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ROCK IN JAPAN FES.2007 3日目 その2
15時20分ごろ、TRICERATOPS
PUFFYのときは陽射しが雲に隠れ気味だったけれど、いきなり暑い!昼過ぎの直射日光に焦げるステージにトライセラの3人が登場!
音を確かめるようにまずはブルージーなセッションで会場の熱を上げていく。渋みのあるサウンドだけれど、そのグルーヴ、そのドライブ感はとても攻撃的なパワーに満ちている。
そして鳴らされた1曲目はRock Music!!フェスという場にこんなに似合うロックチューンもないだろう。渋いギターリフとクールなサウンドが熱いLAKEのボルテージを上げていく。
さらに2曲目はなんとRaspberry!今年デビュー10年目の彼らのデビューシングルにして普遍の名曲。イントロのギターリフだけでどこまで高揚させるマジカルな名曲中の名曲。この2曲、ライブ冒頭として最強だと思う。
ここで、軽い挨拶を挟んで今のところの最新シングルにして、バンドの到達点的大名曲僕らの一歩へ。何気ない日常のひとコマ、一言を題材に、あくまでカジュアルに生きるということ、他者と寄り添うことの本質や大切さなど大きなテーマをど真ん中から描ききるこのバンドの真骨頂。じんわりと胸に染み込んでいく優しいミディアムチューン。
さらに後半は、WARPトランスフォーマーと最近の代表曲にして高性能なライブチューンを連発して、グイグイとさらに会場の熱気を底上げしていき、ラストはロケットに乗ってでダメ押し。
もう圧巻のライブだった。というか、このバンド、フェスが似合いすぎる。誰も置いてかないポップさと純粋に楽しめる演奏の確かさと豊かさ。RIP SLYMEとかスカパラとかドーパンとか、もう音が流れたら理屈ぬきで楽しくなってしまう鉄板アクトたちに全然ひけをとらないと思う。
つまり今後もどんどんフェスに出てほしい!ってことが言いたいわけですが。

16時30分、フジファブリック
この辺からとても天候が怪しくなるなか、1曲目はいきなり!間奏での志村の「イエー!」の雄たけびから一気にヒートアップ。さらにTAIFUに繋げてくるあたりが心憎い。というかまだまだ若手バンドの分類だろうに、貫禄すら感じる堂々としたパフォーマンスが素晴らしい。
「さっき聞いたんすけど、水戸の方は豪雨、らしいですね。(観客驚) ま、フジファブリックが終わってから雨降りゃいいかなと思って。・・・嘘、嘘」
といった志村の相変わらず飄々としたMCがおもしろい。
続いてはいつのまにやら金澤くんがトランペットを用意しており、その音を合図にこの時点の最新シングルSufer Kingへ。彼らお得意の変態的ダンスチューンをおかしな方向にこねくり回したような異形の爆裂ナンバー。音的な広がりと中盤のトリッキーな展開等、音楽的に素晴らしく面白いだけでなく、歌詞と志村の歌唱というかシャウトがまた凄いという、とにかく恐ろしい1曲。
さらには陽炎、と完全フェス仕様の出し惜しみない展開が嬉しすぎる。
そして披露されたこの時点でまだ未発表の新曲パッション・フルーツがまた凄かった。浮遊感のあるディスコティックなリズムに乗って、アイドル歌謡のようなメロディでふわふわと歌い上げる志村の歌唱がなんだかいけない世界の匂いを醸し出す、劇薬ドリーミーポップス。
もうロックバンドとかいう枠も越えて面白い音を出す先鋭的なポップス集団みたいになってきてる。
後半は劇薬的ダンスチューン、ダンス2000銀河、というこれまた完璧なフェス仕様でガツンと盛り上げてくれた。しばらく新譜リリースが止っていたバンドとは思えない、異様で怒涛な現在進行形の勢いを感じるライブだった。次の新作が楽しみだ。

LAKEの素敵ライブ3連発を終え、ここで微妙な天候を気にしつつ、GRASSへ向かう。
いよいよ、この楽園もラストが近づく。

17時40分、RIP SLYME
FUMIYAがステージに上がり、モニターに映像が流れる中、流れ出したトラックはなんと楽園ベイベー!!うわわわ。最高すぎる。説明不要な圧倒的パーティーチューン。ステージを縦横にかけながらフロウする4MCがかっこよすぎ。
さらに2曲目はブロウ!!これまた最高!ポップ・ミュージックの至宝!浮遊感と疾走感が自由自在な無限の広がりを魅せるトラックが素晴らしすぎる。もうGRASS全体が揺れているような錯覚が起こるような熱狂っぷり。
さらにはGALAXY!・・・まーほんと、圧倒的というか、別格というか、ここまでフェスが似合う音楽が他にあるのか、と思ってしまう素晴らしいパーティー空間。
さらにはUNDER THE SUNとまだまだヒートアップしていきそうな雰囲気のなか、残念ながらそろそろLAKEへ向かう時間となり、GRASSをあとに。

