ROCK IN JAPAN FES.2007 3日目 その1
この日はトップバッターのマボロシ観たさでいつも以上に早く会場入り・・・するはずだったのだけど。

会場周辺が大渋滞、なのはいつものことで30分も我慢すれば駐車できるところなのだけど・・・スタッフのオペレーションが全く機能していず、同じところを何度も周回させられ、気付けば3時間が経過。マボロシ、見逃した・・・。チャットモンチーも。
もう目と鼻の先でやっているライブに参加できないこの悔しさ。
スタッフのオペレーション一つで印象がこうまで変わる、ということが身に染みてわかりました。今後はぜひ改善していただきたい。

まあ、それはそれとして会場に到着。
WING TENTから漏れ聞こえるオレスカバンドの楽しげなサウンドに、傷ついた心を癒されながら(多少誇張あり)、GRASSへ向かう・・・と、ちょうどLAKEのライブが始まりそうだったので、せっかくだからとチラ観していくことに。

11時50分、絢香
LAKEを埋め尽くす人の波、バンドメンバーに続いて絢香本人が登場したときのどよめき。やはり破格なアーティストなんだなと思わせる高揚した雰囲気が感じられる。
そして歌いだされた1曲目は三日月。説明不要の大ヒット曲。テレビから流れるのと同じ、力強く楽器として高性能な歌声が響き渡る。
圧倒的だ。なにを今さらな話だろうけれど、その圧倒度とは逆に歌自体のメッセージは年齢相応の純粋さとあどけなさがあるところが、この人の凄いところだろう。「Automatic」や「First Love」のころの宇多田ヒカルを思わせる。いや、あの人はもうちょっとマセテたけども。
続いてテンポを上げてCLAP&LOVE。観客の乗せ方もなかなか手馴れたもので、素晴らしい。
が、そろそろGRASSに行かねばならないため、ここでLAKEを離れる。

12時20分、KREVA
くればいいのにが流れ会場が沸きあがるなか、KREVA登場!ここ最近のいでたちや登場からトリッキーにかますパターンではなく余裕が見える。1曲目はTHE SHOW
「おい、早く来いよ!」と遠くから集ってくるオーディエンスに声をかけたり、このゆったりと、しかしバッキバキのライブチューンに乗って、のっけから煽りまくり。この堂々たるパフォーマンスは、きっと本人もロックフェスという場での自分がもう完全に受け入れられていることが分かっているんだろう。
2曲目はちょっと懐かしい激熱ライブチューンDAN-DA-DAN。早くもCUEZERO登場で会場を揺らす揺らす。
そして
「もう4年連続でこのフェスに出さしてもらってるみたいで、ほんとにありがとう。今日は新しい俺をみんなにみせちゃおうかな」
となんだか仕掛けを始める。ダンサー達がKREVAの後ろに陣形を作る。まさか・・・。
「じゃあ、新しい俺」
といって、曲が始まる。JUMP ON IT、超攻撃的にアゲまくるアップチューンなのだけど、そのトラックに乗って踊りだすKREVAとダンサー達!どよめく会場。この男ほんとにいつも期待を裏切りつつ楽しませてくれる。
そして
「次は新しい俺、その2」
は、この時点では未発表の新曲ビコーズ!「月のきらめき」「次のひらめき」「君といたい是非」という韻踏みまくりのサビの言葉の意味を一つ一つひも解き、その曲中ではさらっと流れていく言葉に込められた想いをきっちりと解説していく。ハイセンスなトラックメイクと澱みなく韻を踏みまくるスキルフルなフロウも素晴らしいけれど、この人のライムの濃さ、深さはここのところその進化たるや著しい。
パフォーマーとしての自分、一青年としての自分、B-BOYとしての自分、音楽家としての自分が感じる日常の想いから哲学からがぶっとく詰め込まれている。
続いてはSONOMIが登場してひとりじゃないのよ。この優しい応援歌ももともとの普遍性の高さから、だんだんフェス・アンセムのような貫禄が感じられる。
さらには最新シングルくればいいのにを正宗ボーカル部分をSONOMIが担当して披露。馴染みの名曲から最新の代表曲まで、この人がいかにいつでも自分を更新しながら今の成功をおさめてきたかがよく分かる。
ライブ後半は国民的行事でスタートして、Have a nice day!、さらにはイッサイガッサイともう完全フェスアクトとして完璧に役割を全うする超名曲の連発。
そして、より今のこの人のモードをはっきりと押し出したマニフェスト的メッセージソング、アグレッシ部を熱唱し、ラストはもう不朽名曲と言ってしまって間違いないメロウチューン、スタート。この切実な苦しみと痛みを抱えた自分の決意を歌った2曲は、個人的な熱い想いを歌い上げてるだけなのに、それが多くの人の心を押す応援歌になってしまう、というとても高効率な化学反応を有していてそこが素晴らしいと思う。
いやあ、今回も様々な趣向を凝らしながらの最高のライブだった。「愛・自分博」チャート1位と武道館公演、紅白出場とステップを上がり、ちょうど次のアルバムが出る前ということもあって、代表曲目白押しのセットリストとなったこともあり、この人のソロとしてのキャリアを総括するようなものにもなっていて大満足だった。
思えばまだインディーズでシングル1枚しか出していなかったKREVAのソロの初ステージがこのGRASSだった。あのステージにたった一人で立っての「希望の炎」のアカペラ独唱から3年。まさか国民的ラップスターになって、毎年このGRASSに登場するアーティストになるとは思わなかった。まだまだ行くな、この人。

