコールで繋ぐ」という思想を軸に世界や宇宙を見通した壮大なサウンドを鳴らした。この作品がどうライブで表現されるのか、想像できないまま今日が来てしまった。

ダイアモンドホールはぎっしり人で埋まっていた。6:4くらいで男性が多いのに少し驚いた。ちらほら中学生くらいに見える人もいて年齢層は若い。

「0=ALL」
「equal」の1曲目をSEに3人がステージに登場。

「FREAK OUT」
これもアルバムの曲順どおり。世界に対する大きな疑問と緊迫した現状認識から発せられる警告のような言葉を、勢いのあるサウンドに乗せてさけぶ。このバンドはフェスなどでも何度か聴いているけど、本当に演奏が安定していて上手い。

「swayed」
ACIDMANはクラブミュージックなんかにも影響を受けていたりするのか、ビートの刻みが体内感覚としてめちゃくちゃ細かく鳴っている。それはベース、サトマの小刻みに上に飛び跳ねるパフォーマンスから端的に伝わってくる。観客を上手く音にのせてくれる。中村一義、くるり、SUPERCAR、デビュー時期は違うけれど世代が近いこうしたアーティスト達と共通した感覚だ。のっけからフロアがはねるはねる。

「降る秋」「波、白く」「アイソトープ」「アレグロ」
少しのMC(ドラム一悟のみ)をはさみながらハイテンションな楽曲が続く。観客のテンションも最高潮を維持し続けている。ベース、サトマの演奏姿のかっこよさはなんだ!?

「イコール」
MCがあり一旦落ち着いたところでこのツアーのメインテーマともいえるこの曲。ステージ後方には全面にブラインドのようなものがかかっていて、曲に合わせて幾何学模様のような美しいCGや生き物のシルエットの映像が写されているのだけれど、この曲のときは緑を基調にした幻想的な映像で、落ち着いた曲調のなかに確固たる意思が伝わってきた。
「今、イコールで繋いで 今、イコールの世界へ 刻む今日と 果てを包んで」

「赤橙」「リピート」
名曲連発の中盤。「赤橙」の歌詞は曖昧な比喩に終始しているのだけど、いつもジンとしてしまう。「少年」に自分を重ねているのかもしれない。多くの人にとって大切な曲なんじゃないかと思う。
このバンドはスケールの大きな世界をシビアな目線で綴っているのに、ネガティブさを感じさせない強さがある。「リピート」は「何を手に入れた?」と同じことのくり返しの世界を唄っているのに光を感じさせる不思議な力がある。

「彩-SAI-(前編)」「彩-SAI-(後編)」
変幻自在の音で気持ちよく観客を乗せていく。静かなのに刺激的で、体が反応する感じ。バンドの持つ表現のスキルの高さに感動。

ここでMC。一悟の名古屋美味いもの話に、大木も参加して二人で美味いものを挙げていき、客席に「他になにかあった?」とふるとすかさず答える観客。
大木「誰だ!いま、あんかけスパっていったやつは!(怒)」
・・・どうやらあんかけスパを忌み嫌っている様子。他のメンバーも同じらしくひとしきりあんかけスパ批判をする。
大木「大体なんであんをパスタにかけんの?」
と、根源的な問いかけまで。

「暁を残して」「migration 10 64」「colors of the wind」「風、冴ゆる」「飛行」
終盤、深いテーマと気持ちのいいアップテンポの共存した曲が続く。新旧織り交ぜているけど、それぞれがぞれぞれに魅力的で違和感なく聴ける。「飛行」は圧巻の盛り上がりだった。

ここで締めくくりのMC。
大木「『あらゆる色の生命を イコールで繋ぐ』、なんて大層なこといってるように聴こえるかもしんないけど、本当にあらゆる生命は小さな素粒子で出来ていて、少しずつちがって色々な生命になっていて――」と、シリアスなトーンで言葉を探しながら語る。
大木「――そんな風に考えるとさ、ここに生きていることが、当たり前のことに感謝するようになれると思うんだ」
そう、とんでもなく壮大なスケールの楽曲たちのメッセージとは、つまりリアルな日常をリアルに手助けする価値観の提示なのだ、とふと気付かせられたような気がした。
大木「楽しい時間はあっという間っていうけどさ。本当にそうらしいよ。特殊相対性理論、アインシュタインくんが言ってたよ。こないだ、飲み屋で。・・・メールで」