18時50分、RADWIMPS
びっしりとシートゾーンまで人がびっしり埋まったLAKEステージ。昨年末にリリースされた新作で一気にロックシーンのトップに躍り出たこのバンドのライブに対する期待感で一種異様な雰囲気に包まれるなか、RADWIMPS登場!
1曲目はます。。このバンドらしい新感覚なんだけどいきなり耳に馴染むギターリフで突っ走る爆発ロックチューン。スタンディングゾーンはもうぐっちゃぐちゃに歓喜が爆発し、人の波がうねりにうねって大変なことに。
さらにはギミギミック。これが聴きたかった!と思わず感涙にむせびそうになる最強ポップ炸裂!音遊びと言葉遊びと焦燥感と魂の叫びが溢れ出すエモーショナルなアップチューン。
新世代のバンドが登場するときはいつも、既存の音楽とはどこかが決定的に違う新しい価値観を持って現われる。RADはその新しい部分が多すぎてほんとに細かな要素からいちいち画期的だ。その作品を必死にライブと言う場に現出させようとしている姿が感動的だった。
イーディーピー~飛んで火に入る夏の君~遠恋25コ目の染色体、等々、新旧織り交ぜ矢つぎばやに披露される名曲たち。
ステージに合わせて全パートを合唱する人や、祈るようにステージを見つめる人、そしてどの曲にも熱くエネルギーを発散させる人、観客の熱量が本当にハンパじゃない。多くの想いと願いが託されたバンドなのだということがよく分かった。
本編ラストは野田イズム大爆発のレゲエチックな名曲いいんですか?で終了。
そのあとはアンコールに答えて味噌汁’Sの登場。あ、味噌汁’Sとは鼻眼鏡をかけたいでたちの、彼らの変名バンドらしい集団のことらしいです。これ、定番なのかな。
「味噌汁’Sです!僕たちが本当のトリです!」
という宣言でジェニファー山田さんを披露して去っていった。この辺のユーモアの感覚はまだまだこれからゆっくり理解していくとしよう・・・。
そして当然おさまらないオーディエンスのアンコールで再びメンバーがステージに登場し、ヒキコモリロリンを披露。
「ありがとう。こんなに純粋に『今死んでもいいな』と思うことはなかなかないよ。でも生きてたいと思うし……生きてて、一回でもこんな気持ちになれたらいいな、っていう気持ちに、今なっていると思います」
と野田くん語る。この辺の雰囲気はどこかバンプ藤原君とも通じる精神性を感じる。現代の吟遊詩人。
ラストは有心論。このバンドの表現のステージを一気に引き上げた画期的な名曲。ドラマティックにうねり変化する曲展開、一筆書きのような勢いで疾走する感情の洪水がめくるめくジェットコースター感を産み、曲が終わり一つの結論が提示されたときに感じる圧倒的カタルシス。ロック史に残る大名曲だったりするんじゃなかろうか。

といった感じで3日間の楽園もここで最後のアクトが終了。

今年は例年に比べれば過ごしやすく、快適に3日間過ごせました。
音楽に包まれたこの空間はやっぱり特別で、素晴らしかった。
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by kngordinaries | 2007-09-20 01:03 | ライブ
TRICERATOPS"COME VOYAGE WITH US TOUR"名古屋ダイアモンドホール
ファンクラブ優先のAに続くBの一桁という良番に恵まれた今回のライブ。

さあどのくらいの順番か、列に入っていくと5階にある会場への階段の列を3階まで上がれてしまった。何回も来ているダイアモンドホールでこんなに手前で待てたのは初めてだった。

ロッカーに手早く荷物を押し込み、CDJ0405Tシャツでフロアに向かう。
凄い。がら空きだ。
といっても最前は当然埋まっていて和田唱側に妙に人が寄っているのがおもしろい。わざわざ後ろにいくこともないので林幸治側の4列目あたりに陣取る。このくらい大きなライブハウスでこんなにいい位置にきたのは民生出演のロックロックat難波ハッチ以来だった。

入りは8割くらい、こないだのスネオより若干多かったかも。客層は年齢層が高い。僕より前に10歳くらいの女の子が二人いたのには驚いた。しかもライブ中も慣れた様子で音にのっていたし。最近の若いのは凄いね。

※この先、ツアー中のライブについて容赦のないネタバレの嵐です。航海中の船長の方々はご注意ください。(ツアー終了したのでMore機能はずしました)

SEのかっこいいロックンロールがやけに大きな音で鳴っている。
思わず体が動いている人、多数。と、そこでさらにSEのドラムがさらに大音量になり大きなスケールのビートを刻むなか、3人が登場!!
いきなりの大歓声のなか楽器をセッティングしていく。空気を震わすドラムがSEと同じリズムを刻み始めるとすぐにスウィングするベースと切り裂くようなギターが一気に重なり、重厚でしなやかなロックになった。
Now I'm Here
和田唱の歌声も最初から安定している。キラキラしている。完全にドライブしている演奏にフロアは早くも盛り上がる。落ち着きがあるテンポで、ボトムの低いサウンドが躍動していて心地いい。
Parachuter
ギターのソロから疾走感溢れるこの曲。林の間奏などでのピョンピョンと飛び跳ねるしぐさにつられて飛び上がるフロア。
Ace  アイラブエスカレーター  
ほとんどMCらしいMCもなく(イエーとかフォーとかは数限りなくあり)たて続けに鳴らされる楽曲は凄い熱量をステージから放っている。
時々照明がフロアの手前まで照らすのだけど、初めて浴びた。異常な熱さだ。こんな中で楽しげに演奏する3人に拍手。
JEWEL  GOING TO THE MOON
休みなく続くロックンロール。そんなにBPMは早くないのに、そのグルーブに乗せられて心拍数が上がっていく。音が耳に入れば自然と乗ってしまう感じなのでとても楽だ。身を任せていればいい。そしてそんな中でスッと心に入ってくるのが美しく変容するメロディー。最高だ。