ここで、軽く休憩。今年は初日が雨気味だったことも含めて例年に比べて多少過ごしやすいけどもやっぱり暑いな、などと思いながら食事をとる。
そして、LAKEへ移動。

14時15分ごろ、PUFFY
開演の10分くらい前に会場に到着すると、まだガラガラ。といっても、開演時間には当然の満員御礼状態。PUFFYに限らず今年は、特にLAKEは、会場の新陳代謝が異常なくらいよく、もの凄く健全な状態になっていた。フェス文化の定着というやつであろうか。
さて、由美が白、亜美が黒、という対照的な衣装で登場した2人に一気に大歓声が湧き起こる中、1曲目は渚にまつわるエトセトラ!もういきなりのアンセムにどっかんどっかん盛り上がる。さらにサーキットの娘で一気に会場の熱気は最高潮に。
「今年第一弾の新曲が7月に出まして。一体それまで何をやってたんでしょうね」
という由美のMCから新曲boom boom beat投下!前作Splurgeの流れの進化系とも思える、名曲揃いのPUFFY史の中でもロックソングとしてハイクオリティな1曲。
さらには働く男Tokyo I'm On My Wayと最近のシングルナンバーを披露。
後半のMCでは次のアルバムリリースの発表が。
「次のアルバムはまた凄い人たちに書いてもらっていて、「あの人が曲書くんだ?」って言うようなことがたくさんあって。・・・でも、ここでは言わない。・・・詳しくはウェブで!」
と言って笑う亜美。相変わらずな人たちだ。
終盤ではまさかここで、という驚きの初期の名曲ジェット警察の披露もあり、最後は海へと、そしてアジアの純真、と完全鉄板なセットで熱く熱く盛り上げまくって圧巻のライブは終了。

WING TENTから聴こえてくる鶴をなんとなく耳に入れながら次のLAKEのアクトを待つ。
そんなところでまた続く。(もう1ヵ月半も経ってしまってますが、ほぼほぼ記憶がなくなってますが、多分最後まで書くっぽい)
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# by kngordinaries | 2007-09-17 23:08 | ライブ
STAN、ニューシングル!!マボロシ、ニューアルバム!!GOING!民生!他
STAN、ニューシングル「THE FIRE」リリース決定!!
STANの待望のリリースが決定。初のシングル「THE FIRE」が12月5日にリリースされます。3rdアルバム「I Know」から1年2ヶ月ぶりとなる今作、タイトル曲「THE FIRE」に加え「アメジスト」「多くの人達」「頭の悪い奴等は醜くそして見苦しい」の4曲の新譜、さらにボーナストラックとして「THE FIRE」「JAPANISTAN」「愛に逆らうな」「ULTRAMAGNETICSTANS」「THE SONG」のライブテイクを収録した9曲収録。価格は1050円。
「ザ!ファイヤ~♪」と思わずドーパンのかの名曲を口ずさむほどに(←痛い)嬉しい!!!ついに!STAN!新譜!リリース!!ドーン!(←無意味) いやー、待った。「STAN」(再発)「STAN Ⅱ」「I Know」の畳み掛けるようなリリースから早1年。うーん、待った。またこれ、タイトルが「THE FIRE」って!超キャッチーなタイトルだなー。「アメジスト」「多くの人達」はライブで確実に聴いてます。最後の「頭の悪い奴等は醜くそして見苦しい」が一体どういうロジックを用いてこのタイトルを納得させるのか、がめちゃくちゃ興味深いところ。そしてライブテイクはほぼこれまでのSTANのベスト盤的な内容で、もうこれを聴けばSTAN丸分かりみたいな感じですね。そして価格!1050円!お得!(まわしものじゃないです) これはもう、買おう。基本的に一家に一枚買っとく方向で。12月かー。まだまだ先は長いなー。待ち遠しすぎ。