「cps」「廻る、巡る、その核へ」
本編ラストはアルバムのラスト曲。10分に及ぶ大作。完全にノイズと化したギターの爆音に規則的にリズムを刻むドラムが絡み、とんでもない音世界が繰り広げられた。
衝撃のなか本編終了。

アンコールでてきてすぐ言葉が上手くでてこず
「ニホンゴムズカシイネ!」
と外タレぶる大木。
そしてなかなか、というかずっと喋っていなかったサトマにサトマコールが起こるとサトマも
「ワタシモニホンゴシャベレマセン」
結局、サトマは最後までほとんど喋らなかった。

「造花が笑う」「Your Song」
本編ラストの重厚さから180度方向転換。爆発的に盛り上がる観客。モッシュが巻き起こる。ちらほらとダイブも観られた。全体的に歌詞を一緒に口ずさんでいる人が多かったけれど、このときは歌ってない人を探すのが難しいほどの大合唱!本編でバンドと観客のいいコミュニケーションがとれたからこその、はじけっぷりだった。最高の汗にまみれてライブは終了。

なんだか色々なことを考えさせられる瞬間も、無心で音を楽しめる瞬間もある不思議なライブだった。
実は連れに誘われてついて行ったライブで、一応3枚のアルバムは聴いていたけれどそんなに期待はしていなかった。でも結果、上記のとおり最高に刺激的なライブでもうACIDMANファンです。ていうかサトマに夢中です(男ですが)。

あと一つ、「equal」でなんだか一個答えというか到達点に達した感があるので、これからどんな楽曲が生まれるかがとても楽しみ。より音楽にいくのか、ハードになるのか、ポップになるのか。僕としては「equalで繋ぐ」という答えに留まらずもっともっと真理を探って、迷って、繰り返して、闘っていってほしいと思う。ここに安住するにはまだ早い。
「そして少年は一握りの オレンジ色の砂を蒔いた 黄金色に輝く音を いつか奏でよう」




※セットリストはかなりあやしいので参考にしないでください。
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by kngordinaries | 2004-11-24 01:42 | ライブ
空中ブランコ 奥田英朗
「尖端恐怖症」「イップス」「強迫神経症」「嘔吐症」・・・。主人公は心の病を抱えている。かなり末期的な症状が出て追い込まれている場合もある。しかし、それをひた隠しにしなければならない理由があり、追い詰められて精神科の扉をたたくことになる。

「空中ブランコ」は精神科医伊良部一郎のもとを訪れた人たちの再生の物語だ。精神病というシリアスなテーマが、とても痛快でときに笑いをさそう娯楽小説にまとまっている。まず駄目な人がにっちもさっちもいかない状態に陥る、という状況設定が喜劇のセオリーどおりで、さらにそれをかき回す変人が登場する。それが精神科医伊良部一郎だ。

この中年のまるまると太った精神科医は、無邪気で常識知らずで患者を遊び相手と勘違いしているようで、人が注射を打たれているさまを見るのが大好きらしい。注射を打つ、彼の助手的存在の看護婦マユミちゃんはミニの白衣を着ていて、いつも不機嫌そうな、得体のわからない女性だ。

当然まともな治療は行われず、どちらかというとさらに事態を悪化させていく。しかし、主人公は悩み苦しむなかで、ときに伊良部の無邪気さや割り切れば楽しめるキャラに癒しや勇気をもらいながら、自分自身で心の病と対峙していく。

どたばたしているのに乾いた印象を感じるのは中島らもに近いかもしれない。奥田英朗の作品は初めてだったけれど、久しぶりに夢中になって、ときに声をあげて笑いながら読んだ。伊良部のキャラの楽しさはもちろん、どたばたの中で必死に奮闘する主人公たちの姿もとても上手い。多分めちゃくちゃシリアスな小説も得意な作家だろう。
そしてそんな物語の最後、主人公はさまざまなかたちの解決を得るのだけど、そこではほのかな感動すら感じるのだから、文句なくすばらしい小説だ。

興味を持ち調べてみたところ、シリーズものらしくその1作目「イン・ザ・プール」は松尾スズキを主人公に映画化されるそうでこれも期待できるかも。とりあえず「イン・ザ・プール」も絶対読みます。

この話のミソは、主人公よりよっぽどはた迷惑な精神科医がまったくの健康体で毎日を生き生き過ごしているところにあると思う。
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by kngordinaries | 2004-11-21 00:03 | 小説
ひとり股旅スペシャル@広島市民球場を終えて
10月30日、OTによるひとり股旅スペシャル@広島市民球場が行われた。
ここではそのOT弾き語りライブ関係のウェブサイトを紹介。