ここでMC。いつも以上にカミカミであわて気味の和田唱は、つまり絶好調。林幸治は新幹線に乗り遅れ、次の線に乗りおばちゃんのとなりに座ってきたそうだ。
「弁当食おうと思ったら、おばちゃんも同時に弁当開きだすからさ、すっげー気まずかった」
とのこと。
そして吉田佳史。ここが地元のうちのドラム、という和田唱の紹介にステージ中央の最前まできておじぎで大声援に答え、すぐに定位置に戻る。
そして話はあのCMの話に。
「あれ観た?あの衝撃的な映像。俺ら、え?サンクスのCM?いいじゃんいいじゃんって感じでOKしたんだよ。で、観てみたらなんか俺らの曲が流れてるときにお弁当がどーんと出てんだよ!あれは衝撃だったよ」
との和田唱の言葉におおいにうなづく林&吉田。
「みんなあの曲のときに弁当をイメージしないでね。そういう曲じゃ・・・ないから!」
さらにMCは続き、今度は万博の話に。
普通に客席と会話して本気で情報収集に努める3人。そしてマンモスはどうやって運んできたのか、臭いのか論争が巻き起こる。
冷静に見て、和田と林の意見のすれ違いは氷付けと冷凍保存のお互いの定義のずれに原因があると思う。客席、延々続くまとまらない議論にすっかり和む。
「こんな話、楽屋でやろうよ」
という置いてけぼりの観客を救う吉田の一言で段取りに戻る和田唱。おおげさでなくほんとーに長かった、このMC。
「次にやる曲はたくさん作った曲の中でもベストの一つだね。どこが凄いかは・・・あ、あとで言うよ」
GUATEMALA
美しいメロディーとシンプルな演奏が心地いいミディアムバラード。
「どうどうどう?いいでしょ。・・・そうそうどこがいいかっていうとね。コードがシンプルなんだよ」
と、Aメロを再現してみせる。
「日本の音楽って結構コードいっぱい使う曲が多いんだよ。例えば・・・」
と、2,3パターン弾いてみせていた動きを止め、
「ん?これどっかで聴いたことあるな」
と言っていきなり『瞳を閉じて』を歌いだす。「前回のツアーでもやったよ」と当然の突っ込みが入る。
Big Bag Blues
和田唱がスチール製のアコギを弾き歌われた。

そしてアルバムに込めた想いを和田唱が一人で語る。ほんとに正直な人なのかアルバムの歌詞を拾い集めたような言葉達だった。嘘のつけないタイプなのは間違いない。
ラストバラード
このバンドの得意技の一つである極上のスローロックバラッドの最新版。ラブソングの要素がゼロで、自分という存在について歌っているところが、今までと違う。赤裸々な言葉と美しいメロディーの名曲。
Fly Away
サビで一気に爆発するメロディーにあわせたダイナミックなアレンジと、演奏の集中力、美しい照明の演出と全てが相まって、極上の味わい。
Gothic Ring
ゴリゴリのギターリフにカジュアルな歌詞と美しく上下するメロディーという組み合わせが俺たちの個性、とは最近和田唱がよく言っているけど、この曲はそれをよく表している気がする。
Believe the Light
盛り上がるフロアに怒涛のインプロビゼーションが襲う。ベース、ドラムの音に酔った。
そしてさらに沸点を高めるイントロが響く。
ROCK MUSIC
熱いフロアをさらに熱くするハードでダンスなロック。よく分からないくらいぐちゃぐちゃにこのバンドの長所ばかり詰め込んだようなこのサウンドで盛り上がらない手はない。
GROOVE WALK
さらにさらにイントロで爆発的に盛り上がる定番ソング。もうあげあげでなにがなんだか。
THE CAPTAIN
さらにエッジーなギターのこの曲で駄目押し。といってもサウンドに似合わずソフトなメロディーと、クールなビートがヒートアップしすぎない盛り上がりを生んでいた。
エベレスト
気付けば長いMCのあとはまた延々と楽曲の連続だった。そしてそれがほんとに楽しかった。本編ラストはどこまでもメロディアスなずっと進んでいく意志を歌ったこの曲で、会場はやわらかな空気に包まれた。

そして大拍手のアンコールには全員それぞれに物販Tシャツの装いで。
FEVER  ロケットに乗って
もう上がるしかない。熱すぎる。飛びまくるフロア。さらに上げようとするメンバー。
ぎりぎり限界まで盛り上がり、大歓声の中アンコール終了。

さらに熱い拍手の中、再度3人がステージに。
Any Day
手拍子が巻き起こるNewアルバムのアコースティックなこの曲でステージは幕を閉じた。

完全にバンドが流れを作ってコントロールしたライブだったと思う。凄くプロの仕事なんだけれど、それを本気で楽しんでいてやり過ぎない範囲ではっちゃけてもいる。日曜だったこともあってかなりいろんなお客さんがいたようだったけれど、閉演後に廻りをちょっと観ただけで、バンドの圧勝っぷりがよく分かった。

