ROCK IN JAPAN FES.2007 1日目 その2
100s後、すぐにSOUND OF FORESTに移動、したのだが、もうここはステージのエリア範囲内なのか疑わしいあたりまで黒山の人だかり。
去年の時点でも十分LAKE STAGEを埋められただろうし、いまや普通にヒットチャートのトップアーティストの一人に数えられているだけに、ちょっと明らかにステージの大きさに見合ってない感じがする。アーティストの意向なのかなー。
人気とステージがあまりにアンバランスなのは、双方にとって不幸である。

14時50分、YUI
結局、遥か彼方にステージがあるであろう位置から音だけ聴いているような感じに。拍手が起こったので、ステージに登場したのかな、という感じでなんとなく状況を把握していく。
1曲目はMy Generation。2ndアルバムから強まってきたロック色が色濃いアップチューン。
さらにHighway Chanceでぐいぐいとボルテージを上げていくステージ。
「みなさん、盛り上がっていきましょー」
という全然盛り上げ力のない、弱々しいMCも1年前に比べたらかなり成長してるように思う。楽曲にあらわれているとおり、よりダイレクトに観客と関わりたい姿勢がみえる。
でも、幾多のミュージシャンに比べたら全然だ。で、それがこの人の場合、むしろ信用がおけると思う。
不特定多数の「みなさん」に、早々心は許せないしさらけ出せない。ただ、歌と演奏では絶対に圧倒してやる。そんな繊細でありつつ異常に攻撃的でたくましい、作品まんまの性格の人だと思うからだ。
と、この辺でちょっと場を離れ休憩。後半、現時点で最大のヒット曲だろうCHE.R.RY。そしてバンドメンバー先にはけさせて、アコギ1本で情感たっぷりの熱唱でGood-bye daysを歌い会場をシンと静まらせて去っていった。
まだまだこの人が世界との距離感をジャストに取れるまでは時間がかかると思うけれど、その慎重さによっていつかぴったりとそのピントがあったとき、どれだけ凄いことになるか、どんな名曲が生まれるか、とても楽しみだ。

ゆっくりとまたGLASS STAGEに移動し、軽く食事を取って続いての御大に備える。今年に入って井上陽水とのユニットは観ていたものの、ソロとしてはかなーり久々である。ひたちなかの陽射しのせいではなく、喉はカラカラ。

