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Re:mix2007、詳細発表!吉井和哉!KREVA!他
Re:mix2007、詳細発表!!
名古屋の素敵夏イベントライブ「Re:mix」の開催が今年も発表されました。タイトルはRe:mix2007、日程は8月24日、会場はダイアモンドホールとアポロシアター。出演は藍坊主、8otto、音速ライン、キャプテンストライダム、倉橋ヨエコ 、STAN、スパルタローカルズ、DOES、THE BACK HORN 、Theピーズ、hare-brained unity、VOLA & THE ORIENTAL MACHINE、POLYSICS、monobrightの計14組。
今年もきました!名古屋の数少ない素敵ライブイベントRe:mix!もうRIJFの先行抽選にも敗れて夏フェス関係が何も決まっていない自分としては待望でした。そしてその期待に答えるこのラインナップ!というかSTAN!(身も蓋もない) 2年連続出ていたアナログフィッシュが出ないのがとても残念ですが、今年も若手からベテランまでライブが楽しそうな、今が旬なバンドががっちり揃ってます。とはいえ平日なんで、そう簡単に参加できないかもなー。

吉井和哉、全国アリーナツアー決定!!
吉井和哉の全国アリーナツアーが発表されました。9月29日仙台市体育館を皮切りに10月28日福岡国際センターまで、武道館2daysを含む全8公演。
もの凄い不意打ち感抜群で、心拍数上がりました。こんなに早く!という驚きと、アリーナといういきなりの大スケールへの驚きと、ってことはつまりその前かもしくは最中にはアルバムが!という嬉しさがないまぜになった感じです。いやまさかまさか。シングル連続に続いてもう止らない吉井の快進撃。これなら夏フェスにでなくても全然OKではなかろうかと。楽しみすぎる。

KREVA、3rdアルバムリリース決定!!
KREVAの3rdアルバムのリリースが決定しました。タイトルは「よろしくお願いします」、発売日は9月5日。
4枚の全然間違ってないシングルをいいテンポでリリースし続けてきたKREVAからついにアルバムリリースのニュースが。というかこの人の場合毎回思わされるけど、タイトル凄い。確実に前のアルバムより売れる気がするし、クオリティも上がってそうなとこがまた素晴らしい。


巷で話題沸騰中のGOING UNDER GROUNDのニューシングル「TWISTER」の素敵PVのフル視聴をビクターの公式サイトで実施中。メイキングもあります。
ついに松本素生がその類稀なるタレント性を十分に発揮できた感があり、感涙にむせぶ今日この頃です(大胆な嘘)。このバンドに興味ない人も一度は観て欲しい。ある意味大日本人よりもハイクオリティ(あながち嘘でもない)。

ライムスターブログによるとこないだのファンキー大百科に宇多丸師匠がレキシの一員としてステージに上がったもよう。
マボロシによるライムスとバタ犬の繋がりからレキシこと100sのメンバでもある池ちゃんへ繋がるこの連なりがなんだか個人的に嬉しいです。中村一義とMummy-Dがうっすらと結びついてるわけですよ。どちらも好きだけど、ここが繋がることは一生ないと思っていたから意外すぎる。ちなみにマボロシのもう一人、竹内a.k.aセクシーはエンドリケリエンドリケリのバンドの一員でもあるのだ!(←豆知識)

そんなマボロシがROCKS ON TVにゲスト出演してました。
最初もの凄い居心地の悪そうな坂間氏が後半かなり飛ばしていくそのギアのゆったりとしたあがり具合が面白い。超ジェラスが待ち遠しすぎ。



昨夜は2年ぶりの100sのワンマンライブに興じてきました。
筆舌に尽くしがたいもの凄い歓喜の爆発したとんでもないライブでした。博愛博もTour Of OZもそうだったけど、やはりこのバンドのライブは特別すぎる。最高でした。

今週末はSTANです。3月以来のライブ、5組出るイベントで持ち時間も短いだろうけれど、覚悟していかないといけない気がするほど、なんか凄いことになりそうな予感がします。楽しみすぎて今から大変です。
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by kngordinaries | 2007-06-26 01:15 | 音楽ニュース
Jubilee、こんなくるりの音楽が聴ける歓び
Jubilee