マボロシ、 第一次重大発表!!
マボロシ、坂間大介 Rec日記より第一次重大発表。まずはシングル「饒舌エクスプレス feat. TARO SOUL & KEN THE 390」が10月31日発売。価格は525円。そして2ndアルバム「ラブシック」が11月14日に発売。D曰く「全13か14曲!濃密!軽薄!ナスティ&センチメンタル!まだできてねえ!Oohhhhhhh weeeeeee!!!!」とのこと。
きたー!マボロシ!これの前の日記で次回更新で重大発表と書かれたときから、もう凄いペースでページを見に行ってましたが、ついに!TARO SOUL & KEN THE 390って誰だろう(不勉強)。まあRec日記にもよく登場している客演の発表も収録曲も、そしてツアーも発表されてませんが、とりあえず嬉しい。ちょっと前の日記では2ndアルバムリリース前なのに「ちなみに3rdアルバムのサブジェクトはほとんど出揃ったぞ!あ、ちょっと大げさに言ったかもしれません。」なんて言葉もあり、確実にこのユニットのテンションは今最高潮なもよう。最近もっぱら考えてるのは、マボロシがレコーディング終わったらセクシー(竹内くん)は次はバタ犬の新作レコーディングかなー、そうなったら池ちゃんもだから100sの新作はそのあとかー、じゃあ結構先かなー、ということです。完全なる妄想の行き過ぎです。

GOING UNDER GROUNDのニューアルバムが11月26日にリリース
って、まだ公式サイトではアナウンスされていませんが、リンク先によると「シングル3曲&タイアップ3曲を含む、約1年8ヶ月振り通算6枚目の強力オリジナル・アルバム!」とのことらしいです。
久々のオリジナルアルバムきた!ここのところのツアーの未音源化の新曲お披露目の異様な多さとそのクオリティの高さから、期待せずにはいられない。また大きくバンドの方向性が変わってくるような気もするし。11月26日ということは「さかさまワールドツアー 」はリリースを挟んだツアーなんですね。

KREVAが徹子の部屋出演
ってこれもう今日(9月13日)ですね。「KREVAの幼少から現在までを披露」って、どうせほとんど徹子が喋るパターンでは(あんまり観たことないのでイメージで決め付けてますが)。ちなみにKREVA、今度のツアーで日本武道館2daysも決まり、大分「国民的ラップスター」が板に付いてきたっぽい。「よろしくお願いします」、ヘビロテしてますが、めちゃくちゃ名盤です。21世紀の真っ当なシンガーソングライターはやっぱりこの人だと確信できる仕上がりです。

Dragon Ash、吉井和哉、Ken Yokoyama等々、ロック系のビッグネームの新譜リリースがひしめいていた先週のオリコンランキングはこちら
1位はやっぱりDragon Ashのベストかなー、KREVAの2作連続1位はちょっと難しいかな、と思ってたら、1位はなんと発売2週目の「ケツノポリス5」!ズコー(←昭和)。そしてKREVAはBOΦWY(表記はこれであってるだろうか)に次ぐ6位。以下、吉井和哉8位。Ken Yokoyama9位。カニエ・ウェスト12位て。ちなみにこの辺までは推定売上数でみると先週のランキングならベスト5入りということなので、全部売れたってことでいいもよう(ざっくりした結論)。

RO69にて、『ユニコーン・トリビュート』『奥田民生・カバーズ』の「完成記念試聴会議」(ドラフト会議を模した形式)というふざけた趣向の試聴会のもようを兵庫慎司が詳細にレポートしてくれてます。
兵庫さん、グッジョブ!もの凄い曲数を1曲ずつここまでレポートしてくれるとは。「ユニコーンの「ポップだけどヘン」「ヘンなのにポップ」な側面を誰よりもしっかりと受け継いでいるのがフジファブリックだということがわかります」とか、吉井和哉「与える男」の「サビで声が高くなったあたりは、もう民生なのか吉井なのかわからないことになっている」「なお、ドラムは民生が叩いている」とか、木村カエラの「かっこいい! アレンジ誰? とにかく優れている、シャープで。」とか「GOING UNDER GROUND“イージュー☆ライダー”はまりすぎ。これ、今でも酔うとカラオケで歌ってるだろ松本素生。」とか。もう読んでるだけで楽しみすぎてどうにかなりそうです(危険)。
さらに追加発表で「ウルフルズ“トロフィー”」て!!これは凄い!というか、トータス松本はなに歌ってもいいだろうなー。