まずはHeart-Beat Magazineのライブレポート
http://www.heart-beat.net/live/tamio/index.html
テキスト書いてる人はあまりOTファンじゃなさそうだし、文章もおもしろみがないけど写真が凄くいいのでぜひ。

別注中も更新!
http://www.s-boon.com/sp/sp01/ot.html
MOVIEは球場周辺の雰囲気、PHOTOGRAPHはOTの雄姿が見られます。

OTにカバーされた幸せな若手ミュージシャンたちの日記。
http://www.asiankung-fu.com/
アジカンのゴッチ。日記の2004.11.01で。「中学生の時からの憧れの人が、自分の作曲した曲を演奏し歌っている。これは「事件」にも似たもの凄い出来事だと、今になって込み上げてくるものがある。」とのこと。
http://www.fujifabric.com/
フジファブ志村。志村日記の2004.11.05で。「自分が音楽の道を志すきっかけになった憧れの人が、自分の作った曲を歌ってくれている。とにかく、うれしいです。」とのこと。

広島音楽本の第2弾が発売。当然特集されるよう。
http://www.mesemo.com/hiroshima/ongakubon/
第1弾はOTが表紙だった。この雑誌の(たぶん編集長の)文はとてもここちいいリズムと伝わりやすさがあって、僕はとても気に入った。LuckyRaccoon森田恭子さんにも近いような印象。期待。

「『広島』のライブレポなんだから、同郷で20年来の大ファンで元OTのパシリの元JAPAN&BRIDGE編集長が書いたのが読みたい!」と思っている(僕を含む)全国推定50人くらいの方々へ。
http://www.rijfes.co.jp/countdownjapan/0405/fromstaff-1105.html
こちらのCDJのスタッフ日記によると今度のJAPANに何かのかたちで書いているもよう。CDJも「くれぐでもよろしく」とのこと。

そして今後のOTはクリップ集発売、カバーアルバム参加(なんと奥田民生 & Sparks Go Go で!)と年末いくつかライブを予定。

広島に参加した一人として、当然いろいろと思うことはあるのだけど、それはなかなか整理された言葉にならないもので、こういったいろんなところでいろんな人達の言葉を読むことであのライブがどんどん広がりを持ち、ちゃんと心のおさまるところにおさまる気がする。
そして行きたくて行けなかった人たちに知って欲しい。

やっぱりOTはやれば出来る子だったってことを!



当ブログのライブレポは↓からどうぞ。
開演前
ライブレポート
ライブレポート2
ライブレポート3
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by kngordinaries | 2004-11-18 23:47 | 音楽ニュース
GRAPEVINE
テレビの歌番組が好きで、小さいころからよく観ていた。
毎週毎週、いままでに何百の楽曲をパフォーマンスを観たか知れない。その中でもいくつか強烈な記憶として残っているものがある。
「スロウ」もその一つだ。
覚えている感覚は吸い込まれてしまいそうなグルーブと息苦しいまでの切迫感だ。テレビのチャンネルを変えたくなるくらい苦しいけど、画面に観入り、サウンドに聞き入ってしまっていたのを覚えている。このときはバンド名も曲も知らなかった。

「ふれてイエーいよう! 全ては大成功! 君が笑った 明日は晴れ エヴリデイのブルーズ 消えていかねえぞ 恋ならでは そして・・・ 終わらねえ」
GRAPEVINEはバンドとして一度大きく化けた。それの象徴は「ふれていたい」だろう。ここには演奏のダイナミズムと爽快といってもいい空気感、そしてシンプルで大胆な言葉と歌唱がある。その後のGRAPEVINEのはじまりを感じさせる傑作だ。その直後に発表した「Our Song」は「スロウ」と同じミディアムバラードだが、その印象はまるで違う。世界は相変わらずどうしようもなく混沌としているが、それを見ている視線はより冷静で思考はクリア、そんな雰囲気だ。

グルーヴィな演奏と多彩なロックが味わえる「Circulator」とよりロックバンドの表現領域を広げた「another sky」。サウンド面は劇的に変化しつつ、世界観は緩やかに変容と揺れ戻しを繰り返し、よりはっきり世界を掴んでいっている。初めはなすすべない狂おしさのみだった世界。それを受け入れたり、ただ眺めたり、あざ笑ったりしながら、そこにいる。それは誰もが持つ運命との対峙のしかたになにか確信を与えるものだ。