歓びとは 誰かが去るかなしみを
胸に抱きながらあふれた
一粒の雫なんだろう

なんで僕は 戻らないんだろう

雨の日も風の日も


「NIKKI」、そしてベスト盤をリリース後の久々のくるりのニューシングル「Jubilee」にもう骨の髄まで蕩かされてしまっている。

最初に聴いたときにはそうでもなかった。
前評判どおりクラシック音楽の要素が多分に配されつつも自然なアレンジと、思わず息を飲むほどの美しいメロディに感じ入りつつも、素晴らしい名曲を生み出し続けてきたこのバンドの中で突出した1曲ではないような気がしていた。
ただ、なにか違和感があった。

特に気になったのは、アレンジの中でのリズムの比重だった。
昨今のダンスミュージックとかで使われるクラシックはどちらかというとゆったりと流麗な要素となり、そこにビートを入れるのはあくまで打ち込み、というのが基本形だと思う。しかしこの「Jubilee」のなかでのリズム隊は、メインで主張する弦や鍵盤に対してあまりにも静かに寄り添うだけなのだ。
いまどきビートを感じさせないポップミュージックはない。じゃ「Jubilee」はポップじゃないかというとそんなことはないと誰もが断言できる作品になっている。

メロディの中に、ハーモニーの中に、言葉にはできない音の移り行く時間の経過の中に、そういったものに内包されたビートを丁寧に掬い上げている、といえばいいだろうか。
とにかくメロディやハーモニーをどこまでも大事に、それに添ってリズムを組み立てた結果、とてもポップな音楽がここには生まれている。

くるりといえばリズムにはどこまでも気を使うバンドだ。
いつかのときには停滞する邦楽ロックにリズムの重要性とそこにこそ革新性が込められると知らしめたうちの一組でもある。ビートに新しい耳障りがあることが重要なことであることを啓蒙した一組でもある。
そんなバンドがこんなふうに表現のベクトルを切り替えたことが、なんだか違和感を感じた一因だったんだろう。

聴けば聴くほどにこの曲はたまらなく耳に優しい。もうここのところ口をつく鼻歌は95%越えでこの曲のサビのメロディ。とにかく病みつきなのだ。
この曲を聴いているときに、くるりというバンドやそのメンバーのビジュアルやこのシングルのオリコンランキングや、もっと言えば時代も目の前の風景も頭の中にない。音の世界以外の要素は関係なく音楽に浸って聴ける感じが強くある。
うどんでいえば素うどんである。(←微妙なたとえ)

そして思い返してみるとくるりといえばそういう作品を作ってきたバンドだった。
純粋な音楽的探究心のなかで、リズムやビートに寄り添った時期もあったけれど、本当の軸はとにかく広い意味での音楽対自分。それがくるりだった。
だからこの作品はそんなこのバンドの道程の先を示すものとしてなんら矛盾しないし、むしろ大納得な進化なんだ。結構何回も聴き倒して、やっと思い至った。

個人的な文脈で語らせてもらえば、メロディを塗りたくる世相の中で、リズムとグルーヴだけでいいだろと作品で示した奥田民生の「マシマロ」と同じくらい衝撃的に、「Jubilee」は今のポップ・ミュージックに対してカウンターを放てていると思う。
そして「マシマロ」と同様に「Jubilee」もパッと聴き全く持って最高のポップミュージックであるところが大変に素晴らしい。


ともすれば音楽以外の様々な要素に目を奪われがちな音楽シーンの中で、まっすぐに音楽を追求するくるり。
それはとても素晴らしいことであると同時にとても困難なことでもあるし、実際彼ら自身も軸がブレたことはあったように思う。
そんな中で届いたこの作品は、このバンドの未来だけでなく大げさに言えば音楽シーンの未来をも照らす一筋の光になるんじゃないだろうか。

というか、くるりといえばそういうバンドだったんだった。
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by kngordinaries | 2007-06-24 14:51 | 音楽
大日本人
観ました。松本人志の初監督作品。

どっぷり「ごっつ」世代である自分にとっては、いやそれだけでなくこの国に住む全ての人にとっても、というか彼の日本での功績を前情報として耳にした全世界の人たちも、誰もが何らかのかたちで批評的なスタンスで向かい合ってしまうさだめにある今作。
面白いかどうかは全くの未知数であっても、どうしても観ずにはいられない、という人が劇場に足を運ぶだろうところ、公開直後であるいまのところかなりのヒットになっているもよう。もちろんこれは松本人志のこれまでの信頼がどれだけのものだったかということの証明にはなっても、この作品の評価とはあまり関係がないだろうと思う。

