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triangle #2 CLUB ROCK'N'ROLL
10月2度目のSTANライブ。
同時刻にやっている「ROCKS」のイベントライブも気になりつつ、初めて足を運んだCLUB ROCK'N'ROLL。
開場直前に到着すると、ライブハウスの前は人だかり。これまでのフェス系以外でのSTANライブでこれだけの観客数は初めてだ。対バンがなかなかの人気バンドたちであるとの評判は聞いていたけど、分かりやすく実感できる光景。

会場に入ると入り口で来場特典の缶バッヂをもらう。
4組の出演バンドがそれぞれデザインしてくれたものだそうで、僕はSTANをしっかりゲット。まあデザイン的にはどうということはないけど、なんとなくお得で嬉しい。こういうのは普通のイベンターのライブではあまりない部分だろう。
今回のライブは僕もほんの少々お知り合いでもある、いわゆる一般の音楽ファンの方が企画している。

会場内はステージこそ素晴らしく狭いけれど、横のバーカウンターは異様にしっかりしていて、フロアにはミラーボールが回っていたり、ブラックライトだったり、なかなかアダルトで昔ながらのライブハウス然としている。ちょっと新宿ロフトを思わせた。
観客数は100以上で、狭いライブハウスはほぼ埋まりきっていた。
OGRE YOU ASSHOLEのメンバーがDJをやっているそうで、気持ちのいいダンスミュージックがフロアに流れていた。

1組目はRock Our Electric Soul
ギターボーカルとベース、ドラムにキーボードという編成の4ピース。見た感じかなり若い。4人でも狭いくらいのステージでもおかまいなしにアグレッシブなステージング。
しっかりしたメロディがありつつ、アレンジはダイナミックでオルタナティブな感じもあり。全体的にメリハリある体育会系なビートが、ノリにくかった。
曲調はアップテンポなものから激情のバラッド、柔らかなパーティーチューンまで、いろいろと多彩だった。


続いてはPaperBagLunchbox
事前に目にしていたアー写の印象では、その真ん中でピースしてる小柄なメガネの人がボーカルかと思っていたら、その人は女性で(男性だと思い込んでいた)しかもドラムだった。そしてその人は開場前に外で並んでいるときにすぐ近くにいて紙パックのカフェオレを飲んでいた人だった。ステージにもそれを持ち込んで飲んでいたけれど。
こちらもキーボード入りの4ピース。ブラックなフィーリングのソウルフルな歌を聴かせてくれる。ドラムの的確で小気味いいリズムがとても心地よく、よく動くベースが絶妙に絡み、時折楽曲の色を決定付けるキーボードが一気に主張する、そんなサウンドの基本構造が頑丈で、安心して聴ける。 ボーカルのファルセットなのか、微妙なラインをつくのびのびとした柔らかな歌声が、好きな人にはたまらない魅力があると思う。
ボーカルのギターはあんまり鳴らず、ハンドマイクで歌うときもあり、ステージを変な動きで歩き回ってまっていた。奇妙なダンスともいえないくねくねとした動きで実に気持ち良さそうに歌う。そのスターな感じにきっとMCも凄いのかな、と思っていたらMCは件のドラムとキーボードが進行して、ボーカルは沈黙。
そのドラムの喋りがどういっていいか、もったりとまったりとした感じで、ほんわかしてとてもよかった。
長尺な曲が多く、MCも長く、多分4,5曲で30分越えていたっぽい。


で、STAN
「君を抱いていいの~♪」 ※間違えました。正しくは「もう、終わりだね~♪」でした。謹んでお詫びを申し上げるとともに、ご多幸をお祈りしております。
と、Re:mixでも披露した小田和正をはっきりとオンマイクで歌い上げるKYG。そして
「始まりますよー」
と、ほうり投げるような言葉からいきなりSTAN'S HOUSEでぐいぐいと温度を上げていく。続いてULTRAMAGNECTICSTANSとイベントのお決まりの流れでソリッドでグルーヴィーなロックチューンを立て続けに。
さらにDolphin Dance。この迫力のポップチューンの美しいメロディーとどこまでも音符にしっかりとはまりきった歌の強さは格別だ。

「今日出てるバンドの中で、一番エフェクターの少ないSTANというバンドです」
と自己紹介するKYG。
「みんな凄いよねー。たくさん使ってね。俺、2個しかない」
とかなんとか言っていた。
「次はアウシュビッツという曲です」
と言ってAUSCHWITZ。喋り言葉に限りなく近い素の歌詞と声のトーンで、あくまで平熱で歌われるポップなメロディーが秀逸なミディアムチューン。後半の展開からどんどん深いところに落ちていく表現が不思議と心地いい。
その不穏な空気をさらに深めるように考えすぎな男へ。個人的に名曲揃いの中でも特別素晴らしいと思うマイナー調のクレイジーなミディアムチューン。
「メロンソーダ こぼれそうだ」
との出だしからメロと言葉のハマリ具合、沈み込むばかりでなく「オレのせい!」と急にキレる展開、このバランス感覚は他のどのバンドにもない。しかしそれこそがめちゃくちゃリアルな表現なわけで。
「もう 自分が 壊れそうだ もうヤダ
『どーなろーがまあ別にいいや』なんてウソさ どうなっちゃうんだ?」

「今やった曲は考えすぎな男という曲です。まあ、大体みんな、誰もが考えすぎなんすよ。―――これ以上別に面白い話はないよ」
この一言からもI Knowのディープサイドから見え隠れするKYGの苦悩っぷりがよく分かる。
そしてそんなディープな展開からいきなり陽性のポップチューンあゆが大炸裂!この温度差に火傷しそうだ。どこまでも心地よく胸が弾むリズムと思わず吹き出す能天気で人を食ったような美しいコーラスが音源ほどのクオリティはないものの、最高だった。
「もぐもぐもーぐーるー♪」
「ウーラパパパ――♪」「ウーラパパパ――♪」「ウーラパパパ――♪」「ウーラパパパ――♪」「あーゆー I love you, OK? あゆー」