16時20分、奥田民生
いつもの力の抜けた風情で奥田民生がGRASS STAGEに登場!観客の歓声に軽く手を振って答える姿はかなり機嫌が良さそうである。ゆっくりと音を確かめてから、演奏スタート。
1曲目はイナビカリ。ガシガシとしたリフによってぐいぐいとドライブするアップチューン。初めて聞いたのだけど、キャッチーなリフとメロディのポップさがとてもよかった。
そして続いては2曲目にしていきなりイージュー★ライダー!これフェスでのOTをよく観てる方々には驚きの展開。大体最後まで引っ張ってさすらいとセットのように披露するはずなのだ。が、よくよく考えてみると普通の大物はライブ前半から代表曲を出し惜しまないはずで、その意味では今回こそとても真っ当な曲順なのだった。
当然のように大会場のボルテージは一気に高まる。4ピースでの骨太なイージューはグルーヴィーで最高に心地いい。
続いてはスカイウォーカー。こちらもざっくりとした演奏が異常に心地いいポップチューン。美しくゆったりとしたメロディーが伸びやかに歌い上げられ、その言葉と音で作り出される世界に包まれるような感覚。
この辺でMC。
「えー、今年もまたやってまいりました。やってまいりましたじゃないな。出させていただきまして!・・・ありがとーございます」
と心にもないことを言う。
「毎年毎年出ていますと、だんだん楽屋とかでも微妙な感じにね。なってくるわけですよ。大物が来たら、まあそれなりの雰囲気が漂うんですよ。・・・逆に若手が来てもね、これがそれなりの雰囲気をね。中途半端なんですよ」
と自虐的なことを言う。多分、事実は違うと思う。
「あっ、これは言っておかないと。曲をね、去年くらいからいっぱい作ってるんですよ!もうめちゃくちゃ作ってますよ!出てないけど(会場笑) これ言っておかないと遊んでると思われるんで。全然ずっと作ってますから。・・・・またこれが凄いドンドンできるんですよ。今日出てる人たちに1曲ずつあげたいくらい。今日はやりませんよ!でもすっごい作ってますから!すっごいいい曲ばっかり!」
とここで、今回のフェスの中でも特に印象深く残る名言が飛び出す。
「今、42歳。・・・むしろピーク!」
会場大拍手。
「ピークですよ。すっごいいい曲ばっかできてるんで。てことは来年はダメってことです。その辺を理解していただいて、みなさん残り少ない時間を楽しんでいただければと・・・」
とオチがあったものの、本当に驚きの発言だった。
制作について、基本的にOTは異常に口が重い。いつかインタビューで、この曲を作るのにどれだけかかったとかこれだけ苦労した、なんて語るのはかっこ悪いし音楽の邪魔になる、言っていたけれど、裏返せば実は相当苦しんで時間をかけて作っているということだ。これ以外でもいろんなところでの発言の端々に制作の苦しみを暗に感じさせる発言は多々ある。けして声高には言わないけれど。
だからこそ、この「むしろピーク!」の突き抜けた発言にはほんとに驚いた。新作が楽しみだ。
そして
「あ、これは新曲か」
とかいう感じの一言から未音源化の新曲愛のボートへ。こちらも初めて聞いたのだけど、イナビカリ同様にキャッチーなリフ主体のポップでメロディの強い楽しい曲だった。
続く海の中へでずぶずぶとサイケの波に沈めていき、The Standardで美しいメロディーを聴かせ、直球のラブソングっぷりにうっとりさせる。
そしてKYAISUIYOKUMASTER。野太くかっこいいギターリフと迫力満点のバンドサウンド、コーラスとのかけあい、さらに後半リフでグイグイと上げていく展開。MTR&Y結成によって実った果実的名曲じゃなかろうかと。
ここでMC。ワカ天の話もちらっとしたんだったか、ここで突然マイクの調子がおかしくなる。
「なにこれ? なんかおかしいよ? 大丈夫?」
とかなりのリバーブっぷりでなかなかのトラブルだろうに、全く動じないOT。
そしてそのまま演奏スタート。快楽ギターをめちゃくちゃな音環境のなか、無理やり歌っていく。しかし観客的には演奏から半小節くらい遅れてリバーブ付きでボーカルが届くのだから聴くに耐えなかった。1コーラス終わったあたりでこのマイクトラブルは復旧し、あとはもうノリノリのロックンロールに身を任せればよかった。
あのまま、演奏せずぼんやりと時間が流れたらライブ的にもタイムテーブル的にも影響が大きかったところを、なかなかうまいこと処理したものだと思う。かなり力技だったけど。
そしてラストは大名曲さすらいで終了。
新曲がありつつもベスト盤リリース後ということもあってか、わりとリスナーフレンドリーなフェス向けセットだったと思う。「むしろピーク!」発言も含めて相当に状態がいいことはビシバシ伝わってきたし、もうこうなったら一刻もはやく新作を出してもらうしかないなー。もう十分待ったよ。

ここでまたまたLAKE側へ移動。かなりの往復率だけれど、台風の影響か風が強く曇り気味のため、そんなに体力奪われ感はない。

LAKEに行くとZAZEN BOYSのライブが終盤に、相変わらず独特なMCが耳おもしろい。カキ氷を食したりしながら大トリのコーネリアス前にふらっとWING TENTへ。

18時20分、9mm Parabellum Bullet
静と動のダイナミズムが凄まじい。以前観たときと変わらずとにかく圧倒的に熱を放射しまくる怒涛のライブ空間。いくつかのメッセージが届く曲もいいけれど、やはりこのはちゃめちゃな異物感というか化け物的な狂乱の感覚がこのバンドの真髄なのかもしれない。
数曲だけ観て、大トリのアクトを待ちにLAKE STAGEへ。

入場規制がかかるんじゃないかと心配で仕方なく早く戻ったのだけど、どちらかというとスカスカな感じで逆にびっくりしてしまう。
今年のLAKEはどのライブ前もわりとこんな感じで、開演予定時間にはきっちり人が集るようになっていた。それだけ場所取り感覚が薄れて観客のフットワークが軽くなったということだろう。