で、観た。そんな付加情報の全てを忘れ(るよう心がけ)て観ました。

文句なし。
観終わった瞬間、思わずスタンディングオベーションでした。心の中で。

最初のインタビューのシーンから投石、そしてタイトルバックと音楽。ここまでで静かながらとりあえず先を追いかけたくなるし、グッとスクリーンに引き込む力がある。
そこからはじわじわと「大日本人」の謎めいた正体へゆっくりと情報が小出しにされながらいくつかのテーマが表出していく。
この構成の妙。はっきりと笑いに振れてはいない悲しみとおかしみと切なさがないまぜになったような、VISUALBUMともそれ以前の松本作品とも共通する彼独特な感覚が、大スクリーンでより繊細により大胆に描かれていく。なんだか嬉しくなる。

松本人志が無数に産み出してきた独創的なコントは、どれもこれもそこいらの映画より面白かったけれど、果たしてそれが2時間という長尺の中で、その独創性や世界観、風合いをそのままの濃度で保ち、そのままの破壊力で見せられるのかどうか。
というのが一つ大きな関心ポイントではあったのだけど、もう観ているうちにその杞憂は消し飛んだ。

まー面白いこと面白いこと。
ただ単に笑いが満載というわけではなく、奇抜でトンデる設定や、気持ち悪いデザイン、何かが決定的にズレている違和感、といった松本コントの基本理念が、どれも出色のアイデアと演出と映像で迫ってくる。

前半の謎に包まれた主人公のオフビートなインタビューシーンも、板尾の獣とのついに炸裂する「ごっつ」な笑いも(最高)、容赦なく映し出される大日本人というヒーローの悲しさも、戦闘シーンの安さも、そしてラストの妙に鋭い社会的風刺の効いたくだらなくも会心の展開も。
いやー満足。やっぱり松っちゃんは映像作品での作りこんだ笑いもやり続けなきゃいけない。それが映画でもそれ以外でも関係ない、とにかく素晴らしい作品であってくれればそれでいい、と心から思った。

つまり、これまでの松本作品と決定的に違うことは何もなかった、ということでもある。
松本人志は芸人のままテレビタレントのままコメディアンのまま、笑いにこだわったスタンスそのままに映画を撮った。こんなに嬉しいことはないし、こんなに楽しい映画はない。
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by kngordinaries | 2007-06-15 01:34 | 映画、ドラマ
吉井和哉、2007年第3弾シングル!!KREVA!井上陽水奥田民生!他
吉井和哉、2007年第3弾シングルリリース決定!!
吉井和哉が8月22日にシングルをリリースすることが決定しました。タイトル等の詳細は未定。5月にリリースした「WINNER」、7月25日にリリース予定のシングルに続いて2007年第3弾シングルになります。
もの凄い怒涛のリリースに驚愕です。創作意欲が漲りまくってる状態なんだろうなー。「WINNER」も普遍的な美しいメロディと歌唱が素晴らしすぎる1曲だったし、カップリングの「発光」はサウンド面の進化を感じさせるロックチューンで、どちらもとてもよかったので、この連続リリースも楽しみすぎますね。「39108」から1年開けずにアルバムが出てしまうなんていうビッグロックスターにあるまじきワーカホリックなことになるのかならないのか。こうなってくるとライブ予定がないことに納得がいかなくなってきます(←わがまま)。昨年ロックスター吉井の復活を印象付けた夏フェス(実はまだ初期段階だったけど)も今のところ1つも決まってないわけで。意外なところでまだ未発表のロックロックこんにちはに期待してみたりしてみようか。

KREVA、ニューシングルはfeat. 草野マサムネ!!
KREVAの6月20日リリースのニューシングルの詳細が決定しました。タイトルは「くればいいのに feat. 草野マサムネ from SPITZ(Single Edit)」。一時期シークレットになっていたコラボ相手はスピッツの草野マサムネ。
またこれ、凄いことをナチュラルにやらかしてしまうアーティストKREVAがまたやらかしますね。個人的予測では吉井和哉か久保田利伸かと思っていたので、予想外だったんですが、分かってみると今考えうる最強の組合せってもうこれしかない!といえるくらいジャスト。「音色」のときも「アグレッシ部」のときも、いつもKREVAの状況判断と音楽的反射神経は正しいもよう。