こちらもRO69にて、monobrightの最新インタビュー&PVが観られます。
「頭の中のSOS」、今ヘビロテしてますが、これ「未完成ライオット」以上にいいかもしれない。ステージでない桃野ブライトのトークを初めて聴いた。あと最近カラオケに「未完成ライオット」が入っていたので歌ってみたところ、もの凄く気持ちよく歌えるメロディラインだということがよくよく分かってしまった、歌唱力に関係なく(ここが重要)。これは王道のいわゆる「ぼくらのロックバンド」的にドーンといくための重要な部分なんじゃないかなと。monobright死角なしか。
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# by kngordinaries | 2007-09-13 01:51 | 音楽ニュース
SiCKO
ビョーキなアメリカにメスを入れる、
世直しリアル・エンターテインメント。


マイケル・ムーアの作品は社会的なテーマを扱いながら極論的だし、ドキュメントというにはエンタテインメント色が強い。
そこが個人的にはとてもしっくりくる気がする。
作り手の熱や主張がはっきりしていたほうが自分が考える材料になりやすいし、何より小難しくなくて分かりやすい。

アメリカの医療制度に焦点を当てた今回の作品も、今そこにある医療業界の現実を、客観的データと中立的視点で描写するのではなく、ムーア自身の正義と愛国心に基づく主観的視点とその考えを補完する物証や一般の人々の生の言葉を材料に強い主張が行われている。

でも、それがいいんだと思う。
一人の人間の熱い主張がある作品には必ず哲学がみえる。それと自分の考えを照らし合わせて物事を思索することが、きっと有意義なことだと思うのだ。というか、極端な話それがない作品には僕はそれをどう観ていいのかも分からなくなる。
情報の客観的な羅列は、新聞やニュースの一コーナーならそれが役割なのだろうけれど、映画館の劇場で観るものとして、お金を出して観るものとして、やっぱりこのくらいはかましてほしい。

医療制度は、その国の人々の日々の生活に密接に影響する、とてつもなく重要なものだ。それが利益追求の市場原理で行われていいのか、ということが結局言いたいところで、それをムーアはアメリカ人としての誇りというものと直結して論じ諭し啓蒙する。

このファットなアメリカ人の作品が好きなのはその点も大きい。
つまり、この人はもの凄く情に熱く、自分の国とそこに住む(特に貧困層の)人々を溺愛していて、攻撃的な主張とは裏腹に最終的な着地地点は真っ当で保守的で徹底して弱者の味方なわけで、そこがいいのだと思う。
といっても、今回の作品はそのテーマが観客にとってこれ以上なく身近なものであることもあってか、必要以上の企画性や娯楽性はなく、以前の作品ほど過激な試みもない。 というか、後半での刑務所へのアポなし取材シーンを覗けば、ほぼない。いやあのシーンはなくても十分成立しているのでは・・・。