そして開演15分前くらいからコーネリアスをただひたすたに待った。
ステージにはなにやら上に組みあがっていたはずの鉄骨の一部が降ろされ、多くのスタッフが集ってなにか準備をしている。

開演予定時間がきても音チェックもはじまらない。ひたすら待つ。

開演予定時間20分超過でついに機材トラブルとのアナウンス。特に会場の苛立ちとかはなく、夏の夕闇の涼しい風を感じながらゆっくりと時間がすぎる。

降ろされていた鉄骨がまた上に上がっていき、そこから垂れ下がった白い幕がステージを隠す。白幕には黄色/白/赤/青のトリコロールに似たsensousのデザインがプロジェクター的な感じで映し出されていた。
その白幕の裏で音チェックがようやく始まる。

開演予定時間から約40分が過ぎ、チャララーンというあのsensousを象徴するような金管の音が流れ出す。

そして、驚愕のアートパフォーマンスが始まった。

19時30分ごろ、The Cornelius Group
セッションのような演奏でスタート。
セッションといってもバラッバラの音象が次第に一つのサウンドを構築していく、コーネリアス独特のスタイル。そして幕はまだステージにかかったまま、4つのカラーはその位置に幕の後ろにいるプレイヤーが音を出している瞬間だけ色があらわれそこにシルエットで演奏者が映し出される、というドリーミーな演出付き。
どれだけ複雑に音が絡まっていっても正確に色の発光と同期が取られている。
そして、
「エイチ。イー。エル。エル。オー。」
と無機質な音声でアルファベットが発せられると同時に幕に横からスライドするように文字が現れ「Hello」と挨拶の言葉があらわれる。続いて「The Cornelius Group」とアーティスト名が表示され、そこでプツッと幕が落ちる。ついにステージが現れる。
「お待たせしました」
小山田くんの一言。ジャーンという決めの音が鳴り響く。カッコよすぎ。
思わず階段ゾーンから立ち上がりスタンディングゾーンへ。
シンセのイントロから1曲目はBreezin’
感覚的で不思議な映像がステージ後方の巨大スクリーンに映され、その手前に平行線上に並んだメンバー4人の姿も現実感がなく浮き立って見える。確実に生演奏されているし、構築的ではあるものの呼吸するように有機的に響きあう演奏ではあるのだけど、それが映像とぴったりと同調している。
聴覚と視覚、それぞれに強烈な刺激を両者が重なりあうようなかたちで与えられると、何ともいえないトランス状態に陥らされる。凄い。
続いてはGum!昨年のSoft BankのCMの印象が強いバッキバキのロックチューン。母音と子音の組合せの妙を遊びながら、一語一語を発音していく歌の構成と合わせて、ビジョンには無数の口があらわれる。それは増殖し、回転し、爆発し、散開する。もう目がくらむような爆音のビジュアルサウンドアート(意味不明)。
続いてはDrop、コポコポとした水の音をコラージュしたオーガニックで爽快なサウンドスケープが心地よすぎるポップチューン。音の絶妙な緊張と緩和がこんなにもモダンに繰り返されるとその快感に抗うことなんてできない。
さらにPoint Of View Point。音響的な耳心地のよさを追求したシンプルで穏やかな水のような音楽。無駄なものを削ぎ落としたポップミュージックとダンスミュージックの結晶のような美しい音の芸術。
「Point」のリリースから6年、ついに初めて生でこの音楽を体感できて、嬉しかった。
Wataridoriはシルエットの鳥が優雅に高速で山や街を駆け抜けていく、その映像と音の異常なまでの体感スピードに飲み込まれてしまう。映像の印象が強いのかもしれないけれど、ケミカルブラザーズのStar Guiterを聴いているときの感覚に似ている。
ほぼMCらしいMCはなく次々と披露されていく名曲と、それに完全にシンクロしためくるめく映像世界にどこまでも酔いしれた。
そして終盤、攻撃的でデジタルなロックチューンCount Five Or Sixのあとだったと思うけれど、あのお馴染み過ぎるイントロが鳴り、Star Fruits Surf Riderが!
もう穏やかな中にドラムンベースっぽいリズムが感じられる前半のトラックからたまらない。映像もどこかノスタルジックでおもしろい。
最後はまたあのライブ前から鳴っていたチャララーンという音からsensous。どこか不穏な美しさのある静かに広がりを見せる音世界。何ともいえぬ深い深い精神世界に落ちていくような感覚。そこで、ライブは終了。