とか言っているあいだにも久保田利伸 meet KREVA名義のシングル「M☆A☆G☆I☆C」が8月8日がリリース、そして大ホールツアーが始まったばかりだというのに次のツアーが決定、ともう怒涛の勢いで走り続けてますね。

井上陽水奥田民生のライブDVDがリリース決定。タイトルは「Double Shopping Drive 2007」で発売日は7月25日。
@TOWER.JPによると2007年2月19日、20日Zepp Tokyoのライブを収録で、「映像特典Discとして2005年11月17日に恵比寿Liqud Roomで一度だけ行われたSpecial Liveを収録」というかなり素晴らしいパッケージになるもよう。MC含め、もうほんと楽しすぎる空間だったあのライブを映像でまた観られるのは嬉しいかぎり。

さらに6月14日発売のヤングサンデー誌にていくえみ綾×奥田民生のコラボ第3弾「スカイウォーカー」が掲載
このコラボ、確実に民生側が全く労力を使ってないと思われるところと、果たしてこの雑誌の読者層に支持されるのかというところが興味深いです。いずれ単行本化希望。

TRICERATOPSがベストアルバム「"DON'T STOP THE NOISE!"The Best Singles & B-Sides 1997-2007」を7月25日にリリース。10年間のシングル曲とアルバム未収録のカップリング曲からチョイスした楽曲に新曲「Chewing Gum」を加えた2枚組全31曲を収録。
「最近巷に流れてる俺達のベスト盤の情報は、タイトルも曲順も違うから、ここにちゃんと書いておくね。」ということで和田唱ご本人がブログにアップしてました(それもどうなんだ)。リンク先に曲目がありますが、1枚目はほんとにベストオブベストという感じで凄い。どの曲もキラーチューン。そして2枚目はアルバム未収録ながらライブの人気曲もあったり、レアなものもあったり、初期はリアルタイムで聴いていなくてアルバムだけ聴いている僕のようなものにはとてもありがたい感じになってます。


マボロシの公式サイトがリニューアルオープン
ちょっと毒々しいとこがいい。神経衰弱ゲームでオリジナル壁紙がゲットできるということで、今の僕の壁紙は「THE ワルダクミ」Ver.になりました。というか、最近は100s「ALL!!!!!!」と負けず劣らず「ワルダクミ」がヘビロテです。ファンクとブルースとヒップホップのミクスチャーサウンドとも違うまさに「音楽資産泥棒」なサウンド。坂間大介の風刺と批評の利いた超一級のリリック。ラスト曲「マボロシのほし(EARTH-GO-ROUND)」を聴き終えたときの余韻はなんともいえないです。超名盤。「超ジェラス」からの新しいタームも目が離せない。

アジカン後藤日記で「新しいアルバムの制作の進捗状況はだいたい7割くらいまで来たと思う」との発言が。ということは夏終わりか秋にはアルバムかなーと思っていたら、「夏フェスの合間と秋まではスタジオで作業を続けて、もう少しやってみたい」んだそうで、これはまだしばらくリリースは待ち状態なのだろうか。
しかしこの辺のことをリアルタイムで直に報告するミュージシャンも珍しい。

くるり、6月27日リリースのアルバムのタイトル・曲目発表。タイトルは「ワルツを踊れ Tanz Walzer」。
シングル「JUBILEE」がほんっとに素晴らしくてアルバムが待ち遠しい今日このごろです。ただ、「JUBILEE」を聴く限りアルバムにポップな部分がほとんどないんじゃないか、という危惧もちょっと。音楽的に素晴らしいのは間違いないと思うけれど。「JUBILEE」、もうとんでもなくもの凄いメロディなのに決してキャッチーではないんだよなー。


再来週から100s、STAN、GOING UNDER GROUNDと毎週末に待望のライブが目白押しでウハウハ言ってる毎日です。
それぞれがそれぞれに違う意味でとても楽しみです。
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by kngordinaries | 2007-06-09 23:52 | 音楽ニュース
ALL!!!!!! 100s
で、朝は決まって、築地でいつもの洋食で。
あと何年かで、ここもさよなら?