セットリストもツアー折り返しということもあってか完全に全体のフォルムが出来ていた。今のベストなんだろうな、と納得のいくものだった。

しかし、ItもFavorite St.も過去の名曲もまだやってない曲が山ほどあるんだよな。とんでもないな、このバンドは。
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by kngordinaries | 2005-04-12 00:28 | ライブ
奥田民生 OH!MY RADIOに寺田セラトップス!!
OTの13年ぶりのレギュラーラジオを聴いた。これが僕が聴く2回目のOH!MY RADIOだった。
冒頭、OTから告知があった。

「今回含めてあと2回で終わります

……ショックだ。うきうき聴き始めてすぐそれですか。
Hit&Runの4月からのスケジュールにないわけだ。

昨年の4月、ひとり股旅スペシャルやOT10ツアー、シングルの連続リリースが発表されて盛り上がり始めたときに始まったこのマイラジ。最初はJ-WAVEとその系列でしか聴けないと思っていた。秋ごろにどこかのサイトで意外といろいろな地方FMで聴ける事が分かり、僕の地元でも聴く事ができると分かった。それからはチャンスをうかがい秋に一度とそして今回やっと聞けたところだったのだ。

来週で終わるそうです・・・。お疲れ、OT。

自販機で間違ったときに流れる曲は?とかなんとかいう木村カエラの問いにOTの答えはウアホ。そしてフルコーラスで電波にのるウアホ。OTいわく電波にのったのは相当ひさしぶりだろうとのこと。隠れた名曲、天才だ、とも。いや、本気で僕もそう思ってますけど、なにか?
木村カエラから「早く答えてパパー!パパー!」との呼びかけに
「パパって言ってましたね?そういう年の差ってことか。・・・月20万でどお? みたいな」

そんなささいな(?)トークも普段聴けない身としてはかなり嬉しかったのだけど、この日はゲストが豪華だった。もはや伝説の2.28寺田ライブつながりなのか、プロモーションの時期が重なったのか、おそらくその両方により、寺岡呼人氏とトライセラトップスの御三人が登場。

前半は寺岡氏のみ登場してトーク。アコギを常備してフォークロックの名曲を巧みにジングル化して次々と披露。中盤からトライセラトップスも登場してとてもにぎやかなトークが展開。ひとり蕎麦屋や、ハイテンション、奥田民生と和田唱の出会い等々、基本的に和田くんが話題の中心にいた(別に当人が引っ張っていたわけではなく周りが盛り上げてました)。一応進行は呼人氏のはずだったけれど、わりとぐだぐだ。

僕は勝手に、ずっと前から奥田民生と和田唱という10歳はなれたミュージシャン2人に、目にみえない確かなつながりを感じてしまっていたけれど、こういう光景を聴くとさらに確信してしまう。というかもっとこういった交流が広がるといいと思った。

やっぱり長く続けていく実力と環境と覚悟がないバンドは、こういう力の抜けた感じのミュージシャン同士の交流というものがなかなかできないわけで。トライセラもやっとその辺のコンディションが整ってきたところだろうと思う。くるりもいろいろとスタイルを広げているし、バインもFTK&Kやスキマのレコーディングに参加している。このあたりのいわゆる邦楽ロックが大衆化しきった以降に出てきた、王道から踏み外したひねったスタイルでないとロックできなかった世代のバンドも、ここ数年で一通り淘汰されてきた印象がある。
ぜひ目の前の最高の音楽生活を送っている先輩を手本にしていってほしいものです。

和田唱がリハで声出し代わりに歌っているという荒野を行くさすらいがちらっと聴けたことは今日の収穫。邦楽のカバーの弾き語りとかもっとやってほしい。

そして来週の最終回ではcompからの曲が聴けたりするのだろうか。僕は聴けないけれど(涙)。



マイラジHPはこちら。この日の写真もアップされてます。
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by kngordinaries | 2005-03-22 02:42 | 生活
TRICERATOPS
初めて聴いた彼らの曲は「マスカラ&マスカラス」だった。

「君がマスカラつければ 僕はマスカラス
こんな関係だって 二人は一緒だね ずっと」

なんだかよくわからないけれど、異様にかっこいいギターの音と甘いボーカル、歌われるちょっとユーモアも感じられるくらい飾り気のない「ラブソング」な歌詞に、ちょっと体温が上昇するのを感じた。
雑誌に載っている写真を見てももの凄く普段着で、地味だった。妙にこぎれいな外見も、ボーカルの長髪もそのころのほかの若手のロックバンドとまったく違う美意識を持っていることが強く伝わるものだった。