とんでもなかった。
想像を超えた素晴らしさだった。
「Point」を聴いた6年前からいつかどこかでこの音を生で聴いてみたい、と思っていてついに念願が叶ったのだけど、聴けてよかった、とかではなくまた新しい衝撃を受けるライブだった。
もちろんあのイマジネーションの泉のような音楽がただ普通に演奏されるだけのライブパフォーマンスになるなんて思ってはいなかったけれど、こんなにもさらに豊かに次元を広げるようなものになろうとは。

そんな感じで、実はCrneliusライブ中盤でステージ後方にちらちらとGLASS STAGEの花火が見えていたので、ここがこの日の大トリのようなことになってしまっていた。
恐ろしく素晴らしいライブのあと、半ば放心状態ながら翌日に備えて大混雑のなか、そそくさと会場をあとにする。
といったところで初日は終了。
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# by kngordinaries | 2007-08-16 00:39 | ライブ
GOING UNDER GROUND、全国ツアー!!吉井和哉!PUFFY!他
GOING UNDER GROUND、対バン&ワンマン全国ツアー決定!!
GOING UNDER GROUNDの全国ツアーが決定しました。「さかさまワールドツアー ダブルス」と銘打った対バンライブ6本と「さかさまワールドツアー 2007-2008」と銘打ったワンマンライブ8本の計14公演。11月9日熊本DRUM Be-9でのTHE イナズマ戦隊とのダブルスを皮切りに1月20日NHKホールまで。
先月ツアーを終えたばかりのGOINGですが、いつもどおり休む間なく次のツアーが決定しました!というか、7月の名古屋公演でのMCで秋にまた来る!と言っていたわりに名古屋は年明けてからなわけですが。本数もいつもより少なめですが、これは来るべきアルバムリリースツアーとなるのかなー。対バンも曽我部恵一BANDやthe pillowsといった人気バンドからサカナクションのような新進バンドまでなかなか楽しそうなメンツでいいですね。この夏はフェスでも観られなかったし、かなり待ち遠しいなー。

吉井和哉、ニューアルバム詳細決定!!
吉井和哉の9月5日リリースのニューアルバム「Hummingbird in Forest of Space」の収録曲等詳細が判明。収録曲は「Introduction」「Do The Flipping」「Bin」「シュレッダー」「上海」「ルーザー」「ワセドン3」「Pain」「Shine and Eternity」「バッカ」「Winner(album version)」「マンチー」「雨雲」の全13曲で、初回盤は紙ジャケット仕様でDVD付。DVDの収録内容はアルバムのレコーディング風景とWinnerとShine and Eternityのビデオクリップ。
いよいよリリースも近づいてきて、詳細も判明し気分が高まってきました。収録曲名だけでは何も分かりませんが、意外とカップリングも入ってますね。「マンチー」は素晴らしいので、収録されて嬉しい限り。そして、これもう触れずにいこうかとも思ったんですが、やっぱりジャケットが・・・。なんていうか、こ、個性的ですね(引きつり笑い)。あ、その前にシングル「シュレッダー」も楽しみ。

PUFFY、ニューアルバムリリース&全国ツアー決定!!
PUFFYのニューアルバム「honeycreeper」が9月26日にリリース決定。収録曲は「オリエンタル・ダイヤモンド(作詞 : 井上陽水 作曲 奥田民生)」「Ain’t Gonna Cut It(作詞・作曲 Butch Walker/Robert Schwartzman)」「君とオートバイ(作詞・作曲 チバユウスケ)」「くちびるモーション(作詞・作曲 吉井和哉)」「はやいクルマ(作詞・作曲 真島昌利)」「サヨナラサマー(作詞・作曲 山中さわお)」「boom boom beat(作詞 PUFFY 作曲 Anders Hellgren & David Myhr)」「妖怪PUFFY(作詞:宮藤官九郎 作曲:富澤タク)」「Closet Full Of Love(作詞・作曲 Butch Walker/Kara DioGuardi)」「はさんじゃうぜ(作詞作曲 : 真島昌利)」「complaint(作詞 PUFFY 作曲 山中さわお)」「お江戸流れ星IV(作詞 ピエール瀧 作曲 Anders Hellgren & David Myhr)「アイランド(作詞・作曲 チバユウスケ)」の全13曲。さらに10月19日渋谷C.C.Lemonホールを皮切りに12月16日大阪なんばHatchまで全5公演の全国ツアーが決定。
うわわわ!これは凄すぎる。一つのアルバムの中に井上陽水と奥田民生とチバユウスケと吉井和哉と真島昌利の名前が並ぶとは!クドカンとかピエール瀧とういうチョイスも素晴らしいし、外人勢はSplurgeの名曲を作った面々だし、かなり期待できそうです。ここのところのPUFFYの勢いは凄まじいものがあるなー。RIJFのステージも素晴らしかったし。