中村一義のハイトーンボイスがいきなり耳を直撃して、すぐさま爽快なギターのカッティングからバンドサウンドがあふれ出すオープニング「そうさ世界は」から、現在の100sというバンドの明確な意志と澄み切った心情がはっきりくっきりと音のすみずみに感じられる。
上に引用したのは、そのアルバムの出だしの歌詞なのだけど、「で、」という冒頭の前置きは前作の「OZ」を踏まえて、という意味合いを感じるし、そのあとの築地や鬼子母のくだりなんて、生粋の下町っ子である中村一義独特の言葉と描写が素晴らしく、いきなり心掴まれてしまう。

そして立て続けに「希望」。
万能感すら感じられるパワフルに聴き手の背中を押す、強さと優しさが溢れた爽快なこのポップチューンに、なぜか涙腺が緩む。シンプルで簡潔な言葉の奥に、聴きようによって多様な想いを汲み取ることが出来る懐の深い一曲だ。

さらに勢い止らず、100s音頭とも100s流盆踊りソングとも言えそうなお祭ソング「まんまる」の音色とリズムの心地よさといったら!

等々、全11曲で時間にして40分ちょっとのいまどき珍しくコンパクトな作品なので、勢いで全曲感想を連ねていきたくなる。というか、全曲ポップソングとして恐ろしく出来がよく、あっという間に1周聴き終えてしまう。100sの2ndアルバム「ALL!!!!!!」はそんな会心の作品だ。

とにかくエネルギッシュで透明感に溢れている。メッセージも明確なら、音もざっくりとした味わいで明快。
音響的おもしろさのあった以前の中村一義の構築されたサウンドの流れからすると、大きな変化を感じられるサウンドは、聴き始めは多少違和感があった。けれど、聴けば聴くほどに心地いい。中村一義の音源だというフィルターを通さずに聴けば、このダイナミックなバンドサウンドは今のロックシーンのど真ん中に位置するものだと言えると思う。

中村独特なメロディはそのサウンドの中で伸び伸びとポップに羽ばたき、ライブ会場ではどの曲もシンガロングされるんじゃないかと思うほどとっつきやすい。そして、どこか切ない。
そう、パワフルで爽快な音やエモーショナルなボーカルでコーティングされたそれぞれの曲のメロディ、そして言葉はどこか悲しみや弱さや終焉というものを感じさせて聴き手の心を震わせる。それこそが、この「ALL!!!!!!」の核なのだと思う。

誰もが人だよ。そう、誰もが自然の一部で。
全ては変わるよ、もう。それでも人だよ。

若い理想や夢、散々な粉。かけらに。
まだ咲くぞ。まだ、咲くぞ。
この樹、ももとせ。

このままいたいのは、僕らでなくて心でいい。
痛いのは、心じゃなく僕らでいい。
いたいから、僕らはまた別れ、
もう一度、出逢うんだよ。

その表現の根っこには、中村くんとそのおじいさんとの別れがあるのかもしれない。それは分からない。
ただ、この作品の全体にはどこか虚無感にも近い空っぽの絶望のようなものがあり、そこから無理やりにでも自分や周囲の他者を鼓舞して奮い立たせ、その涙を止めようとする確固とした意志があるのは間違いない。それがこの楽曲とサウンドを呼んでいるんだと思う。

そしてその気分や雰囲気はわりと生々しく時代の感覚と共鳴しているような気もする。

ノー。ただ、あまのじゃくなだけっス。

イェス!デカイまんまる。満月だ、まんまる。


始まりはいつもここからだ。Do The バカ To The World.
騒ぎはいつもここからだ。Do The バカっつうか、
始まりはいつもここからだ。Do The バカ To The World.
騒ぎはいつもここからだ。Do The バカ To The World.

なーんもない。まぁ、過渡期とはいえ、なーんもない。

なーんもない。が、限りなく広い。なーんもない。

ユニークな歌詞がいつも以上に満載なのが今作の特徴の一つだと思うのだけど、そこにユーモアとシリアスが混ぜ合わさったカラッとドライな達観が感じられるのが、とても興味深い。こういう感覚の言葉を産み出せる人は本当に少ないと思う。


まあとにかく「ALL!!!!!!」は、ぜひとも多くの幅広い音楽好きに聴いてみてほしい素晴らしいポップアルバムになっている。
100sとしての結束感はこのサウンドを聴けば、もうなんの不安もない強固なものだと分かるし、そろそろ始まろうとしている久しぶりのライブツアーへの期待も高まる。この「ALL!!!!!!」に込められた感情が、会場で爆発する光景をこの目で観られるのが本当に楽しみだ。
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by kngordinaries | 2007-06-06 01:38 | 音楽