僕の中で一番強く印象にあるのはそのビートの新鮮さだった。洋楽好きな人ならそんなに新鮮でないかもしれないけれど、あのころあんなにヘヴィーなビートのロックはメジャーなところでは奥田民生くらいしかいなかったし、それでいて踊らせるポップネスを持っている音楽なんて完全に異端だった。
もちろんこの90年代後半の時期は、J-POPの激動期で、宇多田ヒカルやDragon Ash、椎名林檎といった新しいフィーリングで音楽を作る存在が次々とシーンに登場してきたときだった。いろいろな面で価値観が更新されていった時期だったと振り返って思うけれど、唯一あまり変化のなかったものは歌詞だと思う。
誇張して何かを語ることが人の感情に強く訴える、という認識は少なくともロック界隈ではどんどん確かな真理であるかのように扱われていたような気がする。
そんな中で
「僕のルーク・スカイウォーカーのTシャツは君だけを抱くのさ」
と歌うロックバンドはどれだけ異質なものだっただろう。

愛や勇気や希望や絶望や夢や現実といった言葉は簡単に言葉に出せても、そこにはっきりとした実感を持たせることのできる表現が、世の中にどれだけあるだろう。その言葉を出すことで逆に作品が薄っぺらくなるのなら、出さないほうがいい。
トライセラの歌詞はこのうえなく個人的なストーリーを語り、明快な答えなんてないこと、いっつも視界は曇っていること、確信がもてないことを歌い、しかしちっとも自分が不幸だなんて運がないなんてかっこ悪いなんて思っていないのだ。いつだって自信を持ちたくて、たまに自信を持ってでもやっぱりがっくりきて、また歩いていく。そんな主人公を歌う。
そんななかでふと浮き彫りになっていくなにかは、すっと心に忍び込む。強くリアルな手触りを持つ表現が、どれだけ心強いことか。

最新アルバム「THE 7TH VOYAGE OF TRICERATOPS」は、そんな彼ら独特の表現が、抜群に冴え渡っている。もともとシンプルながら、広がりを感じさせる大きな空気感をもっていたサウンドはより躍動感を増し、曲調はさらに振れ幅が広がり、より表現を深くしている。前作はロックバンドとしての強靭な体力と攻撃性が発揮されていて、突き進む決意が感じられる強いアルバムだった。今回はそれに比べて、音がずいぶんと優しい。全体を包む空気が柔らかい。歌われる歌詞もかなりしなやかに、弱い部分もさらりと表現されている。
自分が弱い存在であることを認めた主人公が語る決意は強い。カントリー調の曲とか、そこはかとなくユーモアがちゃんと入っているあたりも非常にバランスが取れていて、日常感がある。生活に寄り添ってくれる優しさをもったロックアルバムといった感じがする。

最近のインタビューでもバンドが語っているとおり、一回りして自分達の王道に戻ってきた感もあるけれど、明らかにらせん状に一段上に昇っている手ごたえが感じられるアルバムだ。
でもこの次はどうなるかわからない。なんでかといえば、それは人生と一緒でリアルな表現であればあるほど予定調和にはならないからだ。
だから信頼できるんだと思う。
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by kngordinaries | 2005-03-07 21:36 | 音楽
TRICERATOPS!!のみ!
TRICERATOPS!LIVE DOCUMENTARY完全限定放送中!!
ExiciteMusicのTRICERATOPSスペシャルサイトにてシングル「THE CAPTAIN」に封入されたパスワードを入力すると24時間のあいだだけ、2004年11月17日に行われた“JEWEL TOUR”恵比寿リキッドルームのライブドキュメント映像が観られます!1月28日~2月7日までなのでお早めに!
ついいま観終わりました!!いつになく落ち着いたライブ前の和田唱のインタビューとライブ映像が織り成すバンドストーリーがとても感動的でした。前から公開されていた映像はわりと編集がぶつぎりでしたが、今回は流れがスムースで伝えたいことが芯にあるいいつくりです。
オレンジライターのインプロ、JEWEL、アコギでのセッション等、このバンドのライブでの表現の幅をきっちり魅せていて素晴らしい。ROCK MUSICのイントロはほんとガツンときます。
TRICERATOPSは異様に演奏が上手いし曲のクオリティもハンパないのでライブはそれだけで楽しいのですが、メンバーの演奏中の細かい表情などが観られるとまた別角度の魅力があります。特に永遠のロックキッズ、夢見がちなギター小僧、ステージ上の和田唱は芸術。桜井和寿や吉井和哉にも匹敵する存在だと思う。立ち居振舞いだけで大きなメッセージを投げつけているような。

TRICERATOPS”COME VOYAGE WITH US TOUR”チケット先行発売!!
12月にJEWEL TOURを終えたばかりですが、アルバムを3月2日に発売してすぐまたTOURです!いまスペシャルサイトにてチケット先行発売中!
アルバム、よさそうな予感がします。前作LICKS&ROCKSはゴリッとしたメロディアスなロックが最高だったわけですが、今回はJEWELの爽快なポップさ、THE CAPTAINのソリッドなロックでいて穏やかなグルーヴ、エベレストの感情の振れ幅めいっぱいのメロディーからして、このバンドのど真ん中な傑作になりそう。つまりそのTOURも最高ってことか。

和田唱、REVERSLOWのレコーディングにギターソロで参加!!
和田唱がREVERSLOWのアルバムレコーディングにギターソロで参加。リンク先FROM REVERSLOWの2005/1/29のDiaryに「SCHOOL OF ROCK」と題して(TRICERATOPSじゃないほうの)林くんが書いています。
「さっそくレスポールをマーシャルに直で突っ込むと、なんかそれだけでどんな夢でも叶う感じ。上手く言えないけど、すごくときめくんだよね。そんな音が鳴ってた。
そしてもちろんそんな夢を叶えてくれる魔法のようなロックンロールギターを、和田君の指先が次々と繰り出してくる。
思わず声を上げてハイタッチ。最高だよ、マジで。」
思わず声を上げてハイタッチって。その光景が目に浮かぶ。(TRICERATOPSじゃないほうの)林最高。