1回ライブを観たら確実にハマる今年要注目のバンドmonobrightがセカンドシングル「頭の中のSOS」を9月5日にリリース
ペース早い。攻めてるなー。RIJFでのステージも知性と衝動が爆発して異常なテンションになっていて、このバンドがロックとしてとても正しく表現してることがよく分かりました。あとは可能性と才能の埋蔵量がどのくらいあるのか、今後の展開が楽しみ。

OGRE YOU ASSHOLEの2nd Album『アルファベータ vs. ラムダ』が10月3日にリリース決定
またこれ、タイトルの意味が全くもって分からないなー。けど楽しみ。

いずれみんな気付くさ、これはただの日記なんだってで、kyg的現代ロック考察が発表されてました。
うーん、洋楽ロックは得意ではないけれど、その全体的な論旨はなんだかとても納得いく。確かにアークティック、あとフランツもほんとにモダンとしかいいようがないよなー。そして時代性という意味で情報処理能力というか、情報咀嚼力の高い音楽がリアルという意見も非常に納得度が高い考察だ。で、それはいーことだと認めつつ「そーゆー世界に 少しだけ 疑問を感じるときがある」と語るkygにこそ僕は激しく同意します。そこでこそSTANはもがきながら表現を紡ぐべきなんだろう。


ROCK IN JAPAN Fes.に今年も3日間参加してきたんですが、フェス出演に関してはどのミュージシャンもいろいろサイトやブログで書いてくれてるのを読むのが楽しいです。なので、見つけたものをつらつらと紹介。

まずは「42歳、むしろピーク!」と言い切った奥田民生の近況をマネージャーのソイホー氏がOT LOUNGEに書いてます。
なんとRIJF直後からNYに滞在してThe Verbs+奥田民生の新作レコーディングと自身のソロもレコーディング予定とか!うわー、ついに本格始動かな。今年中に新作リリースしてくれることを切に願ってます。

フェス渋滞で間に合わず残念ながら観ることができなかったマボロシの坂間大介Rec日記は速報と写真館の2本立てで
相当な盛り上がりだなー、セットリストも完璧に僕の聴きたかった曲ばかりだなー、と読んでてとてもジェラスなわけですが、SBDのライブでMummy-D観れたからよしとしよう。

100sはスタッフの方が舞台裏を詳しくレポしてくれています。
エレキコミック・やついと中村くんとの歓談の『中村「ゼルダ、感動したっ。」やつい「ゲームバランスが、っていうんでしょ?ライフとって『やった!!』じゃないんだもん!!」中村「(笑)。この場所にライフがあるっていうところに、『スゲー!!』って思うんだよね~。」』という部分がツボ。あとDMCの作者との写真もありますね。個人的にはDMCはあんまりハマラなかったなー。

アジカン後藤日記には、OGRE YOU ASSHOLEやアナログフィッシュ等々と話したという言葉が出てきてなんだか嬉しい。そういうときはやっぱり先輩風を吹かせて、ゴッチは上から目線で話すのだろうか・・・。

TRICERATOPS和田唱はとにかく暑かった熱かったと。
いやほんと真昼の真夏の野外にあれほどふさわしいロックアクトもいなかった。来年も各地の夏フェスに出てほしいなー。


Hit&Runのお祭「ワカすバンド天国」の公式サイトブログ「ワカ天ブログ」をみてるとこのイベント、相当面白いことになりそうです。セッション、コラボ、ワカ天ソング。