まあ、そんな手法についてのいろいろはありつつ、華氏911にも増して、笑えて泣ける、悲しくてやるせなくて暖かくて優しい、現実の問題としての圧倒的な重みがある、まさにキャッチコピーどおりの「世直しリアル・エンターテインメント」でした。
この映画は「アメリカの医療制度」についての映画ではあるけれど、そこから得られる教訓や観点はそれに限定されたものでなく、とても広く大きいものだと思います。今の世の中へなんらかの危機意識を持つ人には、ぜひぜひおすすめの作品です。
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# by kngordinaries | 2007-09-10 02:08 | 映画、ドラマ
奥田民生トリビュート詳細発表!!アナログ×アジカン!STAN今西。他
奥田民生・ユニコーントリビュート盤収録曲発表
10月24日に奥田民生デビュー20周年記念として発売される「ユニコーン・トリビュート」と「奥田民生・カバーズ」の収録曲が発表されました。「ユニコーン・トリビュート」は、キャプテンストライダム 「ペケペケ」、GRAPEVINE 「ニッポンへ行くの巻」、CHEMISTRY 「自転車泥棒」、シュノーケル 「おかしな2人」、SPARKS GOGO 「ケダモノの嵐」、つじあやの 「ミルク」、東京スカパラダイスオーケストラ 「I'm a Loser」、DOPING PANDA 「ターボ意味無し」、TRICERATOPS 「ヒゲとボイン」、PUFFY 「働く男」、PUSHIM 「珍しく寝覚めの良い木曜日」、フジファブリック 「開店休業」、星グランマニエと東京シュガー・ボーイズ(from氣志團) 「SUGAR BOY」、真心ブラザーズ 「エレジー」、宮沢和史in GANGA ZUMBA 「すばらしい日々」、MONGOL800 「大迷惑」、吉井和哉 「与える男」。「奥田民生・カバーズ」は中孝介 「手紙」、井上陽水 「The STANDARD」、木村カエラ 「マシマロ」、GLAY 「野ばら」、GOING UNDER GROUND 「イージュー★ライダー」、斉藤和義 「カヌー」、ザ・コレクターズ 「花になる」、The ピーズ 「MOTHER」、サンボマスター 「恋のかけら」、THEATRE BROOK 「これは歌だ」、SPARKS GOGO 「ルート2」、スピッツ 「さすらい」、チャットモンチー 「息子」、detroit7 「月を超えろ」、DEPAPEPE 「サウンド・オブ・ミュージック」、HALCALI 「愛のために」、PUFFY 「健康」、B-DASH 「ワインのばか」。
これめちゃくちゃ凄いことになってますね。とりあえず井上陽水とGOINGだけで3000円払えます(いや、どうだろ)。GOING、イージューとはやるなー。順にいくと、まずGRAPEVINEとTRICERATOPSが入っているのがなんか嬉しいです。DOPING PANDAが「ターボ意味無し」をどう調理するかも気になるなー。吉井の「与える男」はなんか想像つきそでつかない。木村カエラの度胸にびっくりです。最も奥田民生が歌ってこその名曲である「マシマロ」って!ハードルが高すぎる。GLAYも驚きだなー。スピッツ、チャットモンチー、HALCALI あたりもかなり楽しみです。まあOT好きを公言している大物ミュージシャンや同世代ミュージシャンはまだまだいるし、もっと凄いものも望めただろうけど、これも相当凄いことになりそうです。楽しみすぎる。

アナログフィッシュ、SIX PISTOLS追加公演にASIAN KUNG-FU GENERATION!!
アナログフィッシュのマンスリー自主企画ライブSIX PISTOLSの追加公演にASIAN KUNG-FU GENERATIONの出演が決定。「SIX PISTOLS-extra」と題され9月18日下北沢シェルターにて行われます。さらに11月の名古屋公演のスペシャルゲストは小谷美紗子、12月の下北沢公演のスペシャルゲストはMO'SOME TONEVENDERとのこと。
うわわわ。アジカン!!きた!公式にアップしないでひっそりとメルマガで先行予約とかやっていた意味がいまごろ分かりました。いや10月のホフディランも11月の小谷さんも12月のMO'SOMEも凄い豪華で素敵なライブイベントではあるのだけど、これは素晴らしすぎる。00年代を代表する2バンドの夢の共演!(←やや誇張あり) この勢いで来年のnanoフェスの出演を勝ち取っていただきたい(やらしい考え)。


STAN公式サイトより「STANメンバーチェンジのお知らせ」。2007年9月30日で今西宏徳が脱退し、新ベーシスト中嶋幸志(なかじまこうし/Mちゃん)の加入が決定。9月のライブは全て今西が担当。リンク先に現メンバー3人からのコメントもあります。
むむー。そうきたかー。とても驚いたけれど、驚きがおさまるとなんだか納得してしまいました。下世話な好奇心から気になることはいくつかあるけれど、全然すんなり受け入れられる。やっぱり今西は「格好よけりゃあなんでもいい」素晴らしい男だったのだなと。

そして、そんな「アディオスアミーゴ」な今西の最後の勇姿が観られる名古屋のSTANライブが急遽決定!!
9月23日『パノラマループ presents“夕景飛行 Vol.1”』というパノラマループというバンド主催のライブで会場は池下CLUB UPSET。必見。

GOING UNDER GROUND、ニューシングルリリース決定!!
GOING UNDER GROUNDのニューシングルのリリースが決定。タイトルは「さかさまワールド」、発売日は10月17日。
ツアータイトルは曲名だったかー。ということはアルバムはどんなタイトルになるんだろう、と非常に気になるところです。いっさんのブログによるとほぼアルバムのレコーディングも終了のようだし、楽しみなところ。

100sの“100s LIVE TOUR 2007 百来来!!!!!!”最終特別公演「今一度音志を洗濯したく候」の(長い)模様を収録したDVDが今冬リリース決定!詳細は未定。
ツアー自体が2,3年に一度のファンにとって貴重すぎるお祭のようなものなのだから、当然作品にしてくれるとは思っていたけれど、早くもDVD化決定。ツアーで観たとおりでも最高だし、最終公演としての特別な趣向があったならそれも楽しみ。とにかく今の中村くんのパフォーマンスは凄いことになってるからなー。

