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tobaccojuice ゲストライブ@今池HUCK FINN
アナログフィッシュのツアー”Hello Hello Hello Hello”名古屋公演に行ってきた。

場所は今池HUCK FINN。小さい場所だとは知っていたけれど、地下1階のフロアに降りるとその狭さに驚く。この日の入りは100人ちょっとくらいの感じだったけれど後ろまで埋まっていた。一応、収容人数250人らしいけどそれだけ入れたら身動きとれなそうだった。

客層は男女比2:8。年齢層は普通に10代後半から20代くらい。おしゃれな感じの女性が多かった。

この日のライブはスペシャルゲストとしてtobaccojuiceというバンドが出演した。
雑誌でちらっとみた記憶があるくらいでほとんど知らない。まずはそのtobaccojuiceからライブはスタートした。

tobaccojuiceはアナログと同じスリーピース。
ドラム以外の前二人も座った状態でアコギ、ハーモニカ等いろいろ使って落ち着いたサウンドを聴かせてくれる。
曲を知らないので何ともいえないけれど音楽はアコースティックなブルースという感じで、アナログを聴きにきた客には退屈とも思える静かなもの。ただ、そこに乗せた歌詞が切れ味が鋭くテーマがシリアス。2曲目が「兵隊のうた」という曲だったのだけど歌詞に「愛する人のために この国のために 僕は人を殺した」というような歌詞があったりする。ボーカルの歌も歌詞が熱いときは熱く冷めたときは冷たく、とてもまっすぐな印象を受けた。かなりのロマンチスト。
世界のどこかで不幸な出来事が起きているときに君の靴紐がほどけたことを、冷たい風が吹きつけたことを偶然だと思わないで欲しい、というような歌詞の多分「カウボーイ」という曲名の曲も心に残った。
後半にはアップテンポの曲もあり、少し盛り上がる。最後の曲「ガーベラ」はかなりポップな味わいもあってもっとも聴きやすくいい曲だった。ラジオで流れているのを聴いた覚えがあってこれこのバンドの曲だったのか!とちょっとうれしかった。

ゲストといっても3,4曲くらいかと思っていたけれど、結局は40分くらいのセットでtobaccojuiceのライブは終了。このぐらいの時間があるとバンドのいろいろな側面が観れて、楽しい。

そしてメインアクトアナログフィッシュのセッティングが始まる。普通に本人が準備していても前の方のお客さんがキャーキャー言ってないのが不思議だった。小さいライブハウスでは当たり前のことなのだろうか。僕の中ではアナログはとてつもない才能を持ったバンドで、でかい存在になるのも時間の問題だと思っているので、ほんとに不思議。

で、一度もステージからはけることなく、3人で顔寄せ合って相談する微笑ましい一幕もありつつ、ついにアナログフィッシュのライブが始まった!

tobaccojuiceのオフィシャルHPはこちら
by kngordinaries | 2004-12-12 13:54 | ライブ


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