9月5日に別冊カドカワ 総力特集 吉井和哉が発売に。リンク先で「私的な思い出の1曲は?世代別・好きな曲アンケート」の回答を募集中。
これ相当読み応えある雑誌になりそうだなー。きっとKREVAのこの取材もこれだろう。OTとかもコメント出すんだろうなー。楽しみだ。
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# by kngordinaries | 2007-08-11 22:17 | 音楽ニュース
ROCK IN JAPAN FES.2007 1日目 その1
行くまでの道中、何度も強い通り雨が車の窓を叩いた。
台風が直撃とはいかなそうだけれど通過するということで、かなり不安定な空模様。ただそれがあの暑さをうまくやわらげてくれるとありがたいなと思いつつ会場へ。

見慣れた会場、ひたちなか海浜公園が近づくに連れ、フェス気分が高まっていく。
思えば、これで5年連続、全日参加は3年連続だったか。と書くともの凄い常連感が漂うけれど、ライブばかり観まくっていて、そんなに会場中の色んな楽しみ方を知っているわけでもない。

翼のゲートを通過しリストバンドを装着してまずはGRASS STAGEを目指す。
途中、SOUND OF FORESTの一発目、キャプテンストライダムの音が風に流れて聴こえてくる。ライブ前半だろうに、なんとマウンテン・ア・ゴーゴー!「山のようにみえる~♪」を合唱しないとELLEGARDENみせねえぞ的なことを言っているのが聴こえてきた。口ずさみながらGRASSへ。

GOODS売り場の大盛況っぷりを眺め、グッズ購入は後回しにしようかなどと考えてフラフラしていると、ステージから出囃子が聞こえる。開始の挨拶こと総合プロデューサー渋谷陽一の朝礼だ。
挨拶を聴きながらGRASS STAGEが見える位置まで行くとステージ後方のビジョンにちゃんと「朝礼」と出ていた。
まず台風の不安な状況について、このフェスが毎年巨大化しながらフェスとしていまもなお大きく変化していること、今年の動員が49000人にものぼること、等を話したあと、昨年のサンボマスターのライブ後のエピソードを語っていた。
そして最初のアーティストを紹介し、ついにGRASS STAGEのアクトがスタート。

11時ごろ、木村カエラ
1曲目はL.drunk、軽快だけど重厚なバンドサウンドに優しいボーカルが乗って、一気にGRASSの草原の熱を上げていく。さらにイントロから大歓声があがるTREE CLIMBERSで一気に疾走するサウンドとボーカル。さらには代表曲リルラリルハと最初からもう出し惜しみのない構成が楽しすぎる。
簡単なMCを挟んで新曲Samanthaへ。噛んで含むように歌い聞かすAメロBメロから激情が溢れ大きな願いを唱えるサビへと飛翔するロックチューン。作品ごとにメッセージを強靭にしていってるこの人のちょっと決定版的1曲だと思う。
さらにワニと小鳥。最新アルバム「Scratch」の中でも異色なミディアムチューンは、その童話的歌詞世界とNIRGILISによる浮遊する音世界によって、なんともいえない情感が溢れ出す作品になっている。
このあたりのゆったりとしながらメロディの強い楽曲は、野外フェスの大会場、つまりは音響がいいとはいえず大味でしか音が伝わらない場でもよく届く。音楽として懐が深く浸透力が薄まらないのだ。
まだアクトは途中ながらこの辺で、LAKEへ移動を開始。
音楽的にも存在的にも、先鋭的な部分もありつつ徐々に丸みを帯びてよりポップな存在に変化して続けてきている木村カエラが感じられるライブだった。「Scratch」「Samantha」以降はさらに加速して凄いことになっていく予感をさせた。
なにしろGRASSがよく似合っていた。