最近のマボロシ日記を見ているともう今にもアルバムレコーディングが終わりそうでかなりワクワクです。それとはあまり関係がないけれど、8月16日分で超名言が飛び出しているのでここで紹介。
『この日プロの力量をまざまざと見せつけた(だれに?)男達。ただし歌詞の内容は一般的なモラルに照らし合わすならばサイテーと言ってよかろう。左端の男がこう言った。
人間性はさがっても、音楽性をあげてやろうじゃないか!
そう、オレたちはもっと崇高な理想を追い求めているから。』
最高である。ミュージシャンたるものこの心意気で誰もがやるべきだと思う(極論)。


吉井和哉の「Hummingbird inForest of Space」とKREVAの「よろしくお願いします」とmonobrightの「頭の中のSOS」を同時購入して、今聴き込み始めておりますが、これ全部凄いんじゃなかろうか。今年の中でも上位に食い込みそうな3枚です。いや、monobrightは来たるべきアルバムが大変なことになってるんだろうなー。
「ワセドン3ワセドン3ワセドン3」「なぁ そうなんないなんて誰が言える? ? ?」「悲しくたって踊るダンスミュージック」
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# by kngordinaries | 2007-09-06 00:43 | 音楽ニュース
ROCK IN JAPAN FES.2007 2日目 その2
monobrightの異常なハイテンションライブを観終え、LAKE STAGE方面に戻っていくと、ステージではエレファントカシマシのライブがスタートしていた。
しかもガストロンジャー!!この日本の現状を憂いながら自分の人生を鼓舞するようなアジテーションソングは、今になってこそその凄みがより実感できる。このタイプの楽曲がその後あまりフォロワーを生んでいない現状こそ、個人的には憂いたいところだ。
そんなエレカシを耳の端で聴きながら、LAKE STAGE近くの噴水のあたりで涼をとりながらしばし休憩。

ここから観たいアクトが連続する怒涛の後半戦。
まずはあの怪物を一目観ようと、GRASS STAGEへ移動。

16時35分ごろ、井上陽水
今年頭の井上陽水奥田民生のライブで初めて生の歌声を聴いたときの新鮮な衝撃が忘れられない。圧倒的に美しく、人間離れしたその歌声の力は、ちょっと他では聴いたことがないものだった。
正直、次のアナログフィッシュまであまり時間がないのだけれど、GRASSとLAKE側との往復は結構体力使うのだけど、1曲でもいいからまた観たいという思いで来てしまった。
そして、ステージにバンドメンバーとともにふらりとあらわれた御大にGRASSの大観衆からどよめきと歓喜が溢れる。Tシャツにジーパンというラフな格好で、いいお年らしいお腹ぽっこりもまた堂々としたものだ。
そして鳴らされた1曲目はなんとアジアの純真!!うねるように捲き起こる大歓声でもうほんと一瞬で場をかっさらっていく。その歌声が響き渡った瞬間、また大歓声。本当にもの凄い。
「いやいやいや、皆さん、ご機嫌よろしいようで」
と、これだけの狂乱状態にも飄々としたたたずまいで話す姿がどうにも面白すぎる。
井上陽水奥田民生のライブが脳裏に甦る。あのthe STANDARD、あの手引きのようなもの、もう恐ろしいくらいに美しかった。
2曲目はMake-up Shadow。ほんと出し惜しみなく名曲連発。
が、その歌声を背にこの辺でLAKEサイドへ移動の時間。うーん、この日のこのへんのタイムテーブルは個人的にほんとに厳しい。

陽水の歌声に名残惜しさを感じつつ、WING TENTに到着すると、すでにアナログフィッシュの面々がサウンドチェック中。
まず驚いたのは、下岡の眼鏡だった。オレンジの縁がとてもいかがわしいダテ眼鏡。やはり彼は独特のファッションセンスを持っている。
ほぼ恒例のようにアンセムの1コーラスなど、たっぷり曲も披露してくれる。
そして、
「なに観てきたの? (観客:「井上陽水!」) あーいいなぁ!俺らも観たかったよ!」
などと下岡が観客とコミュニケーションを取り、
「今日はおもしろい趣向を用意してるから、楽しみにしていて」
と意味深な発言をして一旦ステージを去っていった。