TRICERATOPSのオフィシャルのPHTO&DIARYでも2ショット観れます。TRICERATOPSのアルバムレコーディングも終了した模様。
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by kngordinaries | 2005-02-01 01:42 | 音楽ニュース
COUNT DOWN JAPAN 0405 レポート 29日その2
16時30分ごろ、民生ライブの興奮冷めやらず、やたらにはしゃぐ自分。
意味をなさない記事を投稿してしまったりしつつ、TRICERA待ちでフロントスペースに居残る。後ろ目に陣取ったものの前が埋まりきる様子がないためじりじり前へ。GOINGも民生もそうだったけど、ほんとにかなり近くで観れて申し訳ない気分。ただこの位置にいるということは当然、激しく体力を消耗するわけで、あとで痛い目に遭う。この時点でも足がだるかったけれどまだまだ序の口だった。

16時50分ごろ、TRICERATOPS
リラックスした様子で手を振りながら3人が登場!ゆったりと音を確かめたと思ったら、いきなりノイジーなギター炸裂でロケットに乗って。そして新曲jewel、彼らの曲はいつも王道感にあふれていてこの曲も、新しい曲なのに観客は戸惑いゼロでノリまくる。
フェス会場でいつも思うのは、これだけ多くのロックファンが確かにいるのだということだ。ぶっちゃけシングル「jewel」の売上枚数はここで楽しそうに踊っている人数の3,4割にしか値しないはずだ。もちろん買った人が全員来ているわけはなくて、みんなレンタルしたりスカパーなどでPVを録画して擦り切れるまで観たりしているのだろう。そうじゃなければこんな熱気はありえない。jewelを例に出したけど、他の幾多のアクトでもそれは感じた。みんなロックが好きで音楽が好きで、時間やお金をなんとかしてここに来て、楽しんでいる。
Feverの4つ打ちのビートがさらに観客を上げていく。
ifはしっとりとしたアレンジでじっくり聴かせる。
MCが意外なくらいさらっと終わり曲にいくかと思いきや「あっ、忘れてた」と和田唱。
「俺たちTRICERATOPSです。知らない人もいるだろうし。俺いつもこういうこというの忘れちゃうんだよな。トライセラトップスです。よろしく!トライセラとトップスは、あの、ワンワードね。離しちゃいけないんだよ。トライセラトップス、だから」
む、これから略して読んじゃいけないのでしょうか。
そんなMCのあと始まったのはオレンジライター。そう、jewel Tourのあの怒涛のソロ&インプロビゼーションが大炸裂。それぞれのプレイヤーとしての凄さがよく分かる。インプロ後半、どんどん疾走感が増していき圧倒されていた観客がどんどん乗せられていく様が圧巻だった。そしてそのままの流れで熱いコール&レスポンスからROCK MUSICになだれ込む。しかも春のアルバムのツアーで熱狂を呼んだ洋楽ROCK名曲メドレー。残念ながら僕は半分くらいしか曲を知らなかったけれど、今年の2本のツアーで得た武器をこのビッグステージでガツンと魅せてくれたことも含めてとても嬉しかった。
最後はTHE CAPTAIN。今年頭にロックンロールなアルバムをリリースし、ライブハウスを細かくまわるツアーを活動の主軸として、その1本1本のクオリティを高くこなしたバンドが、これほどポップで、でもロックのダイナミズムを持った楽曲に行き着いたそのストーリーはとても感動的だと思った。

17時50分ごろ、一青さん少し観るつもりが疲れてしまいお腹も減り休憩。
食事はケバブとフライドポテト、ペットボトルは邪魔になるから飲み物はHainekenに。もともとあんまりビール好きではないけど、夏フェスで飲むとむちゃくちゃに美味しいのでここでも飲んでみたけど、ありゃ夏の魔法ですな。普段飲むのとおんなじビール。ケバブはんまい。
ちらっとGARAXYとMOONを覗く。the band apartと野弧禅。バンアパはなかなかメジャー感あふれるシリアスなロック。野弧禅は知ってる曲より大分古きよきフォークロック感の強い曲を演奏していた。
まだお疲れモードでリクライニングスペースで少し休む。175Rがもれ聴こえてくる。相当な盛り上がりを感じつつ、すぐにフジファブリックの時間がきて休みたらない体を無理やり起こして歩きだす。

19時50分ごろ、MOON STAGEすでにかなりの人が集まっている。フジファブは「桜の季節」と「赤黄色の金木犀」しかまともに知らないけれど、なんだか気になっていたしちょうどぽっかり時間が空いていたので全部観るつもりでいた。
20時5分ごろ、フジファブリック
嫌な予感は的中、知ってる曲が1曲もなかった。でも決して退屈しなかった。曲調がレトロというか独特の歌謡テイストがあるのにしつこくなくて、バンドの演奏もピシッとしまっていてここちいい。ボーカルの歌とメロディーも独特のノリがあるのだけど言葉のセンスがいいのか凄く耳に気持ちよく届いた。リズムも4つ打ちだったりシャッフルだったりわりと多彩で、若手にありがちな同じ曲調が連続することもなし。で、ボーカル志村のMCがまた嫌味なく、でもなんかひきつけるものがあって、とにかく重さや深刻さや退屈を感じることのないライブだった。
でもそのカラッと乾いた表現の奥に深さがあるような気もして、すでにこのバンドの魅力にはまり始めている気がする。