LAKE STAGEに到着すると、まずはその人の少なさに驚く。開演10分前でこの状況はどうなんだろうと思いつつ、するすると最前ゾーンへ。
11時50分、GRAPEVINE
1曲目にいきなりFLY!じわりじわりとテンションとグルーヴを高めていく展開と田中のシャウトで一気に熱を上げていくステージ。
さらにI must be highでその極太で揺るぎないロックンロールを全開にしていく。
「どうもバインです!」
とどこか不機嫌な成分を含んだいつもの声色で田中が口を開く。
「もうなんか、毎年こっちでやっていて、レイクの番人みたいになってますけども」
とこれも毎年恒例の皮肉交じりのステージネタを。
「ここから真昼が似合わない感じになってきますけど、ついてきてください」
的なことを言って、指先へ。今年2月の作品なのだけど、異様なくらいに定番曲の様相を呈したこのバンドの超王道のミディアムチューン。さらにインダストリアルと、宣言どおり真昼のステージとは思えないメロウネスとセクシーなグルーヴで押していく展開か、と思いきやノイズがピリピリと響き始め次第にキーボードのあの静かなイントロへと変化し歓声が上がりバイン史上最強ともいえるロックチューン豚の皿が炸裂。重厚で馬力のある強靭な演奏とダイナミックでドラマチックな曲展開、田中のボーカリストとしての開眼もこの曲の時期だったと思う。ちょっと久々に聞いたけれどやっぱり圧巻。
さらにCOME ON、ラストにはその未来もう一度ギアを上げ圧倒的なロックンロールライブはここで終了。
田中には悪いけど(?)、やっぱりLAKE STAGEがよく似合う。セットリストはここ最近の作品からばかりのチョイスで、今のバンドの状態に大きな自信を持っていることが伝わってくるステージだった。
ただ、2年前のRIJくらいから感じられたスリリングな成長期は越えて、かなり落ち着いた安定期になってきている感じもした。鉄壁のグルーヴを手に入れて、楽曲的にも「指先」で螺旋を描いて新たな王道に到達した感があるこのバンドの今後がますます楽しみ。