「今やったアウシュビッツ、考えすぎな男、あゆ、の3曲は最近出たI Knowというアルバムに入ってます。2400、じゅ、15円? 普通の3000いくらのやつより500円以上安いんで・・・。その辺の買ってなさそうな人たちも、買ってくださーい」
そしてJAPANISTANへ。このあたりで気付いたけれど、いつのまにか49がメガネを外して演奏していた。初めて観たせいか、なんか違和感が。
さらに愛に逆らうな。「I Know」のリード曲でもある最高のポップチューン。
「そこでムリをしないで休めよ
忙しい世の中を 全て忘れて休めよ
背のびして 深呼吸」
さらにはTHE SONG。魅惑のリフとどこまでも飛翔するような開けたメロディーが素晴らしいポップチューン。
そしてラストはやはりI Know。このラウドでファンクなアップチューンの演奏がどこまでも振りきれていて素晴らしかった。
「次はオーガユーアスホールだよ!」
とKYG。ここでSTANのライブは終了。

今までで一番長時間(といっても40分程度)STANのライブを観られて、ほんとに至福のときだった。I Knowからの新曲群もいくつか聴くことができたのも嬉しかった。
ただ、いつも感じていることだけれど、グルーヴと勢いで圧倒する曲のクオリティに比べ、ゆったりとした曲が音源よりテンポアップしていたり、スカスカなアレンジが心地いい曲がわりとラウドに隙間がなくなっていたりするのは、個人的にはちょっと残念な感もあった。
J.Dやshuffle offが音源そのままの心地よさで聴けたら凄いと思う。



トリはOGRE YOU ASSHOLE
今回の出演バンドの中では明らかに一番お客さんが熱かった。今回の4組はどのバンドもかなり均等に人気があったけど、オウガが頭一つ抜けていたようだ。
ちなみにこちらもアー写で前に写ってる人がボーカルだと勘違いしていた。
試聴等で聴いていた印象ではもっと音響派で、トリッキーなアレンジかと思っていたけど、真っ当にかっこいいアンサンブル。
advantage平均は左右逆の期待がよかったかと。
フジファブリックやスパルタローカルズのような、エレキを演歌・歌謡チックな解釈で使っている感じもあり。なかなか湿ったノリがあった。
ボーカルが音に溶け込むような音源とは全然印象が違うガツガツと強いビートを担う楽器になっていて、でもサウンドに対してけして熱くなりすぎないのはKYGとかにも共通する醒めた現代っ子的な感覚も感じる。
初めて聴いたけれど、いろんなことが感じられる多面的な魅力があった。
ライブ全体としては、数曲凄い引き込まれ熱くなったけれど、残りの曲がどれも同じようなリズムに感じられる部分もあった。
4組目、STAN後、というところでちょっと集中力が切れ気味だったので、また機会があったら聴いてみたいと思った。


そんな感じで、小さいライブハウスのライブイベントとしては、お客さんも多く熱く、出てるバンドの素敵度も高く、とても満足なライブイベントでした。
PaperBagLunchboxのドラムがMCで主催者に拍手を送ったり、最後にオウガのボーカルが「triangle最高!」というようなことを言ったり、単なるイベントではない感覚がバンド側にも少しあったようで、そういうことがライブをよくしていたのかも知れず、それはとても素晴らしいことだと思った。

さてさて、どこまで自分のSTAN熱が上がり続けるか、少々怖くなってきましたが、I Knowのヘビロテが止らない中、次回は12/5池下UP SETでのワンマンライブです。なんというか、期待と不安が入り混じってます。まず集客だな、これ。問題はね。
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by kngordinaries | 2006-10-31 02:13 | ライブ
39108 吉井和哉
吉井和哉のソロとしては3枚目、”吉井和哉"名義では初のアルバムとなる「39108」は、これまでの”YOSHIILOVINSON”名義の「at the BLACK HOLE」「WHITE ROOM」(以下、黒白)を踏まえた集大成的なロック・アルバムとなった。

吉井以外全ての演奏はアメリカ人ミュージシャンが手がけている。ソリッドでドライなサウンドの強力なグルーヴ感、シンプルにまとまっているのに凶暴なビートが中毒性を持って聴き手の耳を刺激してやまない。
それでいてとてもクールな聴き心地でやかましくない、そんな高性能なロックンロールサウンドが素晴らしい。

言葉はさらに削ぎ落とされ、生きることや愛することというシンプルの極地のようなテーマしかなくなり、だからこそそこにはバランスよくユーモアとエロスもこれまでより健全な毒として配置されていて、とても抜けのいい爽快な仕上がりになっている。
黒白で深く深く徹底して向き合っていた自己の煩悩(39108の108は煩悩の数を表している)、そのテーマを終えたりやめたりしたわけではなく、どこまでも追求した結果として清々しくフラットな心情が浮かび上がってきたのだと思う。それはとても感動的な大きな物語を感じさせる。
どうでもいいことが
大事なことなんだ
BEFORE と AFTER の間で
立ち止まってみるマイウェイ
                             人それぞれのマイウェイ

アコギがサウンドの中心となるパーソナルな雰囲気の1曲目が象徴的なように、高性能なバンドサウンドに乗っているものの歌そのものは、アコースティックでの弾語りも似合いそうなエモーショナルな美しいメロディーのものが多い。吉井の歌唱も歌う喜びを感じさせる気持ちのいいものになっている。
LONELYALL BY LOVEのメロディーが持つダイナミズムは素晴らしい。
顔の皮剥いでみな
骸骨は黄金さ
                            黄金バッド

オレは足りない 何か足りない
生まれつき毛並みはベルベット
お前が欲しい 今すぐ欲しい
獣の匂い嗅がせてエヴリナイト

I WANT YOU I NEED YOU
I WANT YOU I NEED YOU
                    I WANT YOU I NEED YOU

黒白はディープな感触を持つ作品だった。しかしその収録曲の音楽的レンジは幅広く、アグレッシブなロックチューンにも素晴らしいものが多くあったけれど、今作ではこれまでで一番華美のないシンプルなサウンドで、しかしこれまでの作品にはなかった暴力性と破壊力を持ったロックチューンがいくつかある。
これはソロ吉井のキャリアの一つの極地といえるだろう。