20時40分ごろ、間髪いれずレミオロメン
EARTH STAGEに後方に着くと、すでに2曲目の五月雨(携帯レポでは1曲目途中と書いたけど何を根拠に1曲目だと思ったのか・・・。CDJクイックレポートで確認しました)。打ち込み導入のこの曲。かなり好きだ。さらにこのバンドを初めて知った曲フェスタはかなり熱かった。RIJ04でもそうだったけど、抜群の演奏力でMCをあまり入れず突っ走るさまがとてもかっこいい。
深呼吸モラトリアムと新曲を連発。深呼吸はその名の通りの曲としかいえない。深呼吸をすると落ち着いたり、すっきりしたりする、そんな当たり前のごく小さなことをスケール感のあるサウンドで描き名曲を作りだす。このバンドらしい曲。ライブではおなじみらしい新曲南風はとんでもなくポップで限りなく澄んだ歌詞が印象的だった。次のアルバム、そうとうよさそう。
最後は3月9日。本当にこのメロディーと歌声はなんともいえない不思議な力が感じられて凄い。普段どんな音楽を聴いてる人でも気に入りそうな、強いポップネスを持ったバンドだと改めて思った。

21時45分ごろ、ホットドッグを買ってクロークへ。微かな期待を持ってGARAXY STAGEを覗くが、すでにスタッフ後片付け中。エルレ、またいつか。
クロークで疲れきった身体に鞭打って身支度を整え、会場をあとに。フェス途中で1度外を観たらしんしんと降っていた雪もやんでいて一安心。
でもやっぱり寒すぎですから!
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by kngordinaries | 2005-01-02 02:08 | ライブ
TRICERATOPS"JEWEL TOUR" 名古屋E.L.L レポート
開演前のBGMはU2「ALL THAT YOU CAN'T LEAVE BEHIND」だった。

大抵のLIVE前BGMって聴いたことのない玄人な選曲だったりするので、驚く。でも、不思議と納得。トライセラもU2のようにPOPでスケールの大きなスタジアムロックを鳴らすバンドだと思っていたからだ。U2とトライセラがシンクロしてライブへの期待感が高まる。
「Beautiful Days」「Stuck In A Moment」ときたので「Elevation」「Walk On」を聴ける思っていたらTRICERATOPS登場!!
もう、U2のことは忘れた。

「King Of The Jungle」「CARAMEL TEA」
かっこいいリフが疾走するロックチューンでLIVEはスタート。和田唱の声とギター、林幸治のベース、吉田佳史のドラム、全てががっちり噛み合っている。のっけから飛ばす。特に和田唱の歌いっぷりのきれが凄い。一言でいってロックスターでギター少年でエンターテナー。

ここでMC。
和田唱(以下 唱)「イエ-、どう?俺達はここから、このツアーを、あ、あら、新たなことをやっていこうと思ってる。音楽が、俺たちが音楽をこんなに好きなんだってことを、もっともっとみんなに伝えたいんだ」
つんのめり気味な勢いで決意を語る。
伝えたいことが多すぎて、伝えたい気持ちが強すぎて、和田くんのMCはいつも噛み倒したり、唐突に脱線したりする。
唱「じゃあ今までやったことのない曲を。ビートルズのカバーなんだけど、ライブではやったことないんだ」

「You Won't See Me」「摩天楼」
ビートルズのカバーからメロウな摩天楼へ。
「人は夢見る為に生まれて来ているんだ 僕だってそうなのさ」
後半のMCでこの歌詞そのままのことを言っていて、いつも思っていることをまっすぐに詩にしていることがとても伝わってきた。
「MECHANICAL FRIEND」「ロケットに乗って」
乗りのいい曲2連発!演奏に確かな躍動があって体を躍らせ、心を弾ませる。この辺でハモリが抜群にきれいなことに気づく。林がハモることも吉田がハモることもあるけれど、どちらも凄く美しい。

ここでエレキを外し、椅子がセットされアコギにチェンジする。
「Just The Way You Are」
唱「ビリー・ジョエルの素顔のままでって言う曲、知ってた?歌詞でこういってるんだ。『君は素顔のままでいい 流行の服を着なくていい そのままでいいよ 髪を染めなくたっていい 素顔のままでいい』ってね。・・・俺ね。この歌詞、あんまり共感できない」
ライブハウスにどよめきと笑いが湧き上がる。説明によると少し流行りの要素を取り入れたり髪を染めるのだってしていいじゃん、ということらしい。ここからどんどん話が脱線していく。
唱「(髪が)長いのが好き、とか短いのが好きとかいうじゃん。俺はどっちもいけるよ」
林「1週間ごとに(好みが)変わるよね」
唱「そうそう!そうなんだよ」
林「先週は竹内結子が好きだったけど今週は矢田亜希子。とかね」
このあともしばらく男子校のようなトークが展開。演奏中の緊張感や集中力が嘘のような脱力したやわらかな空気が場内に広がっていった。