そしてそこまで深遠な哲学めいた表現を得たバンドは「イデアの水槽」で完全体となった。それは激情が溢れる狂おしくて熱いロックアルバムだった。通低音としてある悲しい世界をベースにそれでも怒れるし笑えるし泣けるし幸せを感じられる。これまでシニカルだった表現もユーモアに変わったような印象。

GRAPEVINEが熱く支持され続けるのはいつでも何かと闘ってきたからだ。分かりやすいネガティブや、それに反発するようにむやみに明るいポジティブ、そんな極端なポップが人気を博しても安易にそこに行かず、ネガでもポジでもないリアルを求め続けた。その信頼がある。

そして今のGRAPEVINEはもうそこを抜け、独自のスタンスを得たように思う。
フラットで穏やかなミディアムロックが5曲入ったミニアルバム「Everyman,everywhere」が今日(2004年11月17日)発売された。新作としては「BREAKTHROUGH」以来のアクションだ。気持ちのいいロックが鳴らされている。

「これから ぼくらは繰り返してく 定まらない姿勢で何かに立ち向かう様 一層泳げ」
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by kngordinaries | 2004-11-17 01:31 | 音楽
nudio
2年以上、携帯を変えてない。

理由は2つ、一つは今の携帯が気に入っていること。
長年vodafone(j-phoneのころから)ユーザーしていていままでで唯一いいと思えたデザインで、いまだに愛着がある。それはgraphicaという名前がついたデザイン重視の携帯。見た目がいいし、最近はそうでもないけど、2年前はストレートモデルがほぼこれ以外なかった。でも、ボタンは小さくて押しづらいし、カメラなんてもう使う気も起きなくなるくらい最低だ(初めて使ったときセピアモードかと思った)。でもでもそのおかげ(?)でほかに持ってる知り合いに出会ったことがなく(連続ドラマでよく俳優が持っていたけど)必ず珍しがられる。材質が普通の携帯と違って、いまだにピカピカなのもうれしい。

もう一つの理由は、vodafoneに欲しい機種がなかなかでなかったこと。機能はあまり気にしないので、やはり愛着のもてるデザインということが基準になるのだけれど、どれもこれも変わり映えしないものばかりだった。一時期auにしようかとも思っていた(OTのライブ応募したかったー)。

しかし、ついに良さげな機種が発売された。nudioというやっぱりデザイン携帯なんだけど、なんだかシンプルでいて個性的な感じがいい。graphicaとの共通点は、材質からして他の携帯と違うところ。なんか携帯特有の傷つきやすいプラッチックな感じがどうも嫌で。今の悩みはmetalにするかceramicにするか。普通に好みでいけばmetalなんだけどceramicもなかなか捨てがたい。
しかもこれはgraphicaの弱点である性能の点も問題なさそうだし。

ふとキーボードの横を見ると、graphicaが、こころなしか淋しそうに見えなくもなくて、少し複雑な気持ちにならなくもない今日このごろ。
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by kngordinaries | 2004-11-16 01:29 | モノ
人生初のゴールドカード
ゴールドカード。
実に響きのいい言葉。
いうなれば大人。もしくはセレブ。
とにかく選ばれた人が持つものだ。
今日、ついに僕もそれを手に入れてしまった。

予想よりぺラッとした感触だ。一番上には「gold card」とあり分かりやすい。
しかし色はゴールドではない。山吹色か黄土色だ。小学生のころ、絵の具でこの色を使うのはかなりレアケースだったことをふと思い出した。いつまでも減らないチューブ。
一番下にはHMVとある。
そう、これはHMVのポイントカードだ。

「華氏911」と「ボーリング・フォー・コロンバイン」のお徳パックを買ったらポイントが基準に達したらしく、名前と住所等を紙に書かされてこのカードをもらった。色と名前以外はほとんど今までのカードと変わりない。

クーポン券1000円分も付いてきた。9月ごろHMVのカードはシステムが変わって、1000円で1ポイントから500円で1ポイントに変わったり、いろいろと前よりお徳になった。100ポイントごとにピンク、シルバー、ゴールドと色が変わる。ゴールドはほかにも多少特典があるみたいだ。

CD、DVD、音楽雑誌はなるべくHMVで買うようにしているし、最近減り気味のvodafoneユーザー(土日祝日Wポイント)であることも重なってこのカードにたどり着いた。
意外と簡単に手に入るんですね、ゴールドカード。
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by kngordinaries | 2004-11-14 00:31 | 生活