そして”吉井和哉”名義として初のシングルともなったBEAUTIFULから恋の花、そしてBELIEVEへと続くラスト3曲で、聴き手は吉井自身の先へ進んで行こうとする強い決意を確かな実感として感じることになる。
バンド時代からの長いキャリアにがんじがらめになることなく、きちんと自身の表現を更新し続けてきた。その結果としてたどり着いた光景がここにはあるからだ。
その穏やかで静謐な世界に理屈抜きに揺さぶられ、ハッと何か大切なことに気付かされる。

そんな大きな感動を感じつつ、さらにこのミュージシャンの今後の更なる展望にまでおおいなる期待を抱きもする。一言で言えば、出来すぎた作品だ。

そしてこの作品が厄介なのは、このミュージシャンとして飛躍の傑作を作り上げた直後、まだ音源が世に出る前に、パフォーマーとしての吉井和哉が大きな変化をしてしまったことだった。
それは今夏の各地のロックフェスでのライブで起きたことだった。
稀代のロックスターが、久々にその歩を進める決意を見せたそのライブの熱のこもったモードと、このパーソナルな表現を突き詰めた結晶のような作品は、同じ一人の人間のものであるだけにある程度重なり合うものの、少しの時系列の差も相まって、ある程度違和感もあり、ファンとしては少々戸惑いを感じる部分もあるものとなった。

吉井はこのアルバムを持ってこの秋から年末にかけて「THANK YOU YOSHII KAZUYA」と題した全国ホールツアーを行う。そこでいったいどんなパフォーマンスをするのか、今から期待が高まる。
どんな変化をはたしていようと、聴き手にとってそれは幸福なものであるだろう、と気軽に信頼することのできる40代のロック・ミュージシャンはそうはいないんではないだろうか。

離れてもそばにいても
変わらない想いがある
人は皆 星になる そのわけは
その時わかる

I BELIEVE IN ME
風の中 花吹雪 舞うように
思い出が満開
I BELIEVE IN ME 振り向いても
後ろには通り過ぎた景色があるだけさ

I BELIEVE IN ME
どうにもならない
とは思わずに
今を駆け抜けたい
                                   BELIEVE

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by kngordinaries | 2006-10-27 01:59 | 音楽
訪問者数100000突破記念 アンケート
※この記事はアンケート実施期間のあいだ、一番上に表示する設定にしています。
 最新の記事は一個下へどうぞ。

ただいま'ライオンはトラより美しい'ではアンケートを実施中!
答えたところでGibson Les Paul Specialは当たらないけどあなたの参加をお待ちしてます!
締め切りは10月22日!(延長しました) ぜひぜひふるってご参加ください!

アンケート内容・回答方法は↓からどぞ。

質問内容見るだけみてもいいじゃない
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by kngordinaries | 2006-10-22 23:59 | 当ブログについて
井上陽水奥田民生、再始動!STAN、POP JAM!GOING!他
井上陽水奥田民生、9年ぶりに再始動!シングルリリース!!
1997年にシングル「ありがとう」、アルバム「ショッピング」をリリースしたユニット「井上陽水奥田民生」がこの12月にシングルをリリースして再始動することが発表されました。シングルは12月20日リリース、タイトルは「Parallel Love」!
今朝、めざましTVで芸能のトップニュースで大々的に流れてて、驚きました。レコーディング風景と言いつつ、カメラを意識して不自然に横切り続ける2人の相変わらずな感じに失笑。少し前のOTインタビューで「陽水さんとまた曲を作ってる」的発言があったけれど、早くも来たなー。アー写のボウズ伸びかけOTが、なんかいい。一体どんな曲になるのか、ライブはするのか、そしてアルバムまで出してしまうのか。楽しみすぎて大変です。でもソロはどうなったのかと。ツアーはやらないのかと。しかしThe Verbsといい面白くなってきたなー。ワクワクします。

STAN、NHK総合テレビ「POP JAM」出演!
STANが10月20日24時30分~25時に放送されるNHK総合テレビ「POP JAM」に出演します。曲は「愛に逆らうな」。他の出演者は大塚愛、川嶋あい、ゴスペラーズ、SunSet Swish、ジャスティン・ティンバーレイク、シャ乱Q、橘慶太です。
ラジオ「ミュージックスクエア」に続いてSTAN全国放送きました!今度はテレビジョンですよ!テレビジョンというのは映像を映し出すんですよ!(←病気か) しかしPOP JAMは昔から音楽番組っ子だった僕にはおなじみなんですが、最近は全然観てなくてどんな番組になってるのか、さっぱりです。だって、30分で8組って単純に一組4分無いわけで。POP JAMのサイトの大塚愛やジャスティン・ティンバーレイクと並んだSTANのアー写を観るだけでおもしろい。楽しみです。というか、あと1時間後です!

GOING UNDER GROUND、映画「ハミングライフ」主題歌に新曲決定!!
GOING UNDER GROUNDが映画「ハミングライフ」の主題歌としてエンディングテーマとして原作のもととなった「ハミングライフ」を提供するのですが、オープニングテーマとしてなんと新曲を提供します。タイトルは「イオン」、作詞作曲は松本素生。(リンク先、About the movieをクリックして開いたウィンドウのstaffをクリック)
ついにきました!GOING新曲情報!しかも映画「ハミングライフ」で使用とのことで言い巡り合せが続いてますね。しかもタイトル「イオン」って!これはOTに対する挑戦ですか(絶対違)。しかしこの映画、いまのところ上映館が東京大阪各1館なんですが、観られるのだろうか。とはいえなんだか超名曲の予感がひしひしと。ツアー前にはリリースかな。

アナログフィッシュのオノマトペZ第11回配信中。今回は曲作り合宿をメンバー自らがリポート。
「夢の国」はこの合宿で生まれたんだろうなー。(全くの想像) 佐々木も新曲できてるんだろうし、「ROCK IS HARMONY」も出てないのに先に進みすぎだ!(嬉しい悲鳴)