と、ここで最前スペースでライブ開始を待っているところで、隣の人に話しかけられる。関東の人で、3月のSTANライブとここで同一人物を見かけたことで、このブログの書き手だと認識したという。とても驚きつつ、いろいろと話をしているうちにライブがはじまった。


17時10分ごろ、アナログフィッシュ
「最初に言っておきたいことがあるんだけどさ。俺ら今日は全部新曲をやります。こういうフェスってみんな、あんまり関係なく楽しみに来てるでしょ。俺らもそれを信頼してるから」
というような下岡のいきなりのMCにどよめきと歓声が湧き起こる。
ナツフィッシュでポロッと言っていた「全曲新曲のフェス」はここだったか!ライブへの期待感が、さらにさらに高まる。
1曲目はダンスホール
メインボーカル2人が交互にボーカルを取って、さらに弾むビートを叩き出すドラムが合わさって、バンドが一丸となって「ダンスホール」へ強引に連れ去るようなポップチューン。
いきなりの大きな盛り上がりのあとに、いきなり手で音頭を取りながら恐ろしい言葉を連呼し始める佐々木、いわく、
「むりょく!むりょく!むりょく!むりょく!」
観客半分合わせて拍手、半分唖然。の状態のなか、演奏が始まる。当然、これも新曲無力のマーチ~僕らに愛を~。メインボーカルは音頭を取っていなかった下岡だった。超がつくほど覚えやすい童謡的なメロディに乗せて「無力~無力~♪」と歌われるシニカルなロックチューン。
「ROCK IS HARMONY」では、全体的にポップ化したなかで、特に言葉の棘が和らいだ気がしていたけど、これはなかなか強烈だった。
続いてはナツフィッシュでも披露されたマイ・ジェネレーション
「未来は白紙で!僕らは自由だ!」
という後半の叫びが印象的なまっすぐなポップチューンでぐいぐいギアを上げていく。
さらにはFackson Jive。軽やかなリズムが心地よすぎるダンスチューンで、熱を上げていく会場。抜群の演奏と、心地いい歌声とメロディがあれば、耳なじみのない楽曲だろうが、どこまでも楽しめる。フェスという場だから、ということもあるかもしれないけれど、もう天井知らずの盛り上がりだった。
ここで下岡の語りが始まった。Sayonara 90’s前の恒例の語りだ。なれてきたのかよりまとまりを見せながら、しかしより彼独自の中小的な世界への視点の説明になっていて、正直もう理解をはずれた言葉になっていた。
そしてSayonara 90’sへ。噛みしめるようなゆったりとしたメロディのうえを、突き詰めた思考のあとが見える重い言葉が歌われ、サビでそれがふわりと浮かび上がるような感じがする。軽やかにポップなのに、これまででもっともディープサイドの下岡曲だろう。
ここで新曲のみというぶっ飛んだ趣向のライブは全て終了、っぽい雰囲気を見せていたのだけど、最後のアウトロを弾き終えた下岡が袖のスタッフとなにやら会話をし、マイクの前に戻ってくる。
「これで終わろうかと思ったけど、時間まだ少しあるみたいだから、Helloやっていい?」
当然フロアからは歓声が湧き上がって、Helloが鳴らされる。波打つフロア、掲げられる腕。最後の最後で逆に嬉しいサプライズにぐしゃぐしゃな盛り上がりを見せてライブは終了。

最後にはHelloをやったものの、ほぼ全て新曲で貫くその心意気にまずは敬意を表したい。そして、それができるだけのほんとに聴覚にがつんと訴える力のある音楽なんだ、というバンドの自負が見えて嬉しかった。
新曲群もどの曲もそれぞれに魅力があって、特に初めて聴いた無力のマーチには驚いた。確実にさらに幅を広げてる。
ただ、個人的にはSayonara 90’s前の語りに顕著だったけれど、下岡がちょっと全開すぎた気がする。いや、全開はいいのだけど、ちょっと脳内そのまんますぎて伝わらないものになってしまっていたのが気になった。もっと精査してステージからミュージシャンが不特定多数に投げかけて受け止められる言葉に変換して発することができると思う。
非常に慎重に聴き手との距離を測ってきた下岡が徐々に徐々にここまで全開になってきたのだから、ここからの微調整はそんなに難しいことじゃないだろうし、それができたときまた凄いことになる気がする。楽しみだ。

ここで急いでGRASS STAGEへ移動。
タイムテーブル的にアナログを全部観てしまっては、どうしても次のアクトの最初には間に合わないわけだけど、それでもやっぱり急いでしまう。