「Be My Baby」「Touch Me」「Everest」
「Everest」は未発表の新曲。確かな足取りで前に進み続けよう、というようなミディアムテンポの力強い曲だ。トライセラのミディアムテンポの曲は不思議な美しさがある。

「Rain」「GREEN」「オレンジライター」
「GREEN」!!ライブで聴けたら、と思っていた曲が実際演奏されたときは本当に嬉しい。
そして怒涛のインプロビゼーション。メンバーそれぞれ見せ場があり、いちいちかっこいい。他の2人が演奏している間に和田唱が手早く次の曲用にチューニングを変えていた。プロだ。

「Can't Take My Eyes Off Of You」
誰でも知ってるダンスミュージックのクラシック。インプロに圧倒されていた観客も一気に飛び跳ねる。そしておなじみのイントロからこの曲!
「Raspberry」
デビュー曲にして最高のダンスナンバー。ロックバンドでこれだけ踊らせるバンドはなかなかいない。でもサウンドは渋味もあるロック。このバランスが今も変わらずトライセラの持ち味だと思う。
「Jewel」
そして最新曲!曲調やリズムの感じ等、ちゃんと時代とともに進化しながら、曲のきもは初期の曲と変わっていないように思える。原点回帰ともいえる曲。その共通点は言葉では表せないけど。
開放感のなかで本編終了。

アンコールが凄まじかった。
「GOING TO THE MOON」「ROCK MUSIC」
「ROCK MUSIC」のイントロはいつも聞くたびに鳥肌がたつほどかっこいい。タイトルも音も歌詞も、本当にこのバンドの一つの大きな節目のような曲じゃないだろうか。
「ROCK MUSIC 欲しいものは それだけ」

そしてダブルアンコールはまだレコーディングもしていない新曲。
「The Captain」
出だしからびしっとしびれるような爆音のロックチューン!Aメロがメロディーがほとんどないリズムを刻むような歌い方で、とてもかっこよかった。
来年早々にシングルになる予定らしい。

こんな曲を聴かされたら、次のツアーもくるしかないな、と思ったところでライブは終了。

最後に、どのタイミングだったか覚えていない和田唱のMCを残しておきたい。ファンにはおなじみのリフの話になったときのことだ。観客から笑い声が上がる。
「いや、今日はリフは話さないから、まあ、まあね。さんざん話したからね」
といってそれでも短めにまとめてリフについて話したあと、こう続けた。
「でもさ、やっぱり伝えたいことっていうのはずっと伝えてかなきゃいけないんだよ!ずーっと続けてかなきゃいけない、と思うと果てしないんだけどさ。うん、ここにだって初めて俺らのライブに来る人がいて、そういう人にはさ、やっぱり伝えないと、やり続けていかないと、いけないと思うんだ」
結局、ちゃんと曲の例を出してリフ講座をしたあと本題であるハモ講座を行い(ゴスペラーズの曲も!)次の曲へ移っていった。
いつも、めいっぱいのサービス精神をもち、過剰なまでの伝えたい想いを抱えているからTRICERATOPSはポップさを失うことなく素晴らしいロックを生みだし続けられるのかもしれない。
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by kngordinaries | 2004-11-05 01:32 | ライブ
TRICERATOPS"JEWEL TOUR" 名古屋E.L.L 直前
TRICERTOPSの存在を知ったのはシングル「Mascara&Mascaras」。

次のアルバム出たら買おう!と思いながらタイミングを逃していき、「Going To The Moon」のヒットあたりからちょっと離れた。
結局初めてちゃんと聴いたアルバムは「DAWN WORLD」、その後「TRICERATOPS GREATEST HITS」を聴き、ROCK IN JAPAN2003でLIVEを観て、「LICKS&ROCKS」を聴き「LICKS&ROCKS」ツアーに行く気まんまんだったのが諸事情で断念。レンタルで「THE GREAT SKELTON'S MUSIC GUIDE BOOK」も聴いた。

そしてとうとう今日、初めてのLIVE!
ワンマンLIVEはアーティストそれぞれに独特なので、初めてのときは少し不安だ。

TRICERATOPSの場合、和田唱のキャラクターやメンバーのルックスの良さから、結構アイドル的人気がありそう。僕もこのバンドにはほかのバンドへの想いと違って、華やかな瑞々しい魅力を感じているし。
アルバムツアーじゃないし、曲も知らないものが多いかもしれないというのも不安。一応、「King Of The Jungle」をレンタルしてきていま直前予習しているけど。

好きなアルバムは、といわれたら「LICKS&ROCKS」、曲はといわれると悩む。「ROCK MUSIC」「TATTOO」「Gothic Ring」「GREEN」「2020」「Groove Walk」・・・ときりがない。どれも違う魅力があっていい。あ、「jewel」!絶対やってくれそうだ。

てわけで行ってまいります!あーやばい。

※上記のとおり、大したファンじゃありませんが、それでよければレポート書くので読んでやってください。ちなみにツアーはまだまだ始まったばかりなので、ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。
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by kngordinaries | 2004-11-03 14:58 | 音楽