VIBEにてSTANインタビュー&コメント映像
ロック系の雑誌だと、KYG単独のインタビューがわりと多い気がするんですが、個人的には全員インタビューのほうが分かりやすくていいなー。何だかんだ言ってもKYGは悩める青年なわけで、ヒートアップするとちょっとよく分からないし(褒め言葉)。コメント映像も楽しいですね。
「うん、全然だよ。(ちょっと強めに)全然だよ。」との今西発言が最高。

チャットモンチーのニューシングル「シャングリラ」収録曲の試聴開始
いい曲書くバンドが4つ打ちを導入すると名曲が生まれる説(今思いついた)。このバンドが意外といずれ打ち込み方面に向かいそうな気がするのは、プロデューサーの存在を意識しすぎでしょうか。

excite musicにてコーネリアスインタビュー&コメント映像
この人のコメント映像でまともなものを観たことがないんですが、いつも思いつきであんなおもしろいことが出来てるのかな。いちいち凝ってて素晴らしい。

COUNT DOWN JAPANが第3弾発表で日程もついに発表されましたね。
例年にも増して凄まじい東京と初開催にして充実の大阪。熱いなー。個人的には100sは絶対で、29日は行けないので31日東京は決定かなと思ってますが、ちょっと迷ってます。今年も夏フェスを楽しみすぎたし3日とか4日参戦とかはない方向で。


STAN「I Know」がとんでもないことになってました。とりあえずヘビロテ中。
これ、かなり極みのようなアルバムじゃないかと。STANならいずれ2年後3年後にこんな最高のポップアルバム作っちゃうんじゃないかなー、と思ってた夢に描いたアルバムがまさかもう出来てたとは。
溢れんばかりにメロディアスで、多彩にもほどがあるビートが新鮮で、突き刺すメッセージが痛快で、いともたやすく聴き手の心を鷲づかみにするポップ・ミュージック。
You are STAN

じゃあPOP JAM観ます。
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by kngordinaries | 2006-10-20 23:44 | 音楽ニュース
アナログフィッシュ コウタロウ・オータム・コレクション ライヴジョントポール ジョンデイ 京都磔磔
よくよく思い返してみると、ワンマンライブ2daysに両日参加したことなんて、今まで一度もなかった。
というか、このジョントポールに関してはこの2回のライブがそれぞれ同じバンドとは思えないほど披露される曲に表現の違いがありつつ、演奏のアンサンブルや歌声のハーモニーは紛れもなく一つのバンドとして同一であり、なんだかよくわからないけれど、どう考えてもワンマン2daysではないし、別バンドのライブに2日連続で参加してるわけでももちろんなく、独特なものがある。
「ジョントポール」というライブに参加した、としか言いようがないものなんだと思うし、その独自性がアナログフィッシュだな、とも思う。

ポールデイにもらった缶バッジを身につけ、昨夕と同じ順番で入場。
当然、前日同様かなり後方になってしまったけれど、前日の反省を生かし、ぐっとジョン側の壁際に移動したところ、なんとかポールの姿も確認できそうな位置につけた。

ポールデイは次々にビートルズの曲がかかっていたけれど、ジョンデイは全くの無音。そういえば前回のジョンデイは蝉の声で始まったんだった、と回想したり。

そんなこんなで客電が消え、ライブが始まった。

タオルで拍手取れるようになった
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by kngordinaries | 2006-10-18 22:23 | ライブ
アナログフィッシュ コウタロウ・オータム・コレクション ライヴジョントポール ポールデイ 京都磔磔
2人のソングライターがそれぞれ作った曲のメインボーカルを取る、ちょっと変わったバンド形態のアナログフィッシュ。
それぞれ片方のメイン曲のみのライブ2daysというちょっと変わったライブ形式はこのバンドにとっては必然の産物だった。そのライブの名はジョントポール。

5月の新宿ロフトに続いて2度目となるこのライブの今回の会場は京都磔磔。
個人的にはこの会場は3回目にしてその全てがアナログフィッシュライブなので、もう磔磔といえばこのバンドのイメージになってしまった。

開場10分前くらいに到着。かなり早い段階でソールドアウトしただけあって、すでに人だかり。
ジョントポールは1枚のチケットで2公演見られる、逆に言うと2日連続ライブに来なくてはいけなくなるし、片方のソングライターのファンもワンマンより参加しにくいかもしれないもの。その中でのこのソールドアウトは、それだけ濃いファンの多いバンドだということの証明になっているのでは。

開場してチケット確認後に缶バッチが2つもらえた。
黄色とピンクでそれぞれJ(ジョン),P(ポール)と整理番号が書かれていて、その数字はメンバー直筆とのことで、翌日のジョンデイにはこの缶バッチを身につけてチケットの半券も持ってくるというシステム。

遅めの番号だったので、もう前方はぎっしり埋まっていたため、佐々木側のうしろに陣取る。フロアの真ん中の柱で下岡が全く見えない位置になってしまった。
磔磔のスタッフの人が事前の注意を促す。この人が開場のときも仕切っていたのだけど、なんだかいいキャラクタをしていて、独特の口調で、かなり場を持っていっていた。
「ここはまわりが住宅地です。今日はポールデイということで、ライブのあとはもう、『ポール!・・・ポール!』、・・・ってなってると思いますけど、(観客笑) ここを出たらグッと我慢していただいて、四条河原町の通りまで出てから、『ポール!・・・ポール!』、(観客爆笑)・・・って思う存分やってください」
とか、いろいろと。