18時前くらい、ASIAN KUNG-FU GENERATION
GRASSのエリアに入ったあたりでリライトのイントロが聴こえてきて一気にテンションが上がる。同時に怒号のような歓声も聴こえてきて、やっぱり熱く支持されているバンドなんだと実感する。
ぐるりとステージが見える位置にまわってスタンディングエリアに入っていくと続いてはループ&ループ。ぶっといギターリフとグルーヴたっぷりのメロディーが魔法がかったような力で気持ちを高揚させるロックチューン。いきなりの代表曲連発という出し惜しみなさ、フェスのメインステージという場の意味をよく分かっている。
「最近、俺の髪型がまわりに不評なんで、(会場笑) 今日のために美容院に行ってきました」
会場戸惑笑。正直言って「それでそれって・・・」という雰囲気が会場中に蔓延していた感は否めない。ゴッチ・・・。
続いては夏の日、残像。イントロから大きな歓声が上がる。つんざくギターと柔らかいメロディが溶け合った不思議な感触の名曲。
さらにはセンスレス。問答無用の最強ライブチューン。どこまでも飛翔するような曲構成が凄まじい。
大きな盛り上がりのなか、間髪いれずアンダースタンド!もうほんと、こんなセットリストありえない、というくらいの名曲連発に嬉しくなる。
そしてセッション的な音だしかと思ったら鵠沼サーフ。ルーズでグルーヴィーな雰囲気がかっこいいロックチューン。演奏の妙で聴かせる部分ばかりの曲なのだけど、こんな大会場でがっちりとそれができていた。
「今の曲知らなかったでしょ」
と一息ついて後藤が言う。確かにこの雑多な大観衆の中ではこれまで披露した曲の中で一番認知度が低いかもしれない。
「知らない曲だっていいんだよ。楽しんじゃえば。俺もよくフェスとかいくんだけど、知ってるとか知らないとか関係ないんだよね」
この辺の真っ当な音楽ファン感覚をいちいちレクチャーするように話すところが、後藤正史の正しさであり、このバンドの在りようなんだろう。
「次の曲は、みんな知らないと思う。・・・なぜなら新曲だから」
といって、新曲へ。太いリズムと強いメロディも持ったポップチューン、バンドの現在の充実っぷりが感じられる曲だった。
そしてイントロでここまで一気に熱が上がる曲はなかなかないだろうフラッシュバック!!一気に会場の熱を最高沸点まで持っていく。凄い凄い。
さらには遥か彼方!そしてラストは君という花!!もうとんでもない盛り上がりでライブは熱狂の中、終了。

このバンドがこれまで実らせてきた果実の充実っぷりをこれでもかと見せ付けられたようなライブだった。
ただ、その中に一応最新シングルである「或る街の群青」や一応最新オリジナルアルバム「ファンクラブ」からの曲が少なかったことがちょっと気になったところ。バンド側の心情にどんなものがあったかちょっとだけ気になる。
あと、ここ3,4年で現われたバンドがここまで堂々とメインステージのアクトをこなしている様子に、シーンの移り変わりを感じたりも。

ここで怒涛のライブラッシュを終え、ようやく一息つき、食事タイム。
みなと屋のハム焼きの列に並んだり、いろいろしているあいだに今日の大トリのライブがスタートしてしまっていた。

7時過ぎ、BUMP OF CHICKEN
食事を終え、ようやく落ち着いてGRASS最後方で観始めたときにはライブは中盤、プラネタリウムが演奏されていた。すでに陽も沈み、ステージのライティングが眩しいなか、あの藤原くんの独特な歌声が優しく耳に届く。
こんなフェスの大トリは初めてじゃないだろうか。シンと静まりかえって、誰もがステージから紡ぎだされる音楽に言葉に神経を集中させているような雰囲気。
僕はこのバンドのそんなに熱心なリスナーではないけれど、この場で放たれる藤原くんの言葉の一つ一つがいちいち心に突き刺さっていった。やっぱり彼は詩人だなー。
特に煽ることもなく、丹念にしっかりと1曲1曲が演奏されていく。天体観測ガラスのブルース、そしてsupernovaといった本編ラストの畳み掛ける各時期のこのバンドの珠玉の名曲群は凄かった。
アンコールの1曲目は、ダイヤモンド。個人的にこのバンドとの出会いの曲であるこの曲が聴けて嬉しかった。
フェス的な享楽の大トリとは全く違う静かに深く心に響くようなライブのあと、上がった花火はまた新鮮で綺麗だった。

というような感じで2日目が終了。
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# by kngordinaries | 2007-09-04 23:55 | ライブ