13時40分、100s
出囃子にまずは絶句、チャラララ~ンというどこかで聞いたことのある懐かしい旋律が聞こえてきたと思ったら「わたくし生まれも育ちも葛飾・柴又~」というあの寅さんの名ゼリフがひたちなかに響き渡る。場内から大歓声&笑いが捲き起こり、100sの面々がステージに登場。その足取りも異様なくらいに軽やかで、中村くんはステージセンターに立つとマイクスタンドが「それを軸にしてジャンプしやすいかどうか」チェックに余念がなくピョンピョンと跳ね回っている。
そして。
「ど――おお~♪」
というGRASSを突き抜けるような第1声から10年前の中村一義デビューシングルである犬と猫でライブスタート!いきなり爆発的な歓喜に包まれる波打つ会場。大きなうねりがGRASS全体を包む。
「僕として僕は行く」という簡潔にして革新的なフレーズはその独特な心地よさを持つメロディとともに今も新鮮に心の核心を射抜くエネルギーに満ち溢れている。
さらに続いては希望!夏の青空をどこまでも駆け上がっていくような爽快なバンドサウンドが響き渡る。バンドがなんのてらいもなくこのステージに全てをぶつけようとしているのがヒシヒシと伝わる、出し惜しみない強気の冒頭2曲に嬉しくなる。
さらに池ちゃんが激を飛ばしながら会場に手拍子が広がっていき、バーストレイン。爽やかなギターロックが炸裂するアップチューンはこの場に激ハマリ。熱い会場の温度をさらにさらに上げていく。
「100sです!楽しんでるか!俺ら今日は出しきっていくからみんなも楽しんでくれよ!中途半端じゃだめだぞ!俺たちも本気で伝えるから、本気で楽しんでってくれ!」
って、もう博愛博のときのボソッと発しては照れ隠しで笑っていたあのシャイなシンガーソングライターは何処へというMC。彼のような繊細で微妙なメッセージを有したアーティストがフェスという場でここまでざっくりと大きく言葉を放てるなんて、「OZ」「ALL!!!!!!」で実った果実はとんでもないものがある、と今さらながら思った。
続いてはHoneycom.Ware、「ALL!!!!!!」ツアーで機能的なダンスチューンとして生まれ変わったこの曲が軽やかに会場を乗せていく。
さらにA!最強のライブアンセムにうねるように波打つ観客、掲げられる腕。
本当にあまりにも出し惜しみない本気のセットリスト。100sというバンドが完全に打って出る体勢が整っている証拠だろう。
「知ってる人は一緒に歌ってください!!」
との一言で始まったのは、ももとせ。イントロの力強い音だけで胸が熱くなる。「ALL!!!!!!」の中心に位置するどこまでも雄大で優しい名曲。絶唱と形容したくなるくらい中村くんのボーカルが凄まじい。この1曲に込められたどうしようもなく熱い想いがビリビリと伝わってくる。
後半「ららら」の大合唱部分ではもう壊れたようなテンションで会場の音頭を身振り手振りで取り、歌い上げたあとは笑い転げてステージに寝転がってしまった。
少しの沈黙のあと、奏でられた曲はなんと1,2,3!!またとんでもなく嬉しい選曲ではあるのだけど、正直あの絶唱のあとでボーカルは大丈夫かとも思った。案の定、少々フラついて力が入っていなかった。この曲順は無茶だよなー。
しかし、やっぱりこの曲も魔法がかったような引力を持つとてつもない1曲だ。大サビのうねるようなメロディ展開から「そう!」というシャウトから再びギターが空気を切り裂くその瞬間のダイナミズムたるや、圧倒的。
さらにいきるもの!もうほんとに無茶。そうとしか言えない。限界を超えてる。そんな超アップチューンで、ボーカルのへたりつつもひたむきな歌声とファンク魂炸裂のアフロキーボーディストのアジテーション&クラップ指南でGRASS STAGEを熱狂の渦へと誘っていく。
ラストは当然キャノンボール。このバンドがこの曲とともにこの場所で産まれた、というそんなドラマチックなエピソードがあってもなくても、この広大なGRASS STAGEの隅から隅まで「僕は死ぬように生きていたくはない」という重く強いメッセージは十分な威力を発揮して、そのしなやかに高揚するサウンドとともに会場に行き渡っていたと思う。
いやもう、圧巻。野心溢れる最強のセットリストといい、「ALL!!!!!!」ツアーよりさらに進化した中村一義のテンションとパフォーマンスといい、今の100sは本当に強い。
もう中村くんのパフォーマンスなんて、これまでの客席に向けて手をかざしたり指差したりや、がに股仁王立ちや、ステージを左右に軽やかにステップしていく動きとか、そんな見栄えのいいものではなく、もう歌舞伎の見得を切るような感じというか、芸人がおちゃらけたポーズを取るときのあの片足立ちで手を広げてるポーズというか、全身で表現した結果かぎりなくコミカルになってしまう一部のロックスターに見られるある種の到達点まで行ってしまっていた。いいか悪いかは別として。
このバンドの楽曲のクオリティは、このフェスの出演陣の中でみても非常に高いものがあると思うけれど、パフォーマンスのテンションやアティチュードの熱の高さも他に負けないものなんじゃないかと感じた。
あーもう、8/25を最後にまたしばらく休憩期間となるのだろうけど、これだけの熱量を放射していたらそれも当然なのだろうけど、絶対次に向けて早くスタートを切ってほしい。

100sライブの興奮がおさまらないなか、次のアクトに向けて移動を開始。
続いては、明らかに人気とステージが見合ってなさすぎるあのアーティスト。



というところで長くなってきたので次回に続きます。
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# by kngordinaries | 2007-08-11 03:41 | ライブ
RIJ2007 三日目終了!
全てが終わってしまいました…。夢のような音楽空間だった。

結局RIPは半分だけにしてRADに行ったんですが、RIP全部観ておけばよかったなー。前半だけでも最高すぎました。

RADはもうちょっと予習してからいけばよかったかなと。

今回は参加が直前でいろいろどたばたでしたが、結果的には行ってよかったなー。

今まで行ったなかでも過ごしやすい感じで、体力の消耗も少なく、結果的に三日目までかなり元気に思いきり動けました。

あー終わってしまった。
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# by kngordinaries | 2007-08-05 23:46 | 携帯から
RIJ2007 三日目休憩中
フジファブリックを待ちながらマンゴーフラッペを食してます。

トライセラ最高でした!フェスという場がこんなに似合うバンドもなかなかないなー。
圧巻。

今日は大渋滞にハマッてしまい、マボロシを見逃してしまい大ショックだったんですが、そのあとのアクトが全部よかった!
KREVA、PUFFYどちらも出し惜しみない全力のステージ。

フジファブリックのあとはRIPとRADを綱渡りして見る予定。可能かどうかはやってみなけりゃわからない。
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# by kngordinaries | 2007-08-05 16:27 | 携帯から