そしてビートルズの名曲がガンガン流れる中、その特別なライブの始まりを待った。

※曲順・MCの順序など、あまり自信なしです。雰囲気で書いてます。

なんか全部もってってごめん
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by kngordinaries | 2006-10-17 22:12 | ライブ
アナログフィッシュ、アルバムツアー!!STAN!KREVA!他
アナログフィッシュ、アルバムツアー決定!!
アナログフィッシュのセカンドアルバム「ROCK IS HARMONY」のツアーが決定しました。ツアータイトルは「アナログフィッシュ2007"TOUR is HARMONY"」!1月9日岡山PEPPERLANDから1月21日SHIBUYA AXまでの7公演。「コウタロウ・オータム・コレクション」にて「とっておきチケット先行情報発信予定」とのことです。
きた!きた!ついにきました、アナログツアー情報!正直ウハウハです!(落ち着け) これ全部ワンマンっぽいですね。しかも東名阪はKISSツアーに続いてまたまた挑戦的な大バコで!大丈夫かな・・・(ボソッ)。アナログフィッシュはもうHelloのころから10本前後のツアーばかりで、KISSツアーでちょっと増やしてきてたので今回は20本とかのロングツアーになるかと思ってましたが、意外でした。まあ今までは対バン・イベントもひっくるめてだったからなー。今年はキャプテンストライダムと九州とかセカイイチ・スパルタとの対バン等でいろいろ回ってたわけで。でもバンドの現状からしたら東名阪は少しキャパを落としてでも細かく回ったほうがいいのではないかと思われます。せめて東北・北陸・四国とか、大都市周辺の横浜・京都、そして2人の地元長野くらいは。まあとりあえずは目前に迫ったジョントポールが楽しみすぎてえらいことになってます!明日から京都遠征行ってきます!

STAN、「愛に逆らうな」PVフル視聴&「I Know」全曲試聴スタート!!
STANの10月18日リリースの3rdアルバム「I Know」収録の「愛に逆らうな」のPVフル視聴と収録曲の全曲試聴がスタートしました。
まあ発売日間近だし、ここは楽しみはとっておこうかと思ってたんですが、ですが、やっぱり聴いてしまいました(誘惑負)。 shuffle off、かっこいい!渋い!あゆ、やっぱり最高すぎる。AUSCHWITZ、サウンドかっこいい!歌詞早く全部聴きたい。考えすぎな男、不穏なKYG!鳥肌。broken、美メロ!アメリ、うっとり。もうね、今時点で断言できます。これ傑作。「愛に逆らうな」で聴けた柔らかなポップ感も「I Know」のファンクなリズムも、さらに奥行きがあることが分かるし、また全然別の扉を1曲1曲開けてる感じがします。もう曲ごとの全体のフォルムからして違うから、こんな1分弱の試聴でも十分その多彩さが分かる。凄い凄い。それぞれ1回聴いただけですが、もうリリースまでは聴かないでおきます。ヤバイ。

KREVA、ニューライン『紅葉<クレバ>』始動!!
くレーベルのブログK-Label BLOGで、KTCC、KREVAソロ、B.P.T.D.に続くKREVAニューライン『紅葉<クレバ>』始動が発表されました。
「その音像は実験的かつファンクショナル。集中力を要する人に、リラックスしたい時に、作業効率アップに、これはあらゆる非音楽環境に適応する環境音楽。アンビエントを越えた世界初のハイパーミニマルミュージック」
とはレーベル代表北川"パチオ"毅の言葉。ファンクショナルな環境音楽? アンビエントを超えたハイパーミニマルミュージック? なにをやらかすんだ、という感じですが、バイファー再始動を告げられたばかりでまた新展開て。とりあえずインストなのかなー。めちゃくちゃにセンスのいいシンプルな短いフレーズをループさせる感じかな。コーネリアス的な音響系に行くのかなー。とにかくKREVAはおもしろい!今のKREVAの活動は目が離せない。 

COUNTDOWN JAPAN 06/07の出演者第3弾発表はいつもの20日から繰り上げて18日0時になるとのお知らせ。20日発売のジャパン(雑誌)が流通の関係上、Webより先行して情報が出てしまうことへの対策とのこと。
これ、今までもずっとフライングはあったし、半日程度のラグは気にしなくていいのにな、と思ったんですが、もしやこの第3弾にとんでもない大物がいるからなのか、とか邪推したくなりますね。多分そんなことはないんだろうけど。発表直後はまたものすごく重くなるんだろうなー。しかし第3弾、気になりまくりです。出演日程が決まらないとどうしても決断できないし。

フジファブリック金澤ダイスケの只今入院中。にて、退院の報告が!
「いつから退院していいのか聞いたところ、どうもいつでもいいらしく、、、、昨日の今日で退院になりました。笑」
退院はやっ!ひょうひょうとしてる本人の言葉では大変だったのか、そうでもなかったのか分かりませんが、とりあえず問題なさそうでめでたい。ライブにはいつから復帰なのか、気になりますが無理はしないでほしいなー。しかしこのゴムと変形定規みたいなのはどう装着するんだろ。
あと顎関節症つながりであややもコンサート中止したりしてますね。

STANBBSにて49がついに(?)「完全レス・スタイル」卒業宣言。といってもしばらく先のようなので、みなさんいまのうちです(何が)。
さらに49レスの中で判明しましたが、STANの正確な発音は「ステァン」だそうです。言いづらっ!

Nirgilisのスタッフブログによると、ラジオ生出演のため静岡にいたアッチュは静岡おでん祭りに行ってたようです。
これ僕も行っていたので、アッチュとニアミスしてたという事実が判明。おでん美味しかった。

チャットモンチーによるニューシングル「シャングリラ」とアニメ「働きマン」についてのコメント映像が配信中
あー働きマン見逃した!というか何曜日の何時からだったかを確認しなければ。大分コメント撮りに慣れてきた3人。最初のころは観ててハラハラしたし(親心)。


アンケートに続々と回答いただきましてありがとうございます。
もう一つ一つの回答が読んでて楽しいです。ときに笑い、ときに感動し、ときに考えさせられ。このブログについても、やっぱり印象的な記事はあれだったんだと再認識したり(謎)。
そろそろ集計作業の膨大さが恐くなってきてますが、18日までお待ちしてます!
追記:22日までお待ちしてます!(延長しました)

あ、回答いただいた方にお礼と感想を返していこうと思っているのですが、コメント欄に書いていただいた方で数名連絡先が分からない方がいます。9日回答のTさん、11日回答のRさん(コメント欄拡張方法サンクスです。早速やりました!)、13日回答のTさん、もしよかったらお知らせください。


ではでは、週末は京都に遠征。ジョントポールを目撃してきます!ミュージック・ラヴァーの一人として京都タワーも行けたらいいかなと。
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by kngordinaries | 2006-10-13 22:20 | 音楽ニュース
奥田民生、The Verbs加入&ツアー決定!!アジカン!GOING!他
奥田民生、The Verbsに加入!JAPANツアー参加決定!!
奥田民生が、盟友であり世界屈指のドラムプレイヤーであるスティーヴ・ジョーダンのユニット・The VerbsにVocal&Guitarとして加入することが発表されました。12月18日なんば Hatchからの日本での4公演にも参加。こちらの新聞記事によると今月下旬から新曲をレコーディングして既発のアルバムに追加収録して再発するとのこと。さらに07年予定のアメリカでのツアーにも参加の予定。
これ凄いことになってますね!SJのユニットに参加して新曲にツアーにって!どうせならチャーリー・ドレイトンも呼んで3ピースが観たい(無茶言うな)。来年はアメリカツアーにも参加とか言っちゃって、本業はどうするんだと、本業のツアーやリリースはどうなっちゃうのかと、そういう懸念もありつつ、OTの新たな挑戦に胸躍ります。しかし冷静にバンドの編成をみると、ギター多いなー。これまでのOT&SJ共作曲も披露されたりなんかしたら大事件だ。いつこういうことがあってもおかしくなかったけど、このタイミングできたかー。とにかく要注目。

ASIAN KUNG-FU GENERATION、アリーナツアーの対バン決定!
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのTour酔杯2006-2007「The start of a new season」の対バンが発表されました。SPECIAL OTHERS、OZMA、小谷美紗子、スパルタローカルズ、POLYSICS、BEAT CRUSADERSなどなど各公演2組参加のもようで、まだ数組後日発表もあります。
名古屋SPECIAL OTHERSて!アリーナでこのバンドを初観できるとは!他の公演もなんだかもの凄いメンツで、プチnanoツアーみたいになってますね。対バン2組で2時間弱、アジカン1時間半みたいな感じかなー。これお腹いっぱいだな。席がとんでもないところだったんですが、もう気にしない。

ASIAN KUNG-FU GENERATION、ニューシングル詳細決定!!
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのニューシングル「或る街の群青」が11月29日にリリースされます。映画「鉄コン筋クリート」の主題歌でそちらの公式サイトのTRAILERでちらっと聴けます。
TRAILER、ほんとにちらっとなんでよくわかりませんが、結構アップテンポでメロディアスなポップチューンではないかと。というかこの映画がおもしろそう。「ファンクラブ」以降のアジカンのモードなのか、映画向けのバンドにとっては番外編な曲なのか、ちょっと知りたい。

GOING UNDER GROUNDの武道館ライブからDVDリリースを前にVISTAを先行視聴できます。
博愛博のDVDでも思いましたが、武道館でシンプルなステージ設計のときのライティングの美しさったらないですね。ぶっちゃけた話、このDVD1回目に観るときは泣くと思う(恥)。

次号10月20日発売のJAPANにSTAN登場
音楽と人にも出てましたが、ロングインタビューが読めるのは嬉しい限り。他に初表紙のELLEGARDEN、アジカン、CORNERIUS、KREVA等々楽しみな面々も。
しかし「脳内デカルコマニーが炸裂するSTANのサード・アルバム『I know』。「俺はみんなの犠牲になってハリツケの刑にされている」──露になったKYGの苦悩、その憤死寸前の心境とは」という煽り文句、ちょっと凄すぎるのではなかろうかと。とりあえず必読。

今さらSTAN公式のリンクのページから発見しましたが、socketTVというサイトで05/4/1の新宿ロフトでの「ULTRAMAGNECTICSTANS」「YOUNG&FINE」「いずれみんな気付くさ、俺たちはただのダンス・バンドなんだって」「THE SONG」が視聴可能です!
「YOUNG&FINE」「いずれみんな・・・」はまだライブで聴けてないので、ほんとにありがたい。1年半前なので多少若い感じがしますね。


4月に続いて2度目のSTAN in ミュージック・スクエアを聴きましたが、ほんとおもしろい。今西大フィーチャーの巻。
「愛に逆らうな」「あゆ」「Not Rock, But Roll」がオンエアされました。というか、多分DJの人がSTANを好きすぎるんだと思う。普通ゲストのブログの細かい話までパッと出ないよなー。ライブも何度か観てるふうだったし。こういう理解者がいると、ちょっといいなと思いました。

フジファブリック金澤くんのブログにて10月1日に無事手術を終えたとの報告が。
まずは手術成功がおめでたいですね。しかし、普通、こういうとこを見せるミュージシャンいないと思うんですが、そこは金澤氏。病院からの風景写真も多く、見る人が見ればどこだかすぐばれるのではなかろうかと。これが金澤クオリティー。

KREVA&PockyコラボCM公開中
やっぱり「THE SHOW」はとてつもなく名曲なのではないかと期待してます。バイファーも楽しみだし、KREVAのサクセスは続くなー。

髭ちゃん新曲「ロックンロールと5人の囚人」が恐ろしくポップな野心作で驚きました。凄いポップな曲をちょっとアングラにアレンジするバンドだと思っていたけど、これは本気で打って出てます。もちろんそれがめちゃくちゃかっこいい。
オリコンで40位くらいに入ってて驚きましたが、髭ちゃん次のアルバムで行くとこまで行っちゃうのでは。

STANの祭り(フリーダウンロード&ライブ)が一段落して、やっと昨夜吉井和哉「39108」が聴けました。というか、それからずーっと聴いてる感じです。
黒と白でちょっとコーナーをついてきた吉井ソロがついにそのど真ん中まっすぐに打ち抜いたような快作。しかもシンガーソングライター的な内省はより深く抉りつつ、ロックスターとしての攻撃性もレベルを上げていて、隙なし。
本人もインタビュー等で言ってるように、夏フェスのステージ等では今作よりさらにロックスターとして開眼してるようですが、このバランスのいい傑作ができたからこその今のモードなんだろうと合点がいくクオリティー。何回でも聴こう。プレミアム盤は買えなかったんで、ドキュメントDVDもそろそろ観よう。


そしてアンケート開始しました。早速回答してくださったみなさまありがとうございます!とても楽しく読ませてもらってます。いろいろな回答があって、ほんとに楽しいです。
その感想等、お返事は近々書かせていただきます。

アンケートは18日までやってますので、まだまだご参加をお待ちしてます!
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by kngordinaries | 2006-10-07 16:21 | 音楽ニュース
small changes vol.3 名古屋APOLLO THEATER
とにもかくにもお目当てのバンド、STANの出番が後半だとの情報(STAN BBSの49発言)を得ていたので、開演に遅れてもいいかな、と思いつつ、結局なんとか開演時間ぴったりに会場入り。

うーん、観客少ない・・・。
ここのところSTANを観たのがROCK IN JAPANのWING TENTとこの会場で行われたRe:mixだったのだけど、ROCK IN JAPANは大バコのライブハウス並みの会場がそこそこ埋まっていたし、Re:mixはこのアポロシアターがぎっしりだったので、そのギャップにクラッとくる。
開演時間を過ぎてもライブが始まらないので端から数えてみてしまった。この時点でスタッフかも、というグレーゾーンも含めて40くらい。

初STANだった5月のUP-SETよりはコンマいくつくらい多い印象。
2年くらい前のアナログフィッシュの名古屋ライブもこれほどじゃないながら少なかった。そのときは、ライブハウス行きまくってます、みたいな客層がわりといたけど、こちらはスカートにヒールで手さげの小さいカバンを持った女性とかが後方にちょこちょこいて、全体的にもライブハウス好きばかりという感じでもなかった。

ひな壇上の中央になんとなく陣取る。ひな壇の最前も埋まっていないし、ステージ前も埋まっていないので実質1列目感があった。・・・なんだか痛快だ。

1組目はてるる・・・という3ピース。バンド名からして京都のはんなりしたバンドなのでは、との予想は短絡的過ぎた。
縦ノリのハードなサウンドの曲もあれば、幻想的な世界観もあったりして、曲の幅が広く、演奏もしっかりしていたと思う。
とても上手いバンドという印象だけど、メロディと言葉が弱い気がしてしまった。

2組目はBRIAN RIANという今回出演のなかでは唯一の名古屋のバンド。
ボーカルがハンドマイクといういまどき珍しいすかしたロックンロールのスタイルで、テンションの高い爆音ライブを繰り広げる。多分そうとう若いんだろうな、という気迫とまとまりなさ。ハードロックとかグランジが好きなのでは、という感じの熱唱とパフォーマンス。
多分、持ち時間は他より短めだっただろうけど、そのがむしゃらっぷりが楽しめた。そーゆーのって、ロックのライブには意外と重要なのだと思う。

3組目はDOES。STAN以外では唯一曲を知っているバンド、といってもメジャーデビュー曲の「明日は来るのか」しかしらないけれど。
九州出身のバンドらしくのっけから方言全開のゆるいトークで和ませ、メロディアスなフォークロック調の曲を披露。やっぱりボーカルが独特な声質で気持ちがいい。
「名古屋は内気な人が多いのか。まだ酒入っとらんの」
「メジャーデビューって・・・大変ですよ」
とか、軽ーい口調で話すボーカルのキャラクタがとてもよかった。ラストに披露された明日は来るのかのようにソリッドな曲調は少なめで、次のシングルになるという赤いサンデイなどは浮遊感のあるポップなサウンドメイクで、多面的な魅力のあるバンドだと思った。

と、3組のライブが終わると残されたアクトはSTANのみ。
DOESが終了するとすぐにステージに登場して自らセッティングし音を確かめる3人。おそらく本人たちが選曲しただろうBGMに乗ってノリノリで音を確かめるKYG。KYGは一旦袖に引っ込んだものの、なんとなくずっとベースを構えてグニグニと動いている今西の後ろに周り込んで、二人で2人羽織りのようにしてBGMに合わせてベースを演奏して遊びだす。その間も49はドラムのセッティングをじっくりと。
ここまではバンド間の時間がとても短かったけど、STANはきっちり時間がとられてたようで、一応このイベントのメインということなんだろう。

4組目、STAN
STAN'S HOUSEULTRAMAGNECTICSTANSともう定番の流れとなった爆音ロックチューンの連打で押していく。グルーヴィーで刺激的なリズムとフリーキーな言葉の連射が最高にかっこいい。いつも出だしの勢いには圧倒されてしまうけれど、すぐにその細かいリズムが体に染み込んでグワーッと底のほうから体温が上がっていく。
いつもより音圧が弱めな感じがしたけれど、このほうがよりそれぞれの音がよく聴き取れるし、速いビートの中で性急だけど確かなアンサンブルが感じられて気持ちいい。いや、演奏ががっちりしたから聴きやすく感じたのかもしれないけれど。
「こんなん ありえなくない? こんなん 見た事ないよ ヤバイ ヤバイ STAN マジヤバイ」
演奏終わってすぐKYGが口を開く。
「昨日から次々にありえないことが起こってます。フリーダウンロード!メジャーなのに!ざまーみろ」
そしてDolphin Dance。イントロのリフからぐわっと体内の熱が上がる魅惑のポップチューン。「もしかしたら君のなかにもあるかもよ」の「君」を「君ら」と歌っていた。
この曲だったか、ワイヤレスベースを操った今西がステージからフロアに降り立って、しばし踊り弾き倒す一幕が最高だった。もちろんそれはフロアがスカスカだから出来たことなのだけど・・・。あと今西といえば、ところどころKYGや49が曲のメインになるところでは手のひらを上にして片腕をそちらに向けてお辞儀して、そのまま硬直したりしていた。相変わらず目を奪うなぞの動き。
「前の方、少しだけ盛りあがってっけど、後ろの方、全然動いてないね。・・・・まあ、そういう状況なれてるけど!」
そしてJAPANISTAN。3つの音があうんの呼吸でシンプルに絡まっていくイントロが好きすぎる。極度の高温なのか極度の低温なのか、ヒリヒリと麻痺するようなサウンド。シリアスな名曲。
「あ(と言った瞬間イントロのドラム炸裂)――これフリーダウンロードの曲」
KYGが次の曲名言おうとしたっぽいけど、49が演奏スタートし、手短な説明から愛に逆らうなへ。脳内をかき回されるような抜群のリフとふわりと飛翔するようなグルーヴのイントロを抜けると、至極穏やかで落ち着いたメロディに乗ってKYGの温かい歌声が響く。
「愛を知ってる そんな気がしている」
大体ちょうど24時間前にフリーダウンロードしてこの時点で30回以上ヘビロテしたこの名曲。大サビの「全て忘れて 休めよ 背伸びして 深呼吸」という歌詞にはほんとにやられた。恐ろしいほど平易な労わりの言葉、ダサいくらいに日常的な、微熱程度の暖かな言葉を、これだけ劇的なロックのグルーヴの中で歌い上げられると、もうなんか、崩壊する。あふれ出る。そして前進できるんだ、と思う。
あと2曲、というようなMCを挟み、THE SONGへ。すでに普遍的な名曲感が漂っているポップチューン。ここでも「君に伝えたいよ」の「君」を「君ら」に変えていた。
そして立て続けにI Know。本質とはなにか、という問いかけにも感じられる全てのステレオタイプを否定する言葉の連射とファンクな陽性のリズムが最高に心地いい。この倒錯的な表現は、分かりやすくロックの本質を射抜いているわけなのだけど。
「おわりー。はよ、うちに帰れー!」
とKYGが吐き捨ててライブは終了。
もしかしたらアンコールの予定もあったのかな、と思ったけれど、まだこの状況の中では実際できないだろう。12月の名古屋ワンマンどうなるんだろう。


今回のライブでハッとするような発見は特になかった。あったのは、基本的なライブの精度のレベルアップだと思う。
なんだか一つ一つの音が心地よく聞こえ、ステージ上のたたずまいもアドリブ的な動きが自然に行われていて、その微妙なんだけど確実な変化はとても観客としてアガるものだった。
バンドのキャパを超えるくらいの楽曲の精度の高さや、バンドの内包する可能性を感じて嬉しくなる、という批評的な観点からの楽しさはもちろん今回も無尽蔵に沸いてきたのだけれど、それ以上にこの場で発せられているこの音に直でやられている感じ、ダイレクトにライブを受け止められる感じが強かった。これはSTANライブでは僕にとっては初めてかもしれない。

ここが着火点。今、導火線の火はパチパチと音を立ててダイナマイトに向かっている、そんなイメージ(妄想)。
つまり今はまだ導火線のパチパチとした火花にアチアチ言ってる段階(暴走)。

あとちょっと思ったのが、前半2曲のトグロを巻くグルーヴで圧倒し、優しいポップチューンやシリアスな名曲で痺れさせ、また「I Know」で圧倒する、という最近の構成は、まったくもって見事なツンデレである、ということ。時代にフィットしてる。(それがどーした)

まあ結論的には理屈ぬきでも理屈ありでも最高に楽しいライブだったということだ、と思う。

というライブだったんですが、
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by kngordinaries | 2006-10-06 11:54 | ライブ
愛に逆らうな
愛を知ってる 
そんな気がしている

揺れながら 
僕は描いている

空に上がっていく 
僕は眺めている
全て分かっている

そうだ 愛に逆らうな

                 愛に逆らうな/STAN

STANの10月18日リリースの3rdアルバム「I Know」収録の1曲、「愛に逆らうな」が、発売の2週間前からすでに公式サイトでダウンロード可能になっています。しかも完全にフリー。つまり無料です。

さすがSTAN。やることが突き抜けてます。以下関係者のコメント。↓
公式サイトのコメント
『というわけで、やっちまいます。少しでも多くの人に届いて欲しーと思ってます。みなさんよろしく!』

KYGBLG改めモダン・ルネッサンス(いつの間に名前変えたんだろ)のKYGコメント
『今夜不可能が可能になる スマパン再結成の話どこいった?』

ちらーっとでもSTANが気になる方、無料でとてもお手軽に1曲聴けます。とってもお得。しかもいい曲。ぜひぜひお気軽にお試しください。

そしてこの曲がいい曲だと思ったら、誰も損しないので、音楽好きの友人にすすめたりしちゃったりしてみるのもおすすめです。




というか、ちょっとゲリラ的ですが、この本気の活動がとても嬉しい。タイアップとか有名人がPVに出てますとか、世の中話題づくりの方法論はいろいろあれど、ガチンコです。STANは。ほんとにモノは試しなんで、多くの人にとりあえず聴いてみて欲しい。

「愛に逆らうな」は「I Know」とともにRIJとRe:mixでも披露されていた3rdの中でも大きな存在だろう曲の一つだと思うんですが、音源で聴いてもやっぱりゾクゾクするくらい優しく心地いいポップチューンで、またまたこれまでの曲にはないこのバンドの新たな世界が見える1曲になってます。
この記事の冒頭で引用したのは、曲の出だしの1節なんですが、曲の後半、1分40秒を過ぎたあたりからのいわゆるブリッジに乗って届けられるダイレクトすぎる優しい言葉は衝撃的です。こんなにまっすぐで穏やかな優しい言葉を歌い上げるロックバンドを僕は知らない。引用するのも躊躇ってしまうくらい。

とにかくこんな名曲を世界中の人がお手軽にダウンロードできて何100回でも聴けるなんて、それはそれはもの凄いことなんだ、とは大きな声では言わないでおきますが、聴いて損はないです。だってタダだし。

そして個人的な話ですが、明日はSTANライブです。
ほんとに直前になってこのサプライズにテンションヌが上がり放題です。
出演組数が4組らしいので、もしかしたらこれまで観てきたSTANライブより持ち時間長く、いろいろな曲が聴けるのかなと期待しています。

チケットぴあを少し前にチェックしたところチケットもかなり売れてるみたいなので(△マーク!つまりお早めに状態)、前回の5月の名古屋イベントライブより盛り上がるのかもなーと予想してます。別に静かな空間でもライブ自体がよければ問題なしですが。


さあ、それまでに愛に逆らうなを何回僕は聴くのでしょうか。いまのところ22回。
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by kngordinaries | 2006-10-04 00:58